ほんとにほんとに心が痛む日々です
私はあの時、午前中に全身麻酔で手術を終えたばかり、管だらけで病院のベッドにいた
手術はたいした事ないものだったんだけど、なんせそんな状態だから怖さが倍増し
怖くて怖くて、しばらく震えて涙が止まらなかった
けれどその後、看護師さんがつけてくれたテレビのライブ映像をみて、
このくらいで震える自分が、なんとちっぽけで愚か者だと恥ずかしくなった
被災した人々、心からお見舞い申し上げます
私も、名古屋に住んでいた3才の時(1959年)伊勢湾台風に遭う経験をしている
父に私がくくりつけられ、母に弟(赤ん坊)がくくりつけられて
暗闇の大雨の中、襖の上まで浸水した家(平屋)から父が泳ぎ、私を隣の家(2階屋)へ
どんどん浸水する中、父は風呂桶の上で待つ母と弟を迎えに行き、奇跡的に命を拾うことができた
私は恐怖のあまり、配られたおにぎりを一口も食べる事ができなかったそうだ
その日、父は仕事が遅くなるはずだったのだが台風がくるというので帰ってきてくれた
父が帰ってきてなかったら、母弟私は今いなかったかもしれない・・・
今は亡き父から何十回、何百回と聞かされた伊勢湾台風の話
私は3才だったので、ただ怖かったという記憶しかないのですが
私の家族は、住むところも家財道具も着るものもすべて失ったが、命があった
その時父母は、それだけで十分だったに違いない
私も本当にそう思う
今この時間もたくさんの人が辛い思いをしている、胸が痛みます
でも、家族と再会出来て嬉しい涙の人もいる
頑張って!頑張って!
こんな大災害がきっかけなのは困るけど、日本がひとつになれる気がするのは私だけではないはず
頑張ろう!頑張ろう!頑張ろう!