Miho's Sweet & Bitter Days in London

甘く、時にビターな日々の雑記帳

ケベック旅行記

2005-10-01 | 旅行~カナダ~
無事にケベックから帰ってきました。
行き、帰り共にデトロイト経由の長い長いフライト。空港でスーツケースがなくなったことを除けば(翌日の便で到着)、トラブルもなく素晴らしい旅でした。カナダは前から大好きだったけど、ケベックって素晴らしいです。生まれ変わったらケベック人になりたい!叶わないならせめて住みたい!来年も行っちゃうかも。と思いつめるほどの土地。旅行を検討中の皆さん、是非候補に入れてみて下さい。雄大なカナダの自然とヨーロピアンテイストが調和した街並み、透き通る青空、フレンドリーな人々、治安の良さ、流れるフランス語の美しさ(しかし英語もバッチリ通用する便利さ)。いいなぁ。。。

例によって写真をボンボン載せていきます(細かい旅行記みたいなの、苦手なんです…)。



じゃーん。これがケベック・シティの「顔」、Le Chateau Frontenac !

高台にそびえたってます。お城みたいだけど、名実共にホテルなんです。


何気ない街の色彩が美しい。ケベックシティは世界遺産歴史都市なんです。


北米で最古の繁華街、プチ・シャンプラン。可愛いお店がぎっしり立ち並びます。観光客の数も半端じゃないです。


ハープ弾きのおじさん。こういうの好き。


ちなみに今回の旅行は母と一緒です。疑いの眼差しもあったので証拠写真をのっけておきます(笑)。

舞台は変わってモントリオール、市街地を見渡せるMont Royalの丘にて。

モントリオールと言えばノートルダム大聖堂。
 
コバルトブルーのライトと黄金の祭壇。荘厳な彫刻とステンドグラス。信者でなくとも敬虔な気持ちに。

 
ジャック・カルティエ広場に立つ市庁舎も見事です。昔、ここのバルコニーにフランスのド・ゴール大統領が立って演説、ケベック独立を声高に叫んでカナダ政府が大慌てしたらしいです。下は民事裁判所。東京地裁とは趣が異なりますね…。


素朴で可愛いお花屋さん、大好きです。
上にはためく青い旗はケベックの旗。ロイヤルブルーにクロス、そしてブルボン王朝の百合の紋章。この紋章は街のいたるところで見られます。


そろそろ眠くなってきたので(いつものパターン)ラストショットを。

移動のバスの運転手をしてくれたムッシュ・ノエル。フランス系カナダ人のおじさま。バスから降りる時は必ず手を貸してくれる、ステキなGentlemanでした。

美しいケベック。でもその独特の文化は植民地支配を巡る英仏戦争や独立への闘いの末つちかわれたものです。Je me souvien(「私は忘れない」というケベックのスローガン)と刻まれた車のナンバープレートを見る度に、この地域の複雑な成り立ちを感じました。支配と自由の闘い。それを超越した自然の美しさ。ただただ、息を飲みました。

感動の旅でした。

えぇ、例え翌日出社で仕事がたまってても、時差で辛くても、何物にも代え難い思い出となりました。めでたしめでたし。