Miho's Sweet & Bitter Days in London

甘く、時にビターな日々の雑記帳

NY自然歴史博物館に行ってきた

2007-08-29 | NY日々雑感
先週、晴れて引越し荷物が到着しました
部屋が部屋らしくなってとても快適です。心配していた収納もどうにかmanageでき、部屋の中にダンボール山積みという事態は避けられました。何よりも嬉しかったのが自炊生活の開始!炊きたての白いご飯とインスタントではないお味噌汁を前にして、夫と二人で「これだよ、これ!」「美味しい~~~!」と大騒ぎ。日本の味、最高です。やっと生活が軌道に乗ってきました。一安心です

さてさて、NYには夏が戻ってきたのか、この数日は気温の高い日が続いています。といっても空も空気も澄んでいて秋の気配が混じってるような、爽やかで気持ちのいい日です。道行く人からも「今日はBeautifulだね」なんて言葉が聞かれます。そんな中、先週末はNYの自然歴史博物館(American Museum of Natural History)に行ってきました。世界の色々な地域の歴史(動物・人類・文化の歴史)や地球の歴史(宇宙や恐竜の歴史)が展示してあるすご~く大きな博物館です。


入り口には恐竜の骨格標本が。「バロサウルス」というらしい。



色々な鉱石の展示があるのです。


その中でもとても印象的だったのは。。


巨大隕石!岩ではありません。
断面を見ましたが、鉄でした。Solidな鉄です。こんなの降ってきたら死んでしまいます。

そして世界最大のブルーサファイア。


『Star of India』。真ん中にくっきり入った6本の星彩線。ほれぼれ。。
JP Morganが寄贈したそうです。

日本の歴史のコーナーもありました。…「そうか、これが世界から見た日本なんだ。間違っちゃいないけど微妙に違うような気もするけど、きっとみんなそういう風に思ってるんだろうなぁ」と思いました。もちろんこの日本コーナーのBGMは雅楽です(笑)。中国・韓国・日本というのは大きく一くくりに捉えられてるんでしょうね(説明書きには日本の文化はとてもuniqueで他のどの国とも似ていない、と書いてはあったけど)。

他にも恐竜after恐竜、という感じで恐竜の化石や復元模型が勢ぞろいした「恐竜フロア」や地球の誕生シーンを見せてくれるプラネタリウムなど、見所は沢山ありました。

そしてなんとこの博物館にはモアイも立っていた。


『モアイと記念撮影』の図。

「イースター島に行ってみたい!」と叫んでいた私の「モアイを見たいよ願望」はちょっと満たされたのでありました。なんてお得な自然歴史博物館

次は美術館めぐりをしたいと思っています

日本の味、NYの味

2007-08-24 | NY食べ歩き
昨日、実家の母からEMSの小包が届きました


『日本の味覚、どーん!』の図。

まだ日本を出て1ヶ月なのに、既に郷愁の嵐です(笑)。
私は今のNY暮らしを既にこよなく愛してますが(楽しい~のです)、食べ物はやっぱり日本が一番!舌にも心にも染みついているんですね。


「税関で開けられちゃったら、詰め直せないんじゃないしら?」と母が言ってましたが、それも納得。箱にぎっしりと入っていた日本の調味料~お味噌、鰹節、昆布、のり、干し椎茸、お茶の葉、佃煮、七味やわさびにお菓子まで!すごくありがたかったです。お母さん、有難う! 一人暮らしを始めたときに親の有難さを痛感しましたが、結婚してからそれを改めて感じ、海外生活を初めてから更に感じています。何かをしてくれたからというのではなく、その気持と愛情の深さにただただ頭が下がるのです。マンハッタンでも日系スーパーは幾つもあって一通りのものは手に入るのですが、やはり種類は限定されるのと、値段が高いんです!輸送コストのし掛かりまくり。それにどうも話を聞くとマンハッタンプライスになってるみたいです。。

なのでこれだけなじみの食品が揃うのはとっても嬉しい
明日、引越し荷物と共に調理道具と炊飯器が届きます。やっとです。やっと。念願の自炊生活!(と共に念願の布団!長袖の服!ダーツボード!) 思えば日本を出てから「和食」を食べてません。あ~~、早く白いご飯が食べたいです。サラサラLong grainのタイ米ではなく、ふっくらもちもちジャポニカ米!涙が出ちゃうかもしれません(笑)。


