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大納会、13年ぶり年最高値 暮らしは冷え冷え

2012-12-30 08:23:08 | 日記

 今年最後の取引となった28日の東京株式市場で、日経平均株価は終値で1万0395円18銭と、今年の最高値をつけた。金融緩和と積極財政で景気のてこ入れをはかる安倍政権。市場の「期待」は高まるばかりだが、雇用や生産などの「実体経済」は冷え込んだまま。一方で住宅ローンの金利は早くも上がりはじめた。
 年末を最高値で終えるのは、「ITバブル」に沸いた1999年(1万8934円)以来、13年ぶり。この日、日経平均は一時、1年9カ月ぶりに1万0400円台にのせ、2011年3月11日の東日本大震災前の水準を回復した。取引終了後、東京証券取引所であった大納会。東証の斉藤惇社長は「最後にたつ年にふさわしい(株価の)跳ね上がりがあった」と満面の笑みであいさつした。
 今年の日経平均は、欧州危機や日中関係の悪化が響き、ほぼ1万円割れの水準が続いていたが、11月中旬以降、自民党の安倍晋三総裁の「大胆な金融緩和」発言で流れが一変。「海外投資家が日本株にこんなに注目しているのは(バブル崩壊後の)この20年間で初めて」(JPモルガン証券のイェスパー・コール氏)といい、株価は昨年末と比べて1939円(23%)も高くなった。12月の日経平均の上昇幅は10%。米国の0.5%、ドイツ、フランスの3%程度と比べ、日本株の上がり方は際だつ。


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