東京駅前 常盤橋街区再開発プロジェクト:D街区棟工事着工 2017年5月11日
三菱地所が東京駅の日本橋口前に建設予定の高層オフィスビル群の再開発区画の常盤橋街区再開発プロジェクト、正式名称「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」ですが、2017年4月17日にD街区棟が工事に着工し、2021年12月に完成予定となっています。再開発街区の北側に位置するD棟は、地下及び低層階部分に下水ポンプ所が新設されます。これは、都心の重要インフラとして1964年(昭和39年)に日本ビルヂング地下に合築して設けられた東京都下水道局銭瓶町ポンプ所に替わるものであり、将来の更新も見据え本プロジェクトにて別棟化した上で、機能更新を図るものです。竣工後は、東京都下水道局の所有となり、地上階は主に東京都下水道局の事務所となる予定です。
(再開発区画全体の概要):地上61階建て、高さ約390メートルと、地上37階建て、高さ約230メートルの高層オフィスビルをコアとして、敷地内には大規模広場や商業施設などが整備されます。
A棟:地上37階・地下5階建て 高さ約230m 延べ面積約140,000㎡ 2018年度着工・2021年度竣工
B棟:地上61階・地下5階建て 高さ約390m 延べ面積約490,000㎡ 2023年度着工・2027年度竣工
C棟:地下4階建て 延べ面積約20,000㎡ 2018年度着工・2027年度竣工
D棟:地上9階・地下3階建て 高さ約65m 延べ面積約30,000㎡ 2017年度着工・2022年度竣工
プロジェクトの特徴
1.広域的な都市基盤の更新・歩行者ネットワーク・広場等の更新
(1)下水ポンプ場・変電所・都市計画駐車場の更新・再構築
(2)東京駅・周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークの整備
(3)常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場・親水空間の整備
2.国際競争力強化を図る都市機能の整備
(1)「東京国際金融センター」構想の実現に資するビジネス交流機能の導入
(2)国際都市東京の魅力を高める都市観光機能の導入
3.高度防災都市づくりと環境負荷低減
(1)災害復旧活動の拠点となる広場整備と帰宅困難者対策
(2)自立・分散型エネルギーの導入と水の自立化
(3)省エネルギー化による環境負荷低減
再開発事業の経緯と今後
2016年度 第一種市街地再開発事業認可・権利変換計画認可済
2017年4月1日 権利変換期日
2017年4月末 D棟着工
2018年1月 A棟着工、C棟着工
2021年度上期 A棟竣工
2021年12月末 D棟竣工
2023年度 B棟着工
2027年度 B棟竣工、C棟竣工(全体竣工)
外観イメージ(日本橋側から)です。
大規模広場のイメージ(東京駅側)です。
D棟外観完成イメージです。
再開発計画の現況配置図と計画配置図です。
再開発計画の断面図です。
プレスリリース:三菱地所株式会社発表の報道資料 2017年4月17日
「常盤橋街区再開発プロジェクト」第一弾D棟( 下水ポンプ所) 新築工事着工 ~東京駅前で10年超の長期プロジェクトがいよいよ始動~
東西方向に通っている永代通りと、南北方向に通っている外堀通りが交差している「呉服橋交差点」前にやってきました。呉服橋交差点前から、「パソナグループ本社ビル」の建物の全景を撮影しました。
南東側から「JXビル」の高層オフィスビルの解体工事現場を見上げて撮影しました。JXビルの建物全体が工事用パネルに覆われた状態となっていて、解体工事用のタワークレーンが2基展開しています。
呉服橋交差点から西側(皇居東御苑・大手門方面)へ向かって永代通りの歩道を歩いていきます。
前方に「B棟」の高層オフィスビルの建設工事現場の全景が見えて来ました。この場所に地上61階・地下5階建て、高さ約390メートルの高層オフィスビルが建設されることになります。2023年度着工し、2027年度竣工予定となっています。
南東側から、再開発工事区画の南西角に建っている「朝日生命大手町ビル」の建物の全景を撮影しました。この建物はまだ供用されている状態です。
南東側から、「丸の内トラストタワー北館」の建物前から「B棟」の再開発工事区画の全景を撮影しました。区画内に建っている日本ビルヂングですが、南側の壁面においても工事用フェンスが構築されていました。