…でもNYに着いてから、耐えられないほど食生活に困っていたかというとそうでもなかったりします。

それには秘密があってね

ゆたかが手に入れた『ホントに美味しいNY10ドルグルメ』(くりっく!)という偉大なる本。この本のおかげで、我々は非常に「NYって美味しいよ!!」という楽しい生活を送っていたのであります。この本は素晴らしいんです。紹介されているどのお店で食べてもホントに美味しい。私の持ってた「NYって何食べても高い割にあまり美味しくない」という概念を根本からくつがえしてくれました。『街の中に佇む小さな小さなお店がこんなに美味しいものを作るのか…(しかも$10以下)。』と、感心してしまうほど、くどいようですが美味(笑)。お店の「真摯に仕事をする誠実な姿勢」が料理を通じて直球で伝わってきます。

その一例。例えば今日食べた'Wichcraftのサンドウィッチ。。


ターキー&アボカド&カリカリに焼いたベーコン&照り焼きっぽい味で炒めたタマネギ入り。私は半分でおなかいっぱいに

他にもわずか$2のファラフェル(←中近東のピタパンのサンドウィッチみたいなの。ひよこ豆のコロッケが入ってる。)や、『これぞアルデンテ!』と恍惚のひとときを味わうパスタのお店や、『これはホットドッグという名のお料理だなぁ!』と唸ってしまうベンダー(屋台)の具だくさんホットドッグなどなど。これからちょこっとずつ我々の発見した「美味しいお店」もご紹介できるといいな、と思っています(^^)。

…でもやっぱり『おうちで作るご飯が一番』。せっせと励もうと思います。

おまけの一枚。


小包の中に入ってたお香。母のお友達からのプレゼントです。
心が落ち着く深くて清々しい香りです。

…そしてなんて繊細なんでしょう! …日本っていいなぁ(笑)。





街の本屋さん

2007-08-21 | NY日々雑感
今日のNYは一段と涼しくなり、道行く人も半分以上が長袖姿。天気も曇り時々雨、と太陽ののぞかない一日となりました。8月とは思えないなぁ。。 そんな中、夫のゆたかは授業が開始=「日常生活」が始まりました。

私は朝からお掃除。拭き掃除をしたら部屋の空気がぴかーっと澄んで見えました。あ、そうだ。フロリダ旅行記などを書いてる間に、我々は仮のお部屋から本来のお部屋(結婚報告葉書記載のお部屋)に無事引越しをしたのです☆ 部屋は…狭くなりました。20人は入りません(笑)。でも10人はなんとかいけるかな?これを読んでまだ「お」と思った皆さん、寝袋持って泊まりに来て下さい。部屋は日当たりが悪くて最初ちょっと凹みましたが、台所の収納スペースが広いし、お風呂も綺麗だし、何よりも寮の立地がいいので贅沢は言えません。…そう、この寮の建つSOHO地区はどこを歩いてもブランドショップがずらりと並んでてデパート入らずだし、スーパーも薬局も近いし、安くて美味しい(そしてヘルシーな☆)レストランが沢山あるし、今日はダーツショップまで見つけたし、とても暮らしやすいのです。唯一の欠点は常に買い物の誘惑にさらされること。意思と財布の紐を固く保つことが要求されます。

さてさて、お昼を一時帰宅したゆたかと一緒に食べて(寮は校舎と近くて便利だなぁ)、午後は「雨の昼下がり」にふさわしく本屋さんめぐりをしました。

まず最初のお目当ては 『Strand Book Store』、ストランド書店!
1927年創業の大型老舗古本屋さんです。


歩いて5分のご近所さん。赤い旗が目印です。

中に入った瞬間、なぜだか「ニューシネマ・パラダイス」(映画)を思い出しました。温かくて懐かしいような、ちょっとだけタイムスリップしたような雰囲気です。でもこのストランド書店、「ここは図書館ですか?」というくらいの在庫数と広さを誇ります。大学の図書館に似てるかな。地下には天井まで届く棚に沢山の大きな本が並べられ、何人もの人が背の高い脚立の上に座り込んで本を探していました。専門書も言語・宗教・科学・美術と多岐に渡り、圧巻です。中にはショッピングカートで山のように本を買ってる人もいました。本好きにはたまりませんなぁ 

