証券取引所を通さずに株を売買する「私設取引所(PTS)」の取引量が増えている。
国内に2つある運営事業者のうち、SBIホールディングス傘下で最大手のSBIジャパンネクスト証券は、11月の売買代金が月間では初めて1兆円を突破。
野村ホールディングス傘下のチャイエックス・ジャパンも、11月の売買代金がそれ以前に比べ約10%増えている。
SBIの11月の1日平均売買代金は、28日終了時点で507億円と、過去最高だった10月の438億円を15%以上、上回っている。
月間売買代金も29日に初めて1兆円を超えた。
金融庁は10月末、保有割合が5%を超える取引を行う場合に実施を義務づけたTOB(株式公開買い付け)の規制対象からPTSを外し、取引増加が予想されていた。
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