「ハンガー」
原題 HUNGER
2008年 イギリス、アイルランド
1981年、収監されたIRAのメンバーが信念を貫く為、ハンガーストライキを実行した、北アイルランド紛争の実話に基づいた映画です
台詞はほぼ無し
その分、訴えてくるものは力強いです
目を背けたくなるようなシーンの連続に吐き気を覚えるほどでした
何があそこまで彼らを突き動かしたのでしょう
主役のマイケル・ファスベンダーの役作りに感服でした
「ブーリン家の姉妹」
原題 THE OTHER BOLEYN GIRL
2008年 イギリス、アメリカ
16世紀のイギリス宮廷を舞台に繰り広げられる愛憎劇
国王の寵愛を受けながら、異なる道を歩むことになる美しい姉妹の悲劇的な人生を描きます
妹の夫役のベネディクト・カンバーバッチ目当てで観たのですが、ほんのチョイ役、それも打算で妹を売った情けないお人好し男の役でした(^_^;)
姉妹を演じたナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンセンがハマっています
タイプの違う二人の女性
自分は、強さと優しさを併せ持つ妹より、積極的に自分の人生を切り拓こうと画策する野心家の姉に、より共感を覚えました
「クレイマー、クレイマー」
原題 KRAMER VS, KRAMER
1979年 アメリカ
ダスティン・ホフマン vs メリル・ストリープ
仕事仕事で自分への思いやりに欠ける夫に愛想を尽かし、家を出た妻
何故、妻がそんな行動に出たのかも分からず、仕事と幼い息子の世話に奮闘の日々が始まります
やがて、妻から子供の親権をめぐる裁判を起こされ、自分に向き合うことを余儀なくされた夫
最後、妻の家出直後はヒドイものだったフレンチトーストを息子の為に上手に作るシーンにホロリときました
「メッセージ・イン・ア・ボトル」
原題 MESSAGE IN A BOTTLE
1999年 アメリカ
新聞社に勤めるテリーサ(ロビン・ライト・ペン)が休暇中、海辺をランニング中に手紙の入ったビンを拾います
手紙は亡き妻に贈った愛のメッセージでした
誰が、いつどこでこのビンを海に流したのか
やがてビンを流したと思われる男性・ギャレット(ケビン・コスナー)を突き止め、訪ねます
自分は新聞社の人間で、手紙を記事にしたこと、流した主を探していたことを切り出せないまま、テリーサとギャレットは愛を深めていくのですが…
悲しく切ない大人の上質なラブストーリーです
泣けた…
「西遊記~はじまりのはじまり~」
原題 大話西遊之三藏付魔
英題 JOURNEY TO THE WEST:CONQUERING THE DEMONS
2013年 中国
流石、中国
冒頭、残酷シーンの連続
CGと派手なアクションにも見飽きてB級映画と思いつつ何故か目が離せず最後までしっかり鑑賞
意外に面白かったです
エンディングにはまたヤラレマシタ(^_^;)
続編の公開はいつなのかしら?
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