私もストランドデビュー、ということでペーパーバック『The Book of the Dead』を半額でゲットしました☆ ペーパーバックって紙質悪くてすぐシワシワになっちゃうけど、ここの本はとても綺麗。お得~。あ、ちなみにこの小説ですが、タイトルはちょっと怖いけど怪しい本ではありません。エジプト考古学絡みのミステリーです。

ストランド書店といえば、もう一つ有名なのがオリジナルトートバッグ。



20種類くらいの可愛いデザインのトートバッグにしばし我を忘れる私。あれも欲しいこれも欲しい、このデザインは○○ちゃんかな、これは姉用かな、と「おみやげ計算」を始めること数分。「…まだ1年あるんだった。他に必要なものは沢山あるんだった。必要ならいつでも買いに来れる、来れる」と自分に言い聞かせること約5分。我慢しました。でもね、このバッグ、帆布製で丈夫でショッピングバッグにも最適なんですって。いつか買おうっと。

…ちなみに店内の写真を撮っていいのかよく分からず、小心者の私は撮影にあたってセキュリティのおじちゃんに「撮ってもいいかなぁ?」と聞いてしまいました。おじちゃん、数秒考えた後に「いいと思うよ。」と許可をくれました。そんな感じでせっかく撮ったのに、上の写真はオレンジのシャツを着たお兄さんが入っちゃって、もう一枚はぴんぼけしちゃった。。小心者。。


これがぴんぼけ版。額には『日経土曜版』のアンケートでトップをとったときの記事が入ってました。NYみやげのランキングのとき、確かに1位をとってたなぁ。(私の好きなFat Witchのブラウニーも5位くらいに入ってた・笑)

ストランドの後はBarnes & Nobleに行きました。


こちらは大型チェーン書店。おぅ、今度は雨粒がカメラに…。
こっちの本屋さんは高級感が漂ってて静かな感じ。本以外のものも沢山売ってて楽しいです。スタバが併設してあるので、本を買ってそのままコーヒー&読書タイムを過ごせます。

本屋めぐりは楽しいな

渡米前あたりから読書量が一気に増え、10冊ほど読みました(フライトが長かったから)。どれも面白かったけど、『あかね空』(山本一力)と『壬生義士伝』(浅田次郎)は良かったです。特に『壬生義士伝』は心のバイブルになりました。全編を通じて綴られる岩手弁に慣れるまでちょっと大変だったけど、慣れてしまえばあとはぐいぐい引き込まれるだけ。泣きました。なんで浅田次郎という作家は、ここまで人の中に「善」と「清廉」を見出すことが出来るんだろう。

今はMichael Crightonの『State of Fear』を読んでいます。「地球温暖化は本当に起きているのか?」を核にしたスリリングな一冊です。自分の信じている地球現象は政治的に操作された情報なのか? なかなか読み応えがあって、おすすめです。

ふぁ、長くなっちゃった。







フロリダ旅行~キーウェスト編~

2007-08-19 | 旅行~アメリカ国内~
今日のNYは、一段と暑さが引いてきて秋の訪れを感じさせています。日中、日が照ってるときは暑いけど、朝と夕の涼しさはもう夏ではありません。ニューヨーカーも長袖を着始めてる人がちらほらと出てきました。きっと秋も駆け足なんだろうなぁ。。

そんな秋の訪れにさらわれてしまわないうちに、旅行のファイナル編をアップです!…というか、NYでの毎日が何だか楽しくて楽しくて(夫のゆたかはいよいよ来週から始まる授業の予習で忙しそうですが)、他のことも書きたくてうずうずしてるのですが、キーウェストをご紹介しないことには次に進めないので(笑)。Here we go です☆

~Key West~

キーウェスト。フロリダの南に連なる50の小さい島々を一本の道路で結んだ、その終着地がキーウェスト。ちなみにこの小さな島々はみんな「Key ○○」という名称がついており、その一番西に位置するからKey Westなのだと思われます。そしてこの島は、なんとアメリカ最南端。キューバに一番近い島。文豪ヘミングウェイが愛した島としてもとても有名です。もう一つちなみに、有名なセブンマイルブリッジはこのKey Westへの道中にあります。

