Miho's Sweet & Bitter Days in London

甘く、時にビターな日々の雑記帳

日帰り出張 to 九州

2006-09-26 | 日々雑感
今日は6:15に起床して日帰り出張に行ってきました。上司たる室長さんとは‘現地集合現地解散’だったので一人ひょこひょこ、いざ九州へ。船好き、飛行機好きなのでワクワクと早起きしました。実は記念すべき「九州初上陸」だったのです 

羽田から北九州空港までのエアラインは某S社。初九州も初九州なら初S社も初S社。機体が黒のこの飛行機、どんなものかとドキドキしてたら、なんと機内も黒ベースでとてもスタイリッシュ。シートも黒のレザー調で、ヘッドレストやらフットレストやらも快適。モニター映像も綺麗だし、スチュワーデスさんも親切だし(お綺麗でしたよ♪)私はとっても気に入ったのでした。…フライト自体は「神様、ご冗談を!」というほど揺れたけど、これは気流の影響であってエアラインのせいではございません。ちょっと恐かったけどね。


ちなみに機内サービスはこんな感じ。
コーヒーはタリーズので美味しかった(私はチェーンカフェ店では断トツTully'sが好きである)。
一緒に出てくるチョコ(写真左)も美味しい。「Maison du Chocolatのだよ」って言われたら「へ~」って言っちゃいそうなくらいだけど、モリナガって書いてあった。

さて、お洒落な雰囲気を満喫して九州に上陸すると、そこは
東京の雨まじりの冷気が嘘のように暑い、暑い。思わず「あち。。」と呟く私、いざバスに乗り込み上司のもとへ。バスに揺られること40分。下車後、無事に室長さんを発見し「わ~い!」とばかりに手を振って走り寄ると「別に走らなくていいから」と言われてしまいました(笑)。

室長さんに会って言われた言葉はこうでした→「お昼に行こうって言ってたお寿司屋さん、移転しちゃったらしいんだよね。しかも遠くに。」 

え?ほんとですか?それは残念。でもでも、そういうこともあるさ!じゃ、会社の人がオススメしてくれたラーメン屋さんの方に行きましょう と気を取り直してタクシーでラーメン屋さんへ。「これでこのラーメン屋さんも無かったら笑えるよね~!」なんて言ってた私たち。到着してみると、見事に休みでした

・・・。私ですかね?この不運な星は私ですかね?と心の中で自問自答する私に向かい、優しい室長さんはこう言ってくれました。「いや~、ボク結構こういうのあるんですよね。前に出張に行ったときも…(以下略)」と。そっかそっか、私ではない可能性も高いんですね?ちょっと安心(笑)。

結局「これも全て運と縁!運転手さん、他の美味しいラーメン屋さんに連れてってください!」と頼んで『東洋軒』というお店に連れてってもらいました。とんこつだけどあっさりめのスープに、太めの中華麺。おにぎりもつけちゃいました。美味しかったです(^^)。食べてる途中で室長さんが突然「Mihoさん、明らかに浮いてるよね、あはは!」とおっしゃった通り、女性客は私一人でしたが(しかもかっちりジャケットなんか着ちゃって)そんなことは気にしないのでありました。こういうところ、図太い自分が気に入ってます。

食後にちょこっとだけ地元のお城を見て、お客さんのところに行って、会議が長引いたためバスの時間ぎりぎりで空港に戻る、という慌しいスケジュールでしたが、「楽しかった!」。

やっぱりトウキョウの、都心のオフィスにこもりっきりじゃダメなんだ。と思いました。広い空を見て、広い海を見ることが必要なんだと。飛行機の中で空を眺めながら聴いたELLEGARDENの「虹」良かったな~。九州の海を眺めながら聴いたDaniel Powterの「Bad Day」良かったな~。前者は‘♪積み重ねた 思い出とか 音をたてて崩れたって 僕らはまた 今日を記憶に変えていける♪’という歌詞に「そうだそうだ~!」と思い、後者は‘♪You need a blue sky holiday♪’というとこで「そうだそうだ~!」と思いました。空を眺め、海を眺めてるうちに自然と微笑んでる自分を発見しました(薄笑い?それはコワい)。自然って偉大なり。

