ミエルの居心地のいい場所

乳がんが気付かせてくれた事【心地よい場所を沢山もっていればきっと大丈夫!】そんな場所を毎日探しています。只今バラに夢中☆

桜草の語りかけ

2006年05月30日 18時46分48秒 | 自然からの教え
3月の初めに届いた桜草。(【桜草のまごころ】参照) kanonさんが心を込めて毎年命をつないでいるお花達。 ちまたではもう終わっているようですが、 うちの子はまだまだ頑張って咲いてくれています。 もちろん株はすっかり地味になり、 一見貧弱には見えますが、どうしてどうして、 数は少ないながらもしっかりとした花を咲かせてくれています。 最初の頃は、黙っていても勢い良く咲き乱れていましたが、 そろ . . . 本文を読む

癒しの音

2006年05月28日 22時27分31秒 | コンサート・観劇
昨日の夜は、オカリナの先生のコンサートがあり、 私達生徒数人はお手伝い方々、心癒しに行ってきました。 私は、来て頂いたお客様に受付でパンフレットをお渡しする役目。 年配の男性客が多い事に気付きました。 先生は本職を持ちながら、趣味のオカリナを吹き続けて約10年、 コンサートは今回ちょうど10回目の節目を迎えました。 今までは鹿島神宮の森の中にある、 みたらしの池の周りで行っていた野外コンサー . . . 本文を読む

昇り桐 (詩)

2006年05月27日 15時59分29秒 | (詩)
桐の花を見たことがあるだろうか? 天に向かって誇らしげに咲く 薄紫の花房たち だが 近寄ってみるとそれぞれの花は うつむいて下を向いている 高くそびえる白い幹に 薄紫の淡い世界が儚げにひろがり どこか憂いと寂しさを感じるのは 私だけだろうか? その昔 娘が生まれると桐の木を植えたと言う 15年の月日で立派に成長し 桐のたんすに仕立て 嫁入り道具にしたと言う . . . 本文を読む

浜昼顔の愛 (詩)

2006年05月26日 17時54分32秒 | (詩)
青く澄んだ空に 沖縄から 爽やかな風が吹いたような気がして 誘われるまま 海に下りていった 青く光った海に 潮の香りが どこか懐かしいような気がして 手を引かれるように 浜に下りていった すぐに 誰に呼ばれていたのか 誰が呼んでいたのか 私にはわかった 浜辺には 浜昼顔が並んで咲いていた あちらにも こちらにも あどけない笑顔で咲いていた . . . 本文を読む

【AMATERASU】を観て (下) 

2006年05月25日 19時28分08秒 | コンサート・観劇
暗闇の2幕が始まった。 シーンと静まり返った舞台を、私達は息を殺して見入る。 澄ました耳に小さな鐘の音。 1人の神様が小さな炎を灯し、やってくる。 天岩戸の前で、心細げに手に持った小さな鐘を叩く。 『チーン』 耳に沁みいった。 するともう1人の神様がやって来て、 心細げに手にした木魚を叩く。 『ポク』 2人の神様は暗がりで出会い、挨拶を交わす。 そのおどおどした様子がコミカルで、 小さな笑いを . . . 本文を読む

【AMATERASU】を観て (上) 

2006年05月24日 17時50分53秒 | コンサート・観劇
舞台の幕が開くと、そこはどうやら天岩戸のよう。 いくつもの、金色に輝く大きなドラが釣り下がり、 イナセな立ち姿の若い衆が背中を向けて立っている。 琴と胡弓と太鼓と笛で、 神々の住む高天原を表現している。 この地は心地良い音が集う楽土であると、 唄い、囃したてていた。 まばゆいばかりの金色の衣装を着飾った、 玉三郎アマテラスが輝く光の中で舞い踊る。 完璧なまでの静かな所作に、観客の目は惹き付け . . . 本文を読む

【再来・アマテラス物語】

2006年05月23日 19時28分14秒 | 物語
私達の目的は、 世田谷パブリックシアターで行われている、 【AMATERASU】を観ることでした。 坂東玉三郎の演出、主演によるもので、 世界を股にかける和太鼓集団【鼓童】との競演です。 1ヶ月ほど前たまたま目にしたテレビで、 玉三郎さんの魅力に振れ【美の探求者】を書いたことが縁で、 シネマ歌舞伎を観に行き、 【鷺娘 in CINEMA】で美しさに魅了され、 ようやく今回、 本物の玉三郎さんを . . . 本文を読む

レディー・ローズ (詩)