このKey Westに至るまでの道が、素晴らしいのです。信じられないくらい海がすぐそこにあります。「ハリケーンとか来たら一発で通行止めだよね?」というくらい、「海の中を走ってる!」と感じてしまえるくらい、海に近いのです。


空に続いているかのよう。右に見えるのは旧鉄道です。海の中に電柱が立ってます。



すごく楽しそうなゆたか。奥に見ゆるは水平線です。
4時間かけてでも、来て良かったね(^^)

…ちなみに紫外線アレルギーを発症した私が、隣でどんな防御体制を敷いていたかはご想像にお任せします・笑
対向車線の車から見ると「人」というよりは「荷物」に見えただろうなぁ


そうこうして辿り着いたKey West,街もこじんまりしてて居心地が良くて、とてもステキでした。こじんまりしてるけど、実はここの目抜き通りのデュバル通り、その一端は大西洋に面しており反対側の端はメキシコ湾に面しています。短いメインストリートにも関わらず、なんともダイナミックなロマンを感じるロケーションです。街の人たちも陽気で親切でにぎやか、お料理も美味しくて言うことなし☆


お昼に入ったレストランで食べたマグロのたたき。ニンニクが効いてて美味!!
(この土地の名物、キーライムパイも美味しかった!)


街の帽子屋さん。ここで二人で麦わら帽子を買いました。
(主目的は、私のアレルギー対策。夫に感謝。。)


ここが最南端、サザンモストポイントです。後ろは大西洋。キューバまで90マイル。
記念写真を撮るために列が出来ます(もちろん我々も並んで、記念撮影しましたですよ☆)

次回はここで一泊したいなぁと思うくらい、私もゆたかもこの街が気に入ってしまいました。ゆったりとした時間が流れる街でした。



キーウェスト土産の麦わら帽子。

ユニバーサルスタジオでも大活躍。麦わら帽子って涼しいんですね~。



ちなみにユニバーサルスタジオはすっごい楽しかったです!二人で大はしゃぎ!昔から「ディズニーも捨てがたいけど、断然ユニバーサルスタジオ派」でしたが、やっぱりユニバーサルwinsです。頭から下着からつま先までびしょ濡れになる(乗り終わった後、ズボンを絞ってるおじさんもいた)crazyとしか言いようのないアトラクションもありますが、これは水着で乗ることをお勧めします(笑)。←乗らないのは勿体ない。

そんなこんなで、とても楽しい旅行でした。

あ~、雑だけどやっと書き終わった~

明日から日常NY生活を、徒然と綴っていきたいと思います。




フロリダ旅行記~中編~

2007-08-17 | 旅行~アメリカ国内~
時間が経ちすぎないうちに、旅行記の後編あっぷあっぷ

~~バハマ編~~

フロリダに到着して三日目に、南の島バハマに出かけてきました。フロリダからクルーズ船で四時間くらいで行けるのです。我々が乗ったディスカバリー号は出航が朝の7:30。しかし出国手続等で時間がかかるので、2時間前には到着してないといけないとのこと。朝4時起きで出かけました。

船上ではカジノもあるし、オプションでお食事も出るし、ビンゴ大会などのイベントも盛りだくさん。

思わず私も…


フラフープ大会に参加。20年ぶりに腰くねくね

そうこうしているうちにバハマに到着!
バハマではタクシーの労働組合がとても強いらしく、シャトルバスのようなものは走っていません。みんなタクシー。タクシーはほとんどがvanタイプの大きな車で、定員がいっぱいになってから走ります。お客さん全員の行き先を聞いて、どんどん降ろしていく感じ。相乗りバスみたいで楽しかったです。

そして、バハマの海はフロリダよりも更に青かった。


海~。


海とプール~。

そして更にバハマは灼熱。朝から陽射しが熱くて熱くて文字通り焼けそう。

この頃になると私が日本を出てから発症した紫外線アレルギーは顕著になってきて、日にあたるとぱ~っと湿疹が出るようになってしまいました。南の島に行ったのはいいけど、手も足も素肌を出すことは叶わず。。。 しまいには夫のウィンブレを奪ってこんな格好。


