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首都高速10号晴海線(晴海大橋~東雲JCT)の進捗状況 2016年10月6日

2016年10月18日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


晴海大橋と首都高速10号晴海線:工事進捗率85% 2016年10月6日
現在、首都高速道路の中で10号路線となる「晴海線」の整備が進められています。首都高速晴海線は、湾岸線の東雲JCTから晴海大橋上に設置される晴海仮出入り口までの約2.7キロの区間の高速道路です。

事業位置 中央区晴海二丁目~江東区有明二丁目
延長 約2.7km
   豊洲出入口~東雲JCT約1.5km(平成21年2月開通)
   晴海出入口~豊洲出入口約1.2km(整備中)
道路の区分 第2種第2級(道路構造令)
設計速度 60km/h(出入口 40km/h)
構造 高架構造
車線数 往復2車線(暫定整備)
完成予定時期 平成29年度(晴海出入口~豊洲出入口)

1993年(平成5年)7月:都市計画決定
2009年(平成21年)2月 : 豊洲出入口-東雲JCT開通(暫定2車線)
2015年(平成27年)度(予定): 晴海出入口-豊洲出入口(暫定2車線)

「こんな何もない埋立地に高速道路なんか延ばしてきて、一体だれが利用するんだ?」と思われるような路線ですが、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線(レインボーブリッジ)のバイパス的機能を持っているのです。また、近年の再開発によって人口が増加している晴海地区や豊洲地区などの物流を担う道路ネットワーク整備としての意味があります。

豊洲地区や晴海地区の中から首都高速を利用しようとすると、一番近いインターチェンジは都心環状線の銀座出入り口となります。そのため、晴海ふ頭から銀座方面へ伸びている勝鬨橋に車の流れが集中することになり、晴海通りの慢性的な交通渋滞の要因の一つとされてきました。今回の晴海線が開通すると、車の流れが晴海線を経由して湾岸線に誘導されることになり、晴海通りの渋滞緩和に役立つことになります。



2014年7月現在、湾岸線の東雲JCT~豊洲出入り口間が既に開通しています。豊洲ふ頭周辺では高層タワーマンションや商業施設が出来て人口が増えていて、豊洲新市場や2020年の東京オリンピックの競技会場が整備されることになります。

2015年度には、豊洲ふ頭と晴海ふ頭を結んでいる「晴海大橋」の中まで延伸されます。晴海ふ頭は東京オリンピックの選手村が整備されるなど、これから5年程の間に一気に開発が進むことになります。

晴海大橋の造りですが、橋の中央部分に首都高速晴海線の高架と出入り口が設置され、その両側に放射34号線の一般道路(晴海通りの延伸部)が通っています。

プレスリリース:首都高速道路株式会社の専用ページ
首都高速晴海線【晴海出入口~豊洲出入口】



「晴海臨海公園」の緑地帯内から撮影した、首都高速10号晴海線の建設工事現場をズームで撮影しました。晴海大橋の道路橋梁の南岸側の整備工事現場です。




晴海三丁目交差点前から、晴海大橋の道路橋梁を南側(豊洲六丁目側)へ向かって散策していきます。晴海三丁目交差点側は、特に変化はありません。




P1・P2・P3橋脚で固定中の橋げた部分を撮影しました。今までしばらく放置されていたのですが、工事用シートが展開し始めました。




今回の首都高速10号晴海線の整備工事現場内で一番インパクトがあったのが、このP4橋脚の周辺です。P4橋脚の真上には、真新しいオレンジ色の橋桁が固定されていました。




これは一体どのような工法なのかよくわかりません。首都高速晴海線の公式ホームページを読んでいても、書いてありませんでした。オレンジ色の橋げたは仮設のものなのでしょうか。




オレンジ色の仮設橋桁を西側(晴海三丁目側)へ向かってスライドさせ、その上に首都高用の本橋桁を架設する手順になっているのでしょうか。




オレンジ色の仮設橋桁群と、P5橋脚の上に架設されている本橋桁との接続部分を見上げて撮影しました。




前方にP5橋脚とP6橋脚、その上に乗っている橋桁群が見えて来ました。実際に現地で眺めてみると、高さ20メートル位の場所に橋げたが架設されています。




P5橋脚の上には本橋桁が乗っかっていて、さらにその上にも新しい橋げたが架設されていました。・・・この時だけは、大地震が起こらないことを祈りながら通り過ぎました。




晴海大橋の南岸側の橋脚群の全景を撮影しました。手前側がP5橋脚、奥に見えるのがP6橋脚となっています。晴海大橋南詰交差点前ではP7橋脚が建設中です。




南西側からP5橋脚の全景を見上げて撮影しました。




北西側からP6橋脚の全景を見上げて撮影しました。




南西側からP6橋脚の全景を見上げて撮影しました。




晴海大橋南詰交差点前で建設中のP7橋脚の全景を撮影しました。前方を通っているゆりかもめの軌道高架橋のさらに上側に首都高の橋げたが架設されることになるので、最も高さが高くなる橋脚となっています。




南西側からP7橋脚の全景を撮影しました。




晴海大橋南詰交差点からさらに南側で整備工中の橋脚群の全景を撮影しました。奥には、首都高速10号晴海線の供用中の豊洲出入り口が小さく写っています。




ゆりかもめの新豊洲駅舎内からP4~P6橋脚群と橋桁群の全景を撮影しました。




晴海大橋南詰交差点そばに建っている「テプコ豊洲ビル」前から晴海大橋の南岸部分の橋脚群を撮影しました。手前側にはP7橋脚が写っています。




晴海大橋南詰交差点のすぐ南側で建設工事中のP8橋脚を見上げて撮影しました。




P8橋脚のすぐそばには、オレンジ色の鉄骨を組み合わせて造った架設橋脚が展開していました。背後には、豊洲新市場の5街区(青果棟)の「通勤駐車場棟」が写っています。




P8橋脚とP9橋脚の間には、鉄骨製の仮設橋脚が何基も展開していました。




仮設橋脚の一部には、既に首都高用の橋げたが展開していました。




首都高速10号晴海線の豊洲出入り口インターチェンジの全景を撮影しました。そばにはP9橋脚が展開しています。




東雲運河に架橋されている「木遣り橋」を渡っていきます。木遣り橋の北岸部のP11橋脚を撮影しました。この上にも首都高用の橋げたが架かっていました。




首都高用の橋桁の工事が始まったことによって、木遣り橋内も工事用資材があふれてきました。




木遣り橋の中央部のP12橋脚を撮影しました。




木遣り橋の南岸部分にやってきました。




橋脚の名前は一体何でしょうか。




3ヵ月ほど前はこの場所に架設橋台が展開していたのですが、撤去されていました。




首都高速10号晴海線ですが、更に500メートルほど南側にある「東雲ジャンクション」において、首都高速湾岸線に合流しています。




「晴海大橋」の地図です。二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の道路高架橋が設置されることになります。

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