やっぱり、広いところに住みた~い。

トウキョウのオフィス街も嫌いじゃない、好きなのです。
でも、それだけじゃ息が詰まるのは否定しようがないのです。
仕事の問題じゃなくて、環境の問題だからイタシカタナイのですが。

そう思いながら帰ってくると、東京は雨ですこぶる寒かったのでありました


本当は夕焼けの雲を撮りたかったのに、うたた寝しちゃって逃しました。日がほとんど沈んじゃってる窓からの風景。


トウキョウレストラン&茨木のり子さん

2006-09-23 | 日々雑感
すっかり秋めいてきました まだ日中暑いときもあるけど、透明感のある日差し、ひんやりとした風が秋を感じさせます。「こんな季節の空気はサンフランシスコに似てるなぁ。」そう思ったときに、ふと泣きたくなっちゃうのはオトナになってしまったからなんだろうか。そんな郷愁(?)はいいとして、間違いなくこれからの季節は最高!満喫しなきゃ損だぞぉ

さて、そんな最高の季節がやってくるっていうのに私は心身共にかなりヨロヨロとしてて目もあてられない感じ。自分でも「このままじゃアブナイ。病んじゃう病んじゃう」と感じていたのですが、そんな私を案じて(見るに見かねて?)昨日、仲良しの友人がステキなレストランでの食事をアレンジしてくれました。…「話してるうちに泣いちゃうかもよ?」と言う私に「照明落としてて暗いから、泣いちゃっても大丈夫!」と友達。…ありがとう~。結果的に、語り明かすこと約4時間。非常~に救われたのです。やっぱ一人で抱え込んでてもいいことないんだ。一人で乗り越えなきゃ、って口をきゅっと結んで頑張ろう頑張ろうとしてたけど、そうしてるうちに心を閉ざして苦しくなってたんだね。ありがとう。とっても元気になったよ。あとは風邪を治すのみ。

そうそう、居心地よい時間を演出してくれた南麻布のトウキョウレストランも遅くまでありがとうございました


もう一個、金曜に私を救ってくれたのは、会社のトレーダーさん(であり、登山隊の隊長でもある)が紹介してくれた茨木のり子さんの詩。ずっと忘れてた、懐かしいこの詩に改めて衝撃を受けました。ここでも紹介させてもらっていいですか?

『自分の感受性くらい』

ぱさぱさに乾いていく心を
ひとのせいにするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

 (以上 茨木のり子さんの詩)

ばかもの、頑張る





『照柿』(高村薫)を読んだ

2006-09-19 | 映画・音楽・本
連休中に読み終わりました。

ん~。。そもそも私が高村薫に手を出したのは、「ハードかつストイックな文体とサスペンスな世界」に心を置きたかったからなのですが、あ~…この「照柿」はちょっと違った。じりじりと焼かれる照柿色は心の色。黒く、赤く燃えさかる心の炎の色。過去。現在。疼くような嫉妬。その全てを焼き尽くす色。

主人公である合田刑事の人間性が深く書かれるこの作品。幼馴染である野田達夫との18年ぶりの再会を軸に、堰を切ったようにあふれ出る過去と情念が描かれます。暗い森を彷徨っていたんだね、合田さん。そしてこれからも彷徨うんだろうね、合田さん。と思いました。この救いのないラストから、この人はどう生きていくんだろう。

合田刑事と野田が共に思い、嫉妬の炎に焼かれる佐野美保子。彼女がこんな結末を迎えなければならなかった意味を考えます。でも、合田も野田も、決して彼女を愛していなかった。これは愛じゃない。自己投影?それともこれも愛と呼ぶのか?重いなぁ。

作品の中で、こんなフレーズが出てくる。合田刑事の自問自答。

『そういう俺はいったいどういう男なのだ、と。(中略)。その女の心身に自分がなにがしかの傷を残したとは想像もしなかったのは、いったいどういう男なのだ、と。』


・・・ヒトコト言いたい。

女は、男が思うよりもずーっと傷つくんだぞぉ~ (以上)


