笑説、これが北海道弁だべさ 西本伸顕 北海道新聞社
図書館で 借りました。 でも、後で買おうかなぁって思わされました(笑)
道民必見!!文字通り北海道弁解説本です。
北海道は 殆ど標準語で会話が成り立っている…と思いこんでいる道民を
こ!こんなにも「北海道弁」を使っていたのか!!
と衝撃と驚きをもって読める本です。
私のお気に入りは、北海道弁で読む古典名作選
川端康成の雪国が、北海道弁に変換されると こうの温かい文章(?)になるんだ!と
感動の涙が出ます(笑)ちょっと、冒頭を紹介すると…
「国境のなまら長いトンネル抜けたら雪国だったんだわ。
闇夜だっちゅうのに辺りは白いんだべさ。
(なしてって、雪積もっているからだべさ)…
なまら、いいっしょ?(笑)
夏目漱石の「我が輩は猫である」になると…
「オラ猫だ。 名前なんかまだないんでないの。
どこで生まれたもんだか、な~んもわからんのさ。
したけど、なんか薄暗いじめじめしたとこで、
ニャーニャー泣いていたことだけは憶えているんだわ。…
この、愛すべき北海道弁の 絶妙な言い回し!解って貰えるかなぁ(笑)
道民も、元道民も抱腹絶倒間違いなしです!
他に「お笑い北海道方言辞典」も入ってます。
オススメ!
本の元は 筆者の富良野をテーマとするサイト「サラダハウス」のメインコンテンツの一つだそうです。
「サラダハウス 富良野」で検索したら、一発で出てきました。