自民党は4日、和歌山県知事選(11日告示、28日投開票)で現職の仁坂吉伸氏(60)を推薦することを決めた。
仁坂氏は立候補表明当初、完全無所属で戦いたいとの意向から政党への推薦依頼を行わず、自民党に対しても県連レベルでの支援を求める推薦依頼を9月に提出するにとどめていたが、自民党幹部の来援を得るために今月2日、党本部への推薦依頼に踏み切ったという。
10月31日、自民党の国会議員や県議のほか、仁坂氏の後援会幹部らも集まる会議を自民県連が開き、その中で「党幹部を応援に呼ぶためには本部の推薦が必要」との意見が出た。仁坂氏は11月2日、県連の尾崎要二幹事長に党本部からの推薦を要請した。
知事選には、民主・国民新党の推薦を受ける民主党県連前幹事長で前県議の藤本真利子氏(56)と、共産党推薦のJR西日本シニア社員洞佳和氏(62)が立候補を予定しており、藤本氏は既に民主党幹部や閣僚の来援を得ている。
(2010年11月5日13時34分
読売新聞)
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