ただね、男も女も関係なくね、人はとかく(自分も大いに含め)、自分が残した傷には無頓着なものだと思う。自分が受けた傷については深く長く囚われるのに。自分が相手に与えた傷を見せられて、思い知らされて、初めてうろたえ戸惑う。もう遅いのに。どんな悔恨もその傷を癒すことはないのに。罪と罰。


『あなたが人であれ影であれ、私を助けてください』
ダンテがヴェルギリウスに呼びかけた言葉。

救われたいと、誰もが思っているんだろうか。



今度は生きるエネルギーに溢れた作品を読まねば!


『照柿』(高村薫)を読んでる

2006-09-16 | 映画・音楽・本
「真夜中は純潔」ならぬ、「金曜は夜更かし」の私

一週間のうちで一番ホッと出来るのは金曜の夜。何をするわけでもなく部屋で好きなことをしてるの、好きです。うだうだと音楽聴いたりベッドの中で本を読んだりしてる間にあっという間に2時くらいになってしまいます。疲れてるから早く寝ればいいのに、と思わないでもないのですが。私にとっては貴重な時間になっています。

で、昨夜読んでたのは高村薫の「照柿」。
発売当時は結構な話題作だった気がします。タイトルがすごく記憶に残ってるから。先日、やっと文庫化されたので買ってみました。実に12年がたっていたのですね。文庫化に12年…。長い。「マークスの山」を読んだ人にはおなじみ(?)の合田刑事、再び登場です。

冒頭、ダンテの「神曲」からこんな文章が引用されていました。

『人生の道半ばにして
正道を踏み外したわたくしは
目が覚めると暗い森の中にいた』



「…。そうだよね、そうだよね。今まで真面目に生きてきたのに、40歳とか50歳にして突然キャバクラのオネエチャンにはまったりするオジサンいるものね。それで家族も職も信用も一気に失ったりしてさ、本当に哀しいよね。自業自得なんだけど。(←可哀相とは言わない)」

~なんて思った私。でも、合田刑事はまだ34歳なのでありました。…そうか、34歳はもう「人生の半ば」なんだ。。私が今まで過ごしてきた5年間(実にあっという間)。これから過ごす5年間。5年したら私も「人生半ば」なんだ。。と、どうでもいいところで我が身を振り返ったりして。

タイトルの『照柿』は‘熟した柿に西日がさしたときの色’の名前だそうです。臙脂色。赤。この作品のテーマカラー。合田刑事と、その幼馴染である野田達夫のじりじりとした焼け付くような心の色。男と女の嫉妬の色。緊迫する事件の色。

読んでる方もジリジリと焼かれます。

今日から下巻に突入~

雑食音楽メモ

2006-09-12 | 映画・音楽・本

仲良しのお友達にもらったお菓子のバスケット。ウサギさんが可愛かったのでパチリ。それにとっても美味しそう♪どうもありがとう。でもね、That's what friends are for, なんだよ。今度は私が泣いちゃうかもしれないけど、これからも一緒に頑張っていこうね(^^)

さて。一昨日、「ふふふんふん♪」とジャキジャキ前髪を切っていたら、しまった、切り過ぎた…。どことなく「ちびまるこちゃん」。何ヶ月かに一回やってしまうのでありました。

そんな まるちゃんな私は、最近 Ellegardenの「サラマンダー」という曲をよく聴いています。読み方は、エルレガーデン。最初読めなかったのであります。そうそう、知らなかった頃、とある人に教えてもらったんだった。

「えがーでん?」

「いや、違う。えるれがーでん」

「…え?」

え・る・れ !

