実家でクリスマスクッキーを食べる。
さて。実家でごろごろして、夜に都内に戻ってきました
…戻ってくると。投げに行かずにいられません。
「ちょっとだけね」と呟いて、一人でひょこひょこホームバーへ投げに行きました。
ふふっ。お気づきの方は皆無だと思いますが、私はかつてこのお店のことを「ホームになりつつあるバー」と表現したことがあります。今日は「ホームバー」と書きました。ホームになったのです!
…実は長いこと『人と深入りしたくない症候群』だった私は、ずっとダーツバージプシーをしてました。お店を5つくらい転々としてたのです。
でも今日ね、このお店に足を一歩踏み入れた途端
『おおぉぉぉぉ~~~っ!!!ミホさん!!』
と、2人の店員さんに同時に声をかけて頂いたのです。そのかけ声たるや、一瞬何が起きたのか分からずに後ずさりしたほど(笑)。
目をパチパチさせてる私に左側から「みほさん、ボクのこと覚えてますっ?ほら、髪型変えたけど、ボクですよ!」と本業はお笑い芸人の店員さん。右側から「みほさん、僕がいない時に一回来てくれたでしょう?」とバーテンもしてる店員さん。
…私はなんだか感動してしまいました。だって左側の店員さんは、私が先月一回だけゲームの相手をしてもらって以来会ってなかったし、右側の店員さんは同じくその時にカウンターでちょこっと話をしただけだったんですもん。いや、私は皆さんのことは覚えてますよ。だって店員さんなんだもん。でも店員さんは、毎日すごい数のお客さんの相手をしてるわけです。一回しか来ない人だっているでしょう。なのに一目で思い出してくれるなんて。。「それが仕事じゃん」っていう人もいるんだろうけど、そんなこともないと思う。「愛想の悪いサービス業の店員は断じて許さない!」私ですが、反対にこういうホスピタリティには妙に感動してしまうのです。
なのでその瞬間、決めました。「ここをホームにしよう」と。
そして私がそう思ったその日に、このお店も私を「常連さん!」と認定(?)してくれて「常連さんボード」に貼る写真を撮ってくれたのです。居場所が、決まった。
そして、そんな良き日に、私は初ハットトリックを出したのです(ハットトリック=ブルに3本入ること!) 。運命じゃ。
…実はね。去年の12月を境に私にはさまざまな変化が訪れました。激動の一年だった。仕事もプライベートも、自分なりにすごく苦しかったり傷ついたり闘ったりした1年でした。ダーツ始めたのもこの変化の最中だったなぁ(夢中になることで確実に救われてました)。
でも、今年の12月からはなんだかその「色々な変化」が落ち着いてきた気がしてなりません。仕事も法務部に行くことが決まった。ダーツのホームバーも決まった。…そして、プライベートにおいても、私は大切なものを再発見した気がする。私が帰るべき、新たに始めるべき場所が見えてきた気がする。
前に書いたエルレガーデンの「ジターバグ」の歌詞。
「そうなりますように」とエルレは歌う。
「…この気持ちがそうでありますように」と私は祈る。
よし。残りの日々も、投げるぞぉ