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平山瑞穂「遠すぎた輝き、今ここを照らす光」

2015年12月03日 | は行の作家

 

新潮文庫
2015年5月 発行
351頁

 

 

月刊誌記者として働く小坂井夏輝、31歳
取材先で中学の同級生・瀧光平と再会する
かつて周囲を見下していた瀧を夏輝は疎んじ、片や誰彼なく優しくする夏輝を瀧は偽善者と嫌っていた
だが、次第に夏輝は瀧が抱える痛みを、瀧は夏輝の葛藤を知るようになる

 

 

ベタな展開の恋愛小説です
いつもなら「ふ~ん」で終わってしまう物語のところ、夏輝と光平の内面描写に共感できる部分が多く、ラストも想像できていたのに思わず微笑んでしまいました
二人が中学時代から理解し合えていたら、と思いますが中学生には無理な話ですよね
地に足がついた恋愛小説
平山さん初読でしたが悪くない印象です♪

 

 

 


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