映画鑑賞、旧作が続いてます
以前に観た作品でも、またおもしろい
イメージフォーラムでロベール・ブレッソン監督の遺作『ラルジャン』、直訳すると『お金』
右のイラストは
サヴィニャック作
小さな子供もいる普通の男が、知らずにニセ札を握らされたことで人生を転落してしまうというストーリー
でもこの話、映画の作られた1983年のパリでは本当にありえそうなところがある
実際、パン屋やお総菜屋などでお札を出すと、レジの人はおかまいなしに裏表透かしてチェックしていたし
大きいお札の時は、チェックどころか買うのを断られた (ま、大きいお金を出すほうも悪いが)
そのくらい、ニセ札が普通に出まわっていたのかも?と思う
そのせいかどうか、パリはずいぶん前からカード普及率が高いような気がする
カフェやマルシェでの買い物は現金だけど、
デパート・ブティックはもちろん、普通のスーパーでもほとんどの人はカードで支払っているし、
庶民派レストランだって、テーブルでの支払いもカードで出来る (コードレスの機械を持ってくるのだ!日本にもあるのかな~?)
それに、メトロの切符売り場もカードが使える!
初めて使ったときは自分のクレジットカードが戻ってこなかったらどうしよう?と心配だったが、あ~ら便利!
旅行者にとっても、ちょっとの小銭を持っていればいいので助かる~
ちなみに、蚤の市は小銭しか持って行かずに
「これだけしか持っていないの」と言ってまけてもらっていたが、今はもう無理な話・・・
なつかしいな、映画にも出てくる当時の500Fr札、パスカル
ユーロに替わる前の50Fr札、星の王子様
旅行で余ったフランを、次の旅行で使おうとしたらお店の人に笑われたことがある
「こんなお札、今じゃ古くて使えないわよ~」って!
お札のデザインが替わって、まだ2年くらいしか過ぎてなかったはず、
日本じゃ普通に使えるのにね (あ、でも首里城2千円札ちょっといやだ)
もちろんBanque de Franceに替えてもらいに行ったけど・・・
フラン持って、ユーロに替えてもらいにも行った
あ~あ、でもやっぱり、パリに行ったらユーロは味気ない
フランスフランが良かったな~、なつかしいな~
そして、今日は七夕
お願い事はたくさんしたいけど
今年はみんなの思い「被災地の人たちが少しでも早く普通の生活に戻れます様に...」
midorimadeオンラインショップ
http://midorimade.ocnk.net/