【ブリュッセル=野島淳】欧州連合(EU)の欧州委員会は19日、EU域内のたばこ規制を強化する法案を提案した。有害性を警告する表示を写真と文字の両方で示し、警告が占める面積が包装の表面と裏面のそれぞれ75%になるよう義務づける。たばこによる健康被害を抑える狙いだ。
現在の規制では警告表示は文字だけで、表面の30%以上、裏面40%以上となっている。今回の提案では、特に若者の常習化を防ぐため、吸いやすいメントールなど香料入りのたばこを禁止するほか、1箱の本数は20本以上とし、値段的にも手が届きにくくする。
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