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緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

環状第2号線 勝どき陸橋の進捗状況 2015年11月5日

2015年11月14日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


環状第2号線「勝どき陸橋」工事進捗率80% 2015年11月5日
現在工事が進められている「環状第2号線」のルートの中で、中央区の勝どき地区内を通る「勝どき陸橋」です。2014年9月末に正式名称が決まる以前は「(仮称)勝どき高架橋」と呼称されていました。隅田川を渡る築地大橋と、朝潮運河を渡る黎明大橋の間部分に建設されます。

勝どき高架橋(仮称)→正式名称「勝どき陸橋」
形式 鋼単純鋼床版鈑桁橋+鋼9径間連続鋼床版箱桁ラーメン橋
橋長 525.0メートル
幅員 15.7メートル



隅田川に架橋されている環状第2号線の「築地大橋」の左岸部前から、勝どき五丁目地区内を東西方向に横断している「勝どき陸橋」脇を散策していきます。




住宅密集地帯の中をまっすぐ通過している勝どき陸橋の道路高架橋です。実際に現地を歩きながらそばで眺めていても、そんなに圧迫感を感じることはありませんでした。




新月島運河の南岸に沿って伸びている道路高架橋に沿って散策していきます。現在の道路高架橋は、工事用シートに覆われていて養生中の状態です。




同じ場所から振り返って、西側(築地側)を撮影しました。




前方に、環状第2号線の道路高架橋と、南北方向に通る「清澄通り」との交差部が見えてきました。清澄通りの真上にも道路高架橋が架設されていました。




道路高架橋の真下には、オレンジ色の鉄骨を組み合わせて建造した「仮橋台」が等間隔に設置されています。この仮橋台の隣で、本格的な橋台の工事が行われています。




清澄通りの横断歩道を渡って、「ザ・トーキョータワーズ」の高層タワーマンション群の前にやってきました。清澄通りの歩道部分にも、仮橋台が設置されていました。




こんなものは滅多に見られるものではないので、写真をたくさん撮影して残しておくことにします。




こんな細い鉄骨群で、本当に道路高架橋を支えることが出来るのかと、実際に見ていると不安になってきました。




北側から、新月島運河に架橋されている「新島橋」前から道路高架橋を見上げて撮影しました。




交差点の北東側前から見渡して撮影しました。以前はこの場所から「勝どき・ザ・タワー」の再開発工事現場を見渡すことが出来たのですが、現在は不可能となっています。




清澄通りとの交差部から更に東側に伸びている道路高架橋部分を見上げて撮影しました。この先では、環状第2号線の「黎明大橋」へとつながっています。




オレンジ色の鉄骨の仮橋台をズームで撮影しました。




南東側から道路高架橋を見上げて撮影しました。




同じ場所から東側(黎明大橋側)を撮影しました。そばには「ザ・トーキョータワーズ」の高層タワーマンション群の敷地が広がっています。




環状第2号線「勝どき陸橋」の工事現場の地図です。

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環状第2号線 築地大橋の進捗状況 2015年11月5日

2015年11月13日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


環状第2号線 隅田川橋梁(仮称)→正式名称「築地大橋」:工事進捗率95% 2015年11月5日
東京都江東区有明2丁目から港区新橋、新宿区四谷を経由し千代田区神田佐久間町1丁目に至る都市計画道路「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の事業区間の中の一つである「隅田川橋梁(仮称)」です。江東区豊洲から港区新橋までの事業区間の中で、隅田川を渡る部分にこの新しい道路橋が建設されています。今まで東京東部を流れている隅田川の最下流部に架橋されている橋は勝鬨橋だったのですが、この隅田川橋梁(仮称)が完成すると、その記録が塗り替えられることになります。

環状第2号線の西側半分は「外濠通り」として既に供用中であり、虎ノ門~新橋間の地上区間は「新虎通り」として2014年3月末に開通しました。現在は新橋~有明間で事業が進められています。中央区築地から虎ノ門までの地下トンネルの名称は「築地虎ノ門トンネル」となっていて、こちらも地上区間と同時期に開通しています。



環状第2号線の巨大事業の中で、現在は新橋から勝どき地区や晴海地区、豊洲地区を経由して湾岸の有明地区へ向かうルートの工事が行われています。前述の通り、虎ノ門~新橋間は2014年3月末に「新虎通り」「築地虎ノ門トンネル」として一部区間が開通しています。環状第2号線のルート上には隅田川、朝潮運河、豊洲運河の水面を橋梁で渡る必要があり、その3つの中の一つが今回の記事の「隅田川橋梁(仮称)」となります。2014年9月末、東京都によってこの橋の正式名称が「築地大橋」に決定しました。

上記の地図を眺めてもらうと、環状第2号線は一つ北側を通っている「晴海通り」と並行するルートとなっています。この晴海通りは近年になって交通渋滞がひどくなっていて、この晴海通りの混雑緩和機能が期待されます。

