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おうち映画(海外)を5本

2019年06月19日 | 映画(海外)

 

「風が吹くまま」
4Kレストア版
原題 LE VENT NOUS EMPORTERA
1999年 フランス、イラン
【シネフィルWOWOW】 

これまたアッバス・キアロスタミ監督作品
TVクルーたちが向かっているのはテヘランから西へ約700km離れた山村
ひとりの老婆が死を迎えていると聞き、葬儀の様子を撮影するのが目的なのですが、村人には、死を待っているとは言えず、「宝を探している」と嘘をついています
主人公はTVクルーの責任者の男性で、彼が村人たちとの交流を通して人生の意味を見い出していく姿を描きます
キアロスタミ監督作品の中で自分には一番理解出来ない、退屈な内容でした 

多分、記憶に残るのは、携帯で会社や家族と連絡を取るためにわざわざ車で数分の小高い丘の上まで何度も走る滑稽さと、夫婦喧嘩をしながらお茶を出す奥さんの逞しさ、くらいかな

 

 

 

 

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
原題 EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE
2011年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】 

父親を9.11で亡くした少年・オスカー(トーマス・ホーン)が、クローゼットで見つけた1本の鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描きます
発達障害を持つ少年が、一番の理解者であった父親(トム・ハンクス)を亡くし苦しみながらも成長する姿、彼の成長をじっと見守り続ける母親(サンドラ・ブロック)の姿に「僕と世界の数式」を思い出し、女親としては辛かったですが涙涙でした
出演シーンはそれほど多くありませんが存在感抜群なトム・ハンクスでした

 

 

 

 

「ザスーラ」
原題 ZATHURA
2005年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】 

ロビン・ウィリアムズ主演で大ヒットした1995年制作「ジュマンジ」のSF版と言えば分りやすいでしょうか
両親が離婚し、父親と暮している3兄弟
自分のことしか考えていない長女に喧嘩ばかりしている長男と次男
ある日、父親が留守中に次男が地下室で見つけた古いボードゲームを動かしたことから、何と家そのものが宇宙に飛び出してしまうのです 

次から次へとやってくる災難
ゲームの中から現れた宇宙飛行士は敵か味方か?
仲違ばかりしていた3兄弟は無事に地球に帰れるのでしょうか
都合の良いところには目を瞑って面白かったです(^_^)

 

 

 

 

「ピアノ・レッスン」
原題 THE PIANO
1993年 ニュージーランド、オーストラリア、フランス
【シネフィルWOWOW】 

19世紀半ばのニュージーランドを舞台に、1人の女性と2人の男性が1台のピアノを媒介にして展開する三角関係を描きます

美しいピアノの音色に惹きこまれます

写真だけで遥々イギリスからニュージーランドの森林地帯へ嫁ぐ女性も哀れ
ピアノ第一で現実的でない妻の愛し方を知らない夫も哀れ
女性を愛してしまった使用人の男性も哀れ 

最後になって三者三様の“愛”が描かれて納得

多分、時間が経てば細かいところは忘れてしまうであろう映画
記憶に残るのは海辺に放置されたグランドピアノの映像と、女性の義指だけではないかと思う次第

 

 

 

 

「ジーサンズ はじめての強盗」
原題 GOING IN STYLE
2017年 アメリカ
【ムービープラス】 

突然の年金打ち切りで先の生活が見通せなくなった元・同僚、ウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)の3人はまさかの銀行強盗という命がけの大勝負を決意します
何だかんだでトラブルもあるも無事(?)銀行強盗を終えた3人
面白いのは逮捕後です
きちんとアリバイは作ってあるし、面通しでは事情を察する中国人の女の子が庇ってくれるし
何といっても強盗を指南してくれた男にはニンマリです!
これを書いたら面白さが半減してしまうので書けませんが^^ 

銀行強盗は悪事ですが映画の中の話なので許しましょう(#^.^#)
3人のオスカー俳優の起用が大成功した作品と思います

 

 

 

 


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