『張り込み中の刑事ですか?』の図。
誰も何も言ってくれるな、です。一番残念だったのは私です。。


でも南国はとても大らかで陽気で楽しかったです。
あの綺麗な海を見れただけでも私は楽しかったのです。ホントだよ


夫のゆたかは海を満喫~☆

バハマには一泊しかしなかったのですが、南の島気分を思いっきり味わいました。

そして次回はアメリカ最南端、キーウェストへの旅をアップします☆
キーウェスト、最高だったなぁ~。







フロリダ旅行記~前編~

2007-08-15 | 旅行~アメリカ国内~
ただいま~ from トロピカルなフロリダ州&灼熱の島バハマです
8月中旬・夏も真っ盛り 灼熱の太陽が照りつける中を楽しく遊んできました。海が本当に綺麗でした。エメラルドグリーン・翡翠色に青・碧・蒼。何とも形容しがたい、自然のみが作りうるあの美しい「海の色」のグラデーションには思わずため息をつくばかり。目に焼き付けて帰ってきました。マイアミだけでなく、ヘミングウェイが愛したアメリカ最南端の島キーウェストへのドライブやユニバーサルスタジオでの一日など、楽しい思い出が沢山できました。例によって大雑把かつ駆け足かつ眠気満載ですが、ざくざくっと写真を載せていこうと思います(←何年たってもこれしか出来ない・笑)。


~~初日を振り返ると~~

その日は朝3時起き。寝ぼけ眼でNYを出て、オハイオ州のシンシナッティ空港を経由してマイアミに辿り着いたのはお昼過ぎでした。マイアミは当然のごとく! 空港で車を借りて、早速ドライブドライブ♪ オープンカー初体験です。風がびゅ~ん♪


『初めてConvertibleを借りて楽しげな夫』の図。

しばらく走ると真っ白な砂浜と青い海が出てきました。


『うわ~!絵葉書みたい!と感嘆する』の図。


海!


海!


海!


海!(で足を洗う)

…とこんな感じで海はひたすら美しかったのでした。

ところで「なんでせっかくのConvertibleなのにルーフを閉めちゃってるの?」(二枚目の写真参照)って、それはヒトエに暑いから。。走ってる間はまだ風があるからいいとして、止まってると殺人的な太陽が照りつけてきます。夫のゆたかが「ちょっとコンビニでジュース買ってくるから待っててね」っていう時なんてこんな感じです。


『熱射されちゃうから傘がないと困るんです』の図。
隣に駐車してたおじちゃんは笑ってました。でもそれは「あちぃからしょうがないわな」という温かい笑顔でした(笑)。


さて、フロリダには海の他にも大湿原地帯があって(とてつもなく広い釧路湿原みたいな感じ)、そこは世界遺産かつ国立公園になっています。そこにも行ってみました。大湿原で何をしたかというと、人生初のカヌー漕ぎ。2時間半、マングローブの中の川をゆたかと二人で一生懸命こぎました。


『右も左もマングローブ』の図。
ずっと漕ぐと湖に行き当たり、そこでUターンして帰ってきました。
…私が乗ってみたいと言ったのですが、ほとんどゆたかが漕いでくれました。生きて帰って来れたのは夫のおかげ。ありがとう。今度はモーターボートにしようね

キーウェストとバハマは次回に続きます。


新婚旅行に行ってきます

2007-08-05 | NY日々雑感
NYに来て一週間がたちました

おや、まだ一週間?と思えるのはこちらの生活に馴染んできたからでしょうか。これだけすんなり入り込めたのは、私にとってアメリカが馴染みのある国だから、という以上に夫の類まれなる環境適応力と行動力が大きいと思います。私は「あ、これ懐かしい~」「あれ食べた~い!」などと他愛ないことを言ってるだけで、実際の移動については「どの地下鉄?」「このバスに乗るの?」「こっちは南?」「家はどっちだっけ?」(←超方向音痴の嫁)と、夫任せの毎日です。夫は地図と『地球の歩き方』(この本はホント~によく出来てます!!生活にも大役立ち!)を片手にNYをばっちり把握。「今日はここでこれを食べてあそこに行こう」という感じに、その計画力と行動力を発揮してます。

さて、夫ゆたかの行動力については重々承知していた私ですが、さすがに「旅行に行こう」と言われたときは「・・・ほんとに?だって、やっとNYに落ち着いてきたばかりだよ」と目をぱちくりさせました。でもまぁ、授業始まるまで時間あるし、長いお休みとれるのはクリスマスと年末年始くらいになっちゃうし、今のうちに行っておかないとね、という理由で旅行決定! 

