三井物産本社ビル他2棟の再開発「(仮称)OH-1計画」:工事進捗率7% 2017年5月11日
三井不動産と三井物産が共同で行う都市再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」です。三井物産本社ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの3つのビルを一体的に建て替えます。敷地面積は全体で約2ヘクタール、2016年7月に着工し、オフィスビルは19年度中に竣工予定です。延床面積36万1000平方メートルのオフィスビル2棟を建設します。A棟が地上30階、地下5階の約160メートルで、B棟が地上41階地下5階の約200メートルとなります。
再開発計画「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の特徴
1.大手町エリア最大規模となる、緑地空間を含む約6000平方メートルの広場空間の整備
・皇居の緑と連続する緑豊かな緑地を含む約6000平方メートルの広場空間を整備し、都心に居ながら自然を感じられる新たな憩いと潤いの場を創出
・地域固有の在来種を用いた森の形成や、水辺空間など生育環境を創出し、生物多様性に配慮
2.多様な交流機能の整備による賑わい創出
・1500平方メートルの多目的ホール・ホワイエを整備することで、ビジネス交流・国際交流機能を強化し、同時に文化・芸術等を発信するイベントを通じた来街者の交流を促すことで、大丸有エリアに更なる賑わいを創出
・ラグジュアリーホテルを誘致し、エリアの宿泊機能を強化
3.地域冷暖房供給施設の更新とバリアフリー歩行者ネットワークを構築
・大手町地区の業務継続機能を支える地域冷暖房供給施設のメインプラントを機能継続しながら更新し、浸水防止・耐震性能の強化を図るとともに、設備の効率化によりCO2排出量を既存施設より年間約1000トン削減
•地下鉄コンコースから皇居・竹橋方面をつなぐバリアフリーの歩行者ネットワークを整備し、地域の都市基盤における利便性を向上
4.防災対応力の向上および地域貢献
・帰宅困難者の一時滞在施設(約4000平方メートル、約2400人)および、防災備蓄倉庫(約250平方メートル、約22000食の食料等)や防災井戸を整備
・非常用発電機は災害に強い中圧ガスにも対応したデュアルフューエル型を採用。中圧ガスの供給が止まっても、72時間の運転を可能とする重油を備蓄
皇居東御苑から望む外観パースです。
皇居側に整備される大規模緑地広場です。
鳥瞰パース(内堀通り沿い)です。
B棟鳥瞰パース(日比谷通り沿い)です。
平面図です。
「(仮称)大手町一丁目2地区計画」
事業主体 三井物産、三井不動産
所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、ホワイエ、ホテル、バンケット、駐車場、地域冷暖房施設
敷地面積 20,900㎡
延床面積 約361,000㎡
階数・高さ
A棟:地上30階、地下5階 (約160m)
B棟:地上41階、地下5階 (約200m)
建物竣工 2019年度
プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年12月11日
「(仮称)大手町一丁目2地区計画」整備方針決定
プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2016年6月8日
大手町における大規模複合開発「(仮称)OH-1計画」着工
皇居東御苑の緑地帯正門の「大手高麗門」前にやってきました。大手高麗門前から「(仮称)OH-1計画」の再開発工事区画を撮影しました。
大手高麗門前から再開発工事区画内をズームで撮影しました。
大手高麗門前から、内堀通りの歩道を北側へ向かって歩いていきます。
再開発工事区画の敷地の南西角の交差点前にやってきました。
上記の交差点前から、大手町に丁目地区内の「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。
再開発区画の敷地内の南西側には、鉄骨群が構築中でした。工事用タワークレーンも展開していないのに、何を造っているのでしょうか。
工事用プレハブ小屋と、鉄骨群をズームで撮影しました。
北西側から、再開発工事区画の全景を撮影しました。
日経新聞本社ビル前の横断歩道を渡って、再開発工事区画前にやってきました。内堀通り前から、再開発工事区画の敷地北側を通っている道路の全景を撮影しました。
再開発区画内の西側(内堀通り側)に展開している工事用プレハブ小屋を見上げて撮影しました。
再開発工事区画の敷地の南西角の交差点前にやってきました。これから、千代田区道104号線の道路を東側へ向かって歩いていきます。
南側から、三菱地所株式会社の本社機能が入っている「大手町ホトリア・大手町パークビルディング」の敷地前から、再開発工事区画内を撮影しました。
南側から「平将門塚」の緑地スペースの全景を撮影しました。
再開発工事区画の南東角の交差点前にやってきました。南東側から、三菱地所株式会社の本社機能がなくなった「大手町ビルディング」前から再開発工事区画の全景を撮影しました。
再開発工事区画内ですが、現在も地下区間の工事が行われているようです。
上記の交差点前から、再開発工事区画の敷地南側を通っている千代田区道104号線の道路の全景を撮影しました。
もう少し時間が建てば、工事用タワークレーンが出現するかもしれません。
東側から、「読売新聞ビル」前から再開発工事区画を撮影しました。
日比谷通りの「大手町一丁目交差点」前にやってきました。北東側から、再開発工事区画内を見渡していきます。
北東側から、再開発工事区画の全景を撮影しました。地下部分を整備するための工事用資材がすべてなくなると、鉄骨組み立て用の工事用タワークレーンが出現するはずなので、数カ月後にはそうなっているかもしれません。
大手町一丁目交差点前から、敷地北側を通っている道路の全景を撮影しました。
再開発工事現場の地図です。