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首都高速10号晴海線(晴海大橋~東雲JCT)の進捗状況 2017年2月2日

2017年02月14日 06時01分00秒 | インフラ整備・道路


晴海大橋と首都高速10号晴海線:工事進捗率90% 2017年2月2日
現在、首都高速道路の中で10号路線となる「晴海線」の整備が進められています。首都高速晴海線は、湾岸線の東雲JCTから晴海大橋上に設置される晴海仮出入り口までの約2.7キロの区間の高速道路です。

事業位置 中央区晴海二丁目~江東区有明二丁目
延長 約2.7km
   豊洲出入口~東雲JCT約1.5km(平成21年2月開通)
   晴海出入口~豊洲出入口約1.2km(整備中)
道路の区分 第2種第2級(道路構造令)
設計速度 60km/h(出入口 40km/h)
構造 高架構造
車線数 往復2車線(暫定整備)
完成予定時期 平成29年度(晴海出入口~豊洲出入口)

1993年(平成5年)7月:都市計画決定
2009年(平成21年)2月 : 豊洲出入口-東雲JCT開通(暫定2車線)
2015年(平成27年)度(予定): 晴海出入口-豊洲出入口(暫定2車線)

「こんな何もない埋立地に高速道路なんか延ばしてきて、一体だれが利用するんだ?」と思われるような路線ですが、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線(レインボーブリッジ)のバイパス的機能を持っているのです。また、近年の再開発によって人口が増加している晴海地区や豊洲地区などの物流を担う道路ネットワーク整備としての意味があります。

豊洲地区や晴海地区の中から首都高速を利用しようとすると、一番近いインターチェンジは都心環状線の銀座出入り口となります。そのため、晴海ふ頭から銀座方面へ伸びている勝鬨橋に車の流れが集中することになり、晴海通りの慢性的な交通渋滞の要因の一つとされてきました。今回の晴海線が開通すると、車の流れが晴海線を経由して湾岸線に誘導されることになり、晴海通りの渋滞緩和に役立つことになります。



2014年7月現在、湾岸線の東雲JCT~豊洲出入り口間が既に開通しています。豊洲ふ頭周辺では高層タワーマンションや商業施設が出来て人口が増えていて、豊洲新市場や2020年の東京オリンピックの競技会場が整備されることになります。

2015年度には、豊洲ふ頭と晴海ふ頭を結んでいる「晴海大橋」の中まで延伸されます。晴海ふ頭は東京オリンピックの選手村が整備されるなど、これから5年程の間に一気に開発が進むことになります。

晴海大橋の造りですが、橋の中央部分に首都高速晴海線の高架と出入り口が設置され、その両側に放射34号線の一般道路(晴海通りの延伸部)が通っています。

プレスリリース:首都高速道路株式会社の専用ページ
首都高速晴海線【晴海出入口~豊洲出入口】



晴海三丁目交差点から東側へ向かって伸びている、「晴海大橋」の道路橋梁を豊洲六丁目側(東側)へ向かって歩いていきます。




晴海大橋の中央地点まで歩いてくると、前方に「首都高速10号晴海線」の道路高架橋の架設工事現場が見えて来ました。P1~P6橋脚にかけて、真新しい首都高用の橋桁が設置されていました。




北西側からP4橋脚の全景を撮影しました。このP4橋脚は、2006年3月に晴海大橋の開通時の時点で完成していた橋脚となっています。




南西側からP4橋脚の全景を撮影しました。




晴海大橋の道路橋梁の東岸側(豊洲六丁目側)前にやってきました。晴海大橋内の2車線ある一般道路の間のスペースに、首都高用の橋脚と橋げたが設置されることになります。北西側からP5橋脚を撮影しました。




P5橋脚の東側に建っているP6橋脚の全景を撮影しました。




晴海大橋南詰交差点の敷地北側に建っているP7橋脚を撮影しました。首都高速10号晴海線の道路高架橋は、この先でゆりかもめの軌道高架橋の上側をクロスする形で通過していくことになります。




晴海大橋交差点前から振り返って、P6~P4橋脚方面を見渡して撮影しました。




晴海大橋南詰交差点から、さらに南側へ向かって伸びている首都高速10号晴海線の施設群の全景を撮影しました。現在の首都高速10号晴海線は、豊洲出入り口インターチェンジまで暫定的に開通している状態です。




ゆりかもめの「新豊洲駅舎」内から、P4~P6橋脚群と橋桁群を撮影しました。




晴海大橋南詰交差点からさらに南側へ向かって歩いていきます。交差点の南側に建っているP8橋脚を撮影しました。





南東側からP8橋脚を撮影しました。背後に建っているのは、豊洲新市場 5街区(青果棟)の「通勤駐車場棟」の建物です。




前方に首都高速10号晴海線の「豊洲出入り口」のインターチェンジと、P9橋脚を撮影しました。




P9橋脚を東側から撮影しました。




東雲運河に架橋されている「木遣り橋」前にやってきました。この木遣り橋の北岸部から、首都高用の橋桁の延伸工事が行われています。




木遣り橋の南岸前にやってきました。




「有明アリーナ」の整備工事現場前から、首都高速10号晴海線の道路高架橋を撮影しました。




同じ場所から南側へ向かって500メートルほど進むと、首都高速湾岸線に合流する「東雲ジャンクション」となっています。




「晴海大橋」の地図です。二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の道路高架橋が設置されることになります。

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