そうまでして教わったのに、私はつい最近までこの人たちはイギリス人だと思っておりました。日本人だったのね・・・。このサウンドの日本人離れ感といったら、Love Psychedelicoを聴いたときと同じくらいの「へ~!」。日本人も最近はなかなかやるもんだなぁ。そうそう、Linkin Park の「Numb」とAIの新曲「I wanna know」もよく聴いてます。その合間に高村薫の「照柿」を読んだりして。

でもやっぱり寝る前はスガシカオでしめてます。

『手に入れたものは自由じゃなく
 自由のまがい物ばかり
 失くしたものは いちいち覚えちゃいない』
(「アシンメトリー」)

…う~ん。私は何を手に入れようとしてるんだろう。

…そして何を失くしたんだろう。

実のところ、よ~く分かってます。結構、苦しいぞぉ。人生は宿題だらけですね。


そして明日は会社のボーリング大会!8年ぶりのボーリング、どうなることでしょう?

性格 『戦闘系』

2006-09-09 | 日々雑感
私は会社で、よく考え事をしながら歩いてます。「契約書の文言はあれでいいかな?」「どう交渉すべき?」「なぜ進まないのだ…」と心の中で攻防戦を繰り広げてるので、当然よく人にぶつかる。物にぶつかる。つまずく。なくす。etc.etc.

昨日は重要な書類をシュレッダーにかけたか急に不安になり(記憶がとんでた)、『みじんみじんの紙をあさってその痕跡を探す』というなんとも怪しい行動をとるはめになりました。ばか…。

今日は今日で「粉末ミルクティー」が入ったコップを両手で丁重に抱え、あごの下に掲げながら歩いていました(←お湯を入れに行こうとしてたのです)。そのとき私は穏やかに契約書のことを考えていたはずだったのに、急に別件で抱えてる問題を思い出し、やめときゃいいのに鼻息荒く「闘うのだ!」と決意を固めてしまったのです。「ふーんっ!」とコップの中に吹き込まれた鼻息。勢いよく舞い上がるミルクティーの粉。一瞬真っ白になる視界。私の顔は粉だらけ。急いでトイレに駆け込んでパタパタとミルクティーをはらうはめに…。ばか…

とまぁ、こんなに間抜けな私ですが、性格は『戦闘系』だということを最近改めて自覚しつつあります。昔からなんだけどね、この5年くらいはそうでもなかった気がする。最近、自分の本質が復活しつつあるのをすごく感じるのです。

自分を守るためには、闘う。自分の大切な人やものを守るためには、闘う。激しくなくても、周囲を傷つけなくてもいいんです。然るべきときに然るべき方法で、合法的にかつ論理的に、出来れば冷静に声をあげる。私はこれを小学生の頃、アメリカで叩き込まれた気がするなぁ。自己主張しないと潰される、という経験をしたからでしょうか。自分の誇りや尊厳を「勝ち取る」。大事なこと。でも難しいことでもありますね。人種の壁に憤って闘った10歳のあの日。いやぁ、懐かしい。あの頃から戦闘系の芽は育ち始めたのかもしれません。

…戦闘系の血は「闘志」となって現れます。自分の中にはカーッとするような熱い闘志と、ものすごく冷ややかな闘志があって、どちらかというと後者の方がコワいです。冷静な分だけあまり自分を省みないので「刺し違えてでも仇はとっちゃる」的な発想に流れてくし、「自分も含めて全部壊しちゃえ、ゴーゴー!」という変な破壊主義的な一面が顔を出してしまいます。ここらへんをうまくコントロールせねば。オトナだからね。

でも、出来ることならこの「戦闘系」の血を、私は人のために騒がせたい。そのために何をすべきか、最近よく考えます。色々な縁に恵まれて、幸せに会社勤めをしてる自分。でも本当は何がしたいのかよく考えます。

おそらく、ホントのところ、私の理想は「非暴力・不服従」

一生をかけたこんな闘い方、したい。

下手っぴダーツのひとりごと

2006-09-06 | ダーツ
今日はダーツの話only。Nothing more, nothing less

さて、最近はソフトを投げています。
本当はハードが投げたいんだけど、この街には今のところハードを投げられるお店が見当たりません。ボードも実家に置いてあるので、帰ったときにしか投げられません。なので、ソフト。

