映画・体脂肪計タニタの社員食堂

 

2013年　日本

 

 

「体脂肪計を作る会社の社員がデブでどうする！」

会社存亡の危機に立つタニタが起死回生の為に打ち出した新型体脂肪計の発表戦略とは？

 

我が家でも以前から使っています

今使っているのは体組成計で

体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、筋肉量、筋肉量スコア、推定骨量、体水分率

が測定出来る優れものですが

実のところ、毎日測るのは体重だけで、宝の持ち腐れです

購入した当初はせっせと測定しましたけどね

 

 

新商品発表会まで残り三か月

体脂肪率40％超
社長の息子で副社長・幸之助（浜野謙太）と社員3人・太田（草野イニ）・福原（小林きな子）・丸山（宮崎吐夢）が元・ぽっちゃり体型の栄養士・菜々子（優香）の協力を得てダイエットに励み結果を公表するというのが新商品発表会の目玉なのだが、運動嫌い、高カロリー＆高脂質メニュー大好き、大食い、早食いのメンバーは果たして厳しいダイエットをクリアできるのか？

 

私も一昨年～去年にかけて3kgほど落としましたが、この映画の肥満メンバーほどダイエットに苦しむことはありませんでしたので、正直ダイエットが、それほどに辛いものなのだということが分かっていませんでした

重要なのはメンタル面

食べたいものが食べられない辛さ、激しい空腹感に苛まれる時に何を支えに頑張るか

菜々子の「大切なのは自分を嫌いにならないこと、その為にはどうするべきなのか」という言葉には自分の辛い過去の体験に裏打ちされた信念があります

 

今まで何ひとつまともにやり終えたことがなく父親である社長（草刈正雄）からダメ呼ばわりされ、社員からも見下されていた幸之助がダイエットに励む過程で徐々に変化していくところは、ちょっと感動ものでした

 

社長のブレーン・小泉専務（酒向芳）と社員食堂の調理師・光子（渡会久美子）＆信子（藤本静）も良かったです

渡会さんは三河弁を使っておられたので調べましたら愛知県出身とのこと

親近感が湧きました

 

皆さんのぽっちゃり体型特殊メイクには笑えます

いかにも、なんだけど実際ぽっちゃりの時にはそれだけ余分な物が体についているんですよね～

 

菜々子が実はぽっちゃり男性が好きというオチには、あらまぁ、です

ま、そんなものでしょう(^_^)

あまり期待せず招待券を使って鑑賞しましたが

悪くない映画だったと思います

 

 

エンディングの矢野顕子「さあ、召し上がれ」♪を聞きながら

「ラーメン食べたい」♪が思い出されたのは何故かしら

キケン！

 

 

お肉より先に野菜を食べること

野菜は大きめに切って調理し、よく噛んで食べること

なるべく油は使わずオーブンを活用すること

きちんとお出汁をとって味付けは薄めにすること

 

実践してますよ

毎食毎食は無理ですけどネ

 

 

名古屋パルコ東館8Fにある映画館で観賞しました

ここで観賞した帰りには必ず4Fの本屋さんに寄るのですが

東直子（ひがしなおこ）さんの著書が『あ行の作家』のところにあって愕然！

この本屋さんには二度と来ない！と憤慨しつつ『東直子』のところに勝手に移動させておきました！

『東直子』コーナーがあるのに『あ行の作家』ってどういうことよ

書店員さん、あまりにもヒドイではありませんか…