JR東京駅日本橋口ロータリー前から振り返って、東側(呉服橋交差点側)を見渡して撮影しました。
日本橋口ロータリー前の横断歩道を渡って、再開発工事区画前に向かいます。
南西側から解体工事中の「JXビル」の建物の全景を撮影しました。建物の西側壁面には、解体された資材を移動させるためのエレベーターが設置されています。
南側から、日本ビルヂングの建物の南側壁面に構築中の工事用パネル群を見渡して撮影しました。
B棟・D棟と、A棟の間を通っている広場兼歩行者用通路の全景を撮影しました。道幅は狭くはなっていますが、一般歩行者も通り抜けることが可能となっています。
南側から、歩行者用通路の全景を撮影しました。再開発工事が終わって完成した後も、この場所には都市型広場が整備されることになります。
都市型広場区画の南端部から、日本ビルヂングの南側壁面の工事用フェンスの構築現場の全景を撮影しました。
日本ビルヂングの建物の敷地南側の歩道を西側へ向かって歩いていきます。
「朝日生命大手町ビル」の建物敷地の南西角前にやってきました。これから、再開発工事区画の敷地西側を通っている東京都道407号丸の内室町線(江戸通り)を北側へ向かって歩いていきます。
朝日生命大手町ビルの建物敷地前から振り返って、再開発工事区画の敷地南側を通っている永代通りの歩道を見渡して撮影しました。
東京都道407号丸の内室町線(江戸通り)を北側へ向かって歩いていくと、再開発工事区画の敷地の北西角の交差点前にやってきました。交差点前から、千代田区道104号線の道路の全景を撮影しました。
常盤橋街区再開発プロジェクトの工事区画ですが、丸の内地区のオフィスビル街の北東側に外れた一角内となっています。丸の内地区というよりは、JR線路群から東側に広がっている日本橋地区と言った方がわかりやすいですね。
北西側から、常盤橋街区再開発プロジェクトの再開発工事区画の全景を撮影しました。日本ビルヂングの北側棟の建物は解体されて、現在は更地状態となっています。
手前側に広がっている空き地が、2017年4月末に工事着工した「D棟」の整備工事現場の全景です。この場所に地上9階・地下3階建て、高さ約65メートルの建物が建設されることになります。
千代田区道104号線の歩道を東側(常盤橋交差点側)へ向かって歩いていきます。
歩道を道なりに歩いていくと、「常盤橋公園」の緑地帯前にやってきました。この常盤橋公園も、再開発工事と併せて再整備されることになります。
北側から「D棟」の工事現場の全景を撮影しました。
常盤橋公園内の「渋沢栄一像」前の広場から、常盤橋の道路橋梁やJXビル周辺を見渡して撮影しました。
北西側から、渋沢栄一像前から解体工事中の「JXビル」の建物の全景を撮影しました。
日本ビルヂングの建物の北東角には「日本パーキングセンター」の地下駐車場入り口があったのですが、建物自体が解体されたことによって、跡かたもなくなってしまいました。
渋沢栄一像前の広場から東側の一角は、現在も立ち入り禁止状態となっています。
北側から、再開発工事完成後に整備される都市型広場(C棟を含む)の整備工事現場の全景を撮影しました。
日本ビルヂング北館の建物が解体されて更地状態なったことによって、JR線路群の西側一帯の丸の内・大手町地区の高層オフィスビル群を見渡すことができます。
日本橋川に架橋されている「常盤橋」の道路橋梁の全景を撮影しました。同じ日本橋川に架設されている「日本橋」の二つ上流側に架設されている橋となっています。
常盤橋上から、日本橋川(上流側)を見渡して撮影しました。常盤橋公園の緑地帯と、日本銀行本店とを結ぶ歩行者専用橋の架設工事が行われています。
東側から、現在整備工事中の「常盤橋公園」の緑地帯の全景を撮影しました。
東側から、常盤橋上から「D棟」の工事現場の全景を撮影しました。
常盤橋上から、日本ビルヂング南館の建物の全景を撮影しました。
D棟の工事現場の敷地東側には、工事用プレハブ小屋が展開しています。
外堀通りの「常盤橋交差点」前にやってきました。交差点前から常盤橋街区再開発プロジェクトの工事区画の全景を撮影しました。
北東側から、解体工事中のJXビルの建物の全景を撮影しました。
東側から常盤橋の道路橋梁の全景を撮影しました。
「常盤橋街区再開発プロジェクト」の地図です。