Miho's Sweet & Bitter Days in London

甘く、時にビターな日々の雑記帳

ホーム(そして初ハットトリック!)

2006-12-10 | ダーツ

実家でクリスマスクッキーを食べる。

さて。実家でごろごろして、夜に都内に戻ってきました

…戻ってくると。投げに行かずにいられません
「ちょっとだけね」と呟いて、一人でひょこひょこホームバーへ投げに行きました。

ふふっ。お気づきの方は皆無だと思いますが、私はかつてこのお店のことを「ホームになりつつあるバー」と表現したことがあります。今日は「ホームバー」と書きました。ホームになったのです!

…実は長いこと『人と深入りしたくない症候群』だった私は、ずっとダーツバージプシーをしてました。お店を5つくらい転々としてたのです。

でも今日ね、このお店に足を一歩踏み入れた途端

『おおぉぉぉぉ~~~っ!!!ミホさん!!』

と、2人の店員さんに同時に声をかけて頂いたのです。そのかけ声たるや、一瞬何が起きたのか分からずに後ずさりしたほど(笑)。
目をパチパチさせてる私に左側から「みほさん、ボクのこと覚えてますっ?ほら、髪型変えたけど、ボクですよ!」と本業はお笑い芸人の店員さん。右側から「みほさん、僕がいない時に一回来てくれたでしょう?」とバーテンもしてる店員さん。

…私はなんだか感動してしまいました。だって左側の店員さんは、私が先月一回だけゲームの相手をしてもらって以来会ってなかったし、右側の店員さんは同じくその時にカウンターでちょこっと話をしただけだったんですもん。いや、私は皆さんのことは覚えてますよ。だって店員さんなんだもん。でも店員さんは、毎日すごい数のお客さんの相手をしてるわけです。一回しか来ない人だっているでしょう。なのに一目で思い出してくれるなんて。。「それが仕事じゃん」っていう人もいるんだろうけど、そんなこともないと思う。「愛想の悪いサービス業の店員は断じて許さない!」私ですが、反対にこういうホスピタリティには妙に感動してしまうのです。

なのでその瞬間、決めました。「ここをホームにしよう」と
そして私がそう思ったその日に、このお店も私を「常連さん!」と認定(?)してくれて「常連さんボード」に貼る写真を撮ってくれたのです。居場所が、決まった。
そして、そんな良き日に、私は初ハットトリックを出したのです(ハットトリック=ブルに3本入ること!) 。運命じゃ。

…実はね。去年の12月を境に私にはさまざまな変化が訪れました。激動の一年だった。仕事もプライベートも、自分なりにすごく苦しかったり傷ついたり闘ったりした1年でした。ダーツ始めたのもこの変化の最中だったなぁ(夢中になることで確実に救われてました)。

でも、今年の12月からはなんだかその「色々な変化」が落ち着いてきた気がしてなりません。仕事も法務部に行くことが決まった。ダーツのホームバーも決まった。…そして、プライベートにおいても、私は大切なものを再発見した気がする。私が帰るべき、新たに始めるべき場所が見えてきた気がする。

前に書いたエルレガーデンの「ジターバグ」の歌詞。

「そうなりますように」とエルレは歌う。

「…この気持ちがそうでありますように」と私は祈る。

よし。残りの日々も、投げるぞぉ



最新の画像もっと見る