2006年05月22日 20時09分14秒 | (詩)
5月の風に誘われて 晴れた日のバラ園に赴く と 個性溢れるレディー達が 様々な容姿で挨拶をしてくれる 背筋を伸ばして ゆったり微笑むレディー 巻き髪に 鼻筋の整った涼しげなレディー ふくよかな笑顔に 甘い香りを漂わすレディー どこか憂いを含んだ 儚げなレディー 一見おとなしそうでも 香りは豊潤なレディー 十人十色に咲き誇る 見た目も違えば 生きる姿勢もそれぞれに違う . . . 本文を読む

祈りの花よ (詩)

2006年05月20日 15時19分16秒 | (詩)
小さな胸で 清らかに願った祈りは 空駆けて 天まで昇り 神の御心に通じた 風よ  雲よ 無垢な花びらを どこまでも 高く 高く 飛ばせ 祈りの花を 幼き魂で 純に願った祈りは 海越えて 遥かにとどき 大きな奇跡を生んだ 風よ 波よ けがれ無き花びらを どこまでも 遠く 遠く 運べ 祈りの花を 先日ご紹介させて頂いた、沖縄の子供達 . . . 本文を読む

ある1日

2006年05月19日 19時11分58秒 | つれづれ
昨日は朝になって急遽、主人の仕事に付き合う事になりました。 4トントラックで県内を回って荷物を引き取る仕事ですが、 主人が膝が痛いというし、 その日のスケジュールもハードな内容なので、 私が運転を交代しながら付いて行く事にしました。 3年前まではよく一緒に運転しながらトラックで回っていたので、 運転には慣れていますが、今の私は右手が無理できない為、 少し心配ではあったのですが、ギアの操作は左手 . . . 本文を読む

おいしい宴

2006年05月17日 19時05分50秒 | 感動の素
一昨日、嬉しい荷物が届きました。 送り主を見ると、遠い南の島、小笠原の研ちゃんからでした。 研ちゃんは、ちょうど2ヶ月前に主人が始めて訪れた小笠原で、 偶然泊まった宿のオーナー。 怖いぐらいの偶然の出会いで、 すっかり主人と親しくなった研ちゃんから、 何やら冷凍便で送られてきた物とはーー?? 新聞紙を開けてビックリ! 大きな伊勢海老がずっしりと固まっていました。 しかも2匹もー! 『ワーッ! . . . 本文を読む

MOONY (詩)

2006年05月15日 21時38分11秒 | (詩)
光り輝く満月の夜に 我が家に舞い込んできたムーニ― もう6歳になるんだね 最初は1人っ子の箱入り息子だったけど 弟たちが次々にやってくるたび 少しずつ大人にならなくちゃいけなくてー 我慢しなくちゃいけなくてー ほんとは一番の甘えっ子なのにね でもだいじょうぶ 君の優しいところ ママが一番良く知ってるからー 大好きだよ  MOONY 今夜はどんな夢を見ているのか . . . 本文を読む

母の日の感謝 (詩)

2006年05月14日 18時24分44秒 | (詩)
母のいない子 母になれなかった人 母になっても苦しんでいる人 母がいても悲しんでいる人 今日の”母の日”を心から喜べなくても あなたは母から生まれてきた あなたからその子は生まれてきた 心が邪魔をしても 身体のすみずみに刻まれた愛の遺伝子は 母なる愛を知っている 母がなくては私は成り立たない 母から生まれてきたこと 母がいてくれたこと 身体に沁みこんだ愛が . . . 本文を読む

いっぱいの元気

2006年05月13日 18時27分10秒 | 私の病歴
昨日は県立佐原病院で、乳腺外科の超音波検査がありました。 いつもと違い、朝一番にエコー室の前で待っていると、 ベットごと患者さんを運んでゆくナースが通りかかり、 私の名前を呼ぶので顔を見ると、 入院していた時に仲の良かった病棟のナースでした。 彼女と私は同じ年。何かと話が合い、縁もあるので、 外でもバッタリと会うことがありましたが、 この日もバッタリと会えたのですね。 『久し振り~!一年ぶり? . . . 本文を読む

100編目の詩 【花と夢】 (詩)

2006年05月11日 16時39分35秒 | (詩)
 【 花 と 夢 】               夢乃 ミエル 痛めつけられようとも 手折られようとも 小さな祈りにも似た 命の営みは 花を咲かすことに全霊をそそぐ 咲かせた花は だれかの命を繋ぎ だれかに命を与えてゆく 汝 花であれ 夢であれ 打ち砕かれようとも 踏みにじられようとも 大きな祈りにも似た 明日への望みは 夢を咲かすことに心血をそそぐ . . . 本文を読む