「黙々と集中すること」を趣味とする私には、ダーツを投げる時間がとてもストレス解消になっています。悩みや煩悩を忘れる貴重な時間。黙々とラウンド(1から20まで順に投げてゆく)なぞをしてるのが妙に落ち着くのです。

でもね~。下手なんです!私のソフトはハードに輪をかけて下手なんです!上手い人に言わせると「ハードもソフトも投げることに変わりはない。ハード投げてるんなら、ソフトなんて楽でしょ?」らしい。…え?そうなの?うそだぁ。私にとってはすごく違う。バレルが軽いから?慣れの問題?いまいちスカッと投げられない。ボードが大きいぶんだけダブルにはよく入ります。ダブルアウト率高し!でもなぜかブルには微妙に入らないのです。なーんで~・・・。私のCUは未だに500弱。これを年内に700まで上げられたら、どこにでも投げに行っちゃうよ

…下手には理由があるはず、とひたすら研究に励む私。私には悪いクセがあって、ダーツが右に流れる率80%。上に跳ね上がる率30%。手が流れてるんだなぁ。と難しい顔して素振りをしてたら、ダーツカフェの店員さんに「ミホさん、考えすぎ考えすぎ!」と笑われました。ぴぃ

そして。クセを直すのと同時に、バレル変更計画も練り練り中です。上手い人は「道具の問題ではない!」と言いますが、下手っぴぃは道具に頼らねばならないのです。今使ってる「前重心」のバレルが合ってないのかも。と淡い期待を寄せて、週末お買い物に行く予定です。…下手っぴぃはお金もかかる。これは計算外でした

そうそう、ちょこっとしか通ってない私といつもゲーム兼指導をしてくれてたダーツカフェの店員さんが今度独立して自分のお店を持つそうです。勝てる試合もわざとトリプルアウトの険しい道を選んで私にひっくり返させてくれて(そして他の店員さんに「マジで入ってなかったよね」ってバカにされてた・笑)、楽しませてもらいました。遊びに行きますよ~。頑張って下さいね!

…と、こんな風にコミュニケーションツールになるところもダーツの良いところ。

下手っぴぃの研鑽生活は続きます

All that glitters…

2006-09-03 | 日々雑感
「All that glitters is not Gold」


2週間前の日経で取り上げられてた英語のコトワザです。英語で解釈するなら「Something attractive is not always what it seems」。キラキラと輝いてみえるものも、実際には黄金とは限らないよーってことですね。

ふ~む!納得。

なぜか私はこのコトバが妙に心に響いたのです。

Goldかどうか見極めるのはとっても難しい。中学校のときの学園長先生は、「本物を見きわめる目を持ちなさい」といつもおっしゃっていた(と思う。「見る目」だったっけ?「養いなさい」だったっけ?恵泉出身の皆さん、間違ってたら直してね)。厄介なのは「人にとってはGoldであっても、自分にとってGoldであるかどうかは分からない」側面があるということ。自分で手にしてみるまで、それは分からないものなのだ。痛い思いして辛い思いして、やっと手に入れたその「きらきら光るもの」が自分にとって真実のGoldであるかどうか確かめて、違ったらまた探しに行って。手に入れたら入れたでそれを温めて、時に削って、くすませないように、光り続けさせる努力をして。大変だけど人生ってそういうことなのかなぁ、と思う。

私は今、自分にとってのGoldを探索中。でもそれと同時に自分も「Gold」でありたいな、と思う。自分が「Goldだ!」と確信した対象があったとき、自分もその対象に対してGoldでありたいな、と。

そして最近思う。潔くあれ、と。瞬発力、行動力、直感。そういうもの、もっと大切にしたい。ぐいぐい進んで、きゃいきゃい笑って、さらさらキラキラと過ごしていきたい。全ては自分の心次第。だから、自分に対して潔くあれ、と。Solid Goldになろうね。


ちなみに冒頭のコトワザ、正しくは glitters ではなく glisters だそうです。シェークスピアの「ヴェニスの商人」にも出て来るそうな