フロリダに一週間(すぐにMiami Viceを思い浮かべる単純妻・笑)。その中で一泊二日、バハマに行ってきます(すぐにBeach Boysの『Cocomo』を歌う単純妻・笑)。なんでもフロリダからクルーズ船でバハマ諸島に行ける(現地ではWestinホテル泊)という素敵なツアープランがあったらしく、決行です。特に泳げも潜れもしない自分がバハマに行くことになるなんて、想像だにしたことがありませんでした。人生とはなんて不思議でなんてExcitingなんでしょう。 

ただ、NYの日差しで腕に日光性湿疹(?)が出来てしまった私(東京では未体験の湿疹。。)。。 燦燦と降り注ぐ南国の太陽の下、長袖で海に行くこと必至です。なーんかタイミング悪いんだよな、私。。ぶつぶつ。

でもマイアミもバハマも、大人になってから初めてのビーチリゾートです。

楽しみっ。楽しみっ。

行ってきま~す。

Jazzな夜を、公園で♪

2007-08-02 | NY食べ歩き

寮のすぐ近くにあるWashington Square Park。
噴水では子どもが水浴びしてました


さて。

NYに到着して3日目のおととい、謎の発熱(恐らく疲れ?)でダウンを奪われた私 。 夫のゆたかは私の看病をしながら 我々の50年後に思いを馳せたらしく、「…50年後もこういう光景になるのかなぁ」と言ってました。新婚早々、妻の介護を疑似体験(笑)。 その介護、じゃなくて看護のかいあって熱も一日で下がり、再びてくてくとマンハッタンを観光しています。




おのぼりさんのように観光@イサム・ノグチの「Red Cube」の前。
(だって実際おのぼりさんだし。出張以外のNYは20年ぶり!)
あ、ちなみにこれはダウンする直前、つまり一昨日撮った写真です。心なしか影が薄い感じ(笑)。


今日のメインはMadison Square Park。



緑が豊かな公園です。みんな思い思いに過ごしていて、とても気持が良かったです。

お昼もここで食べました。


ハンバーガースタンドがあるのです。全然ジャンキーじゃなくて、すごく美味しい。お昼時だったせいもあり、長蛇の列が出来てました。30分は待ったのですが、野菜もたっぷりでとても美味しかったです☆ 最近気付いたのですが、どうもNYは私が思ってたほどJunk Foodが横行してるわけではなく、「アメリカも随分 Health Consciousになったんだな~」と思いました。

なぜ数ある公園のうち Madison Square だったのかというと、今日の夜はここで無料のJazz Liveがあったのです♪ アメリカの公園は往々にしてとても手入れが行き届いていてキレイ、かつ、何かと公の催し物が行われていて市民の憩いの場となっています。NYも然り。夏を通じてあちこちのメジャーな公園では音楽や映画、劇などの公演がされています。いいなぁ、こういうの。日比谷公園とかでも、老若男女問わず楽しめる何かを上演すれば楽しいのになぁと思いました。



19時開演のライブに向けて、陣地取り☆
芝生の上にごろんと寝転がって本を読むのもまた至福の時なり(^^)



会場が埋まってる様子、伝わるでしょうか?
みんなが夏の一夜を楽しみに来ていました。ライブもとても楽しかったです。さすがNYだけあって高水準でした!「日々の生活を楽しむ」=「人生を楽しむ」。こんなに身近に、そして気軽に楽しむ場を持てるあたり、やはりNYがNYたる一つの所以なんでしょうね。寝転がって空を見ながら、体全体で音を感じながら生でジャズが聴けるなんて、やっぱり素晴らしい。でも別にNYじゃなくてもね、欧米は公園文化が発達してると思います。お金をかけなくても心豊かに生きられる基盤を、市や国が築いてるんだなぁと感じました。

・・・ちょっと雑な日記になってるのは相も変わらず『眠いから』(笑)。ハンバーガーやさんの名前もジャズ演奏者の名前も記載できずに今日は終わってしまいます。

いつになったら中国旅行記が書けることやら  


今日の日は~さような~ら~♪です。おやすみなさ~い。