
表参道ヒルズ西館の脇を通り抜けていきます。本館と同じく、西館の表参道のケヤキ並木道に面したファサードにも高級ブランドショップなどが出店しています。明治神宮前交差点に向かって緩やかな下り坂となっている歩道の散策を続けます。

散策当時はクリスマス商戦の真っ只中だった表参道ヒルズ、ファサードに掲げられたのぼり旗などがクリスマスの雰囲気を演出していました。

5月の新緑の時期から12月中旬まで続く紅葉の時期まで表参道のケヤキ並木は葉で覆われることになりますが、真冬の今の時期は枯れ木となっています。逆に枯れ木の状態の方が日の光が多く差し込んでくるので、開放感が感じられます。

表参道ヒルズ西館や本館の上層階には住居区画が設けられています。低層階や地下階にショッピングゾーンが、上層階に中層マンションが複合施設として一体化されているのです。

表参道ヒルズの西側、明治神宮前交差点に近づくにつれて、さらに人通りが増えてきたように感じます。年末の時期なので様々な年齢層の人たちが歩いていました。

表参道ヒルズ西館の地下駐車場入り口脇を通り抜けていきます。

表参道ヒルズ西館の敷地の明治神宮よりの箇所が、V字谷の地形の上に整備されている表参道の中で一番標高が低くなっている場所です。かつて、この場所には「穏田川(おんでんがわ)」という名前の河川が流れていました。

穏田川旧河道脇に設置されている歩道橋の上から撮影した表参道と表参道ヒルズをパノラマ写真に仕立ててみました。枯れ木のケヤキ並木が表参道の大通りに沿って送まで続いてる風景の中に、表参道ヒルズの都会的なデザインの建物が見事に溶け込んでいるのが印象的です。

歩道橋の上から明治神宮交差点方向を撮影してみました。この場所から明治神宮方向へ向かって緩やかな上り坂へと地形が転じているのがわかります。

振り返って表参道交差点方向を撮影してみました。新年を迎えると表参道では車線規制が実施され、歩行者も車道の一部を歩いて明治神宮へ向かうことができるようになります。

ショッピングゾーンと住居区画が不自然に見えないように併設されている表参道ヒルズ西館の建物です。

交通量が多い表参道の車道を脇に見ながら散策を続けていきます。

今年2012年4月18日に開業した「東急プラザ 表参道原宿」は話題となりましたが、こちらも表参道ヒルズと同じくクリスマスイルミネーションの装飾が施されていました。かつてこの場所には米国軍関係者など特別な人々を対象とした共同住宅(アパート)として完成した「原宿セントラルアパート」が建っていました

表参道と明治通りが交差している「神宮前交差点」ですが、明治通りも交通量がものすごく多かったです。竹下通り方向から表参道へ歩いてくる人の流れも多かったです。

正面から撮影した「東急プラザ 表参道原宿」です。その後原宿セントラルアパートは取り壊されて1999年(平成11年)にファッションビルの「ティーズ原宿」が建設されました。2010年にティーズ原宿が閉鎖された後に現在のビルが完成したのです。

地下鉄明治神宮駅前・神宮前交差点が地図の中心点です。