「隅田川橋梁(仮称)→築地大橋」設計諸元と概要
路線名 環状第2号線
事業年度 平成19年度~26年度
橋長 245m
支間長 49.85m+145m+49.85m
総幅員 32.3~48m
有効幅員 歩道4m、車道10.25m×2、歩道4m
道路規格 第4種第1級
設計速度 本線60km/h、ランプ部40km/h
縦断勾配 4%
横断勾配 車道部2%、歩道部1%
構造形式 上部工 鋼3径間連続中路式アーチ橋
       下部工 A1橋台 逆T式、橋脚 壁式、A2橋台 壁式
       基礎工 A1橋台 鋼管杭、橋脚 鋼殻ケーソン、A2橋台 場所打ち杭
舗装 車道 アスファルト舗装(t=80mm)、歩道 石材舗装(t=30mm)

プレスリリース:東京都建設局発表の報道資料 2014年9月30日
環状第2号線 隅田川橋りょう(仮称)名称決定!! 『築地大橋』
ニュースリリース:ケンプラッツの特集 2014年5月9日
五輪の大動脈、隅田川河口にアーチ橋を一括架設 隅田川橋りょう工事



隅田川の最下流部に架設されている「勝鬨橋」の左岸部から撮影した、環状第2号線の「築地大橋」の道路橋梁の全景です。隅田川の左岸側の遊歩道を歩き、近づいて行きます。




現在の隅田川の最下流部に架橋されている「勝鬨橋」です。東京都心部と豊洲・晴海地区を結ぶ幹線道路がこれしかないので、交通量が非常に多く、常に渋滞しています。




隅田川左岸側から対岸を見渡してみると、「築地市場」の広大な敷地が広がっています。2020年までに豊洲地区に移転した後は、再開発によって高層オフィスビル街にでもなるのでしょうか。




左岸側の遊歩道をしばらく歩くと、築地大橋の巨大な道路橋梁が近づいてきました。




勝どき五丁目地区の住宅密集地帯の中を通り抜けて、工事現場へ向かいます。遊歩道脇の高台から築地大橋の道路橋梁の全景を撮影しました。




左岸側の橋台をズームで撮影しました。工事用車両が橋梁上に展開していて、何か作業が行われていました。




右岸側をズームで撮影しました。




勝どき五丁目地区内を通り抜けて、左岸側の工事現場前にやってきました。




築地大橋の道路橋梁をズームで撮影しました。背後には汐留シオサイトの高層オフィスビル群が広がっているのが見えます。




築地大橋の道路橋梁の東側(勝どき側)とつながっている「勝どき陸橋」との接続部前にやってきました。




接続部分をズームで撮影しました。




隅田川左岸側を通る道路を南側へ歩いて行くと、「隅田川ポンプ場」前の敷地内でも工事が行われていました。




南東側から築地大橋と勝どき陸橋の接続部分の全景を撮影しました。




隅田川の河岸部分には防波堤が設置されているので、ここから築地大橋の道路橋梁を見渡すことは難しかったです。




まだ歩道部分は設置されていませんでした。




ズームで撮影しました。




真下から道路橋梁を見上げて撮影しました。




隅田川橋梁(仮称)、正式名称「築地大橋」の地図です。

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環状第2号線 豊洲大橋の現在 2015年8月6日

2015年08月25日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


環状第2号線 豊洲大橋:工事進捗率90% 2015年8月6日
現在事業中の環状第2号線の湾岸地区、晴海運河に架橋される「豊洲大橋」です。環状第2号線の湾岸地区の3つの道路橋工事の中では最も早い2008年11月に架橋工事は終了しています。しばらくその後は放置されていたのですが、最近になってアプローチ部や舗装工事、街灯などの設置工事が始まっています。橋長は550メートル、幅員は32.3メートル(展望部分では36.1メートル)。形状は晴海大橋とほぼ同じで、展望部分も同様に4箇所に設置されます。

勝どきから築地・青果市場前交差点までの区間については、移転予定となっている築地市場の跡地を利用して2015年に完成する計画だったのですが、同市場の豊洲新市場(豊洲)移転計画自体が遅延している状態です。

プレスリリース:東京都第五建設事務所の資料 
環状第2号線 豊洲大橋整備事業



環状第2号線の「晴海三丁目交差点」前から撮影した「豊洲大橋」の道路橋梁の全景です。




歩道と車道部分には強化ガラス製の仕切り板が設置されていて、街灯や舗装などの工事も完了しているように見えます。明日にでも開通できそうな雰囲気ですね。




晴海五丁目交差点の南西側一帯は広大な空き地が広がっていて、2020年の東京オリンピック時の「選手村」がこの場所に整備されることになります。




環状第2号線を活用することによって、都心部方向や、湾岸地区の競技会場クラスターまで道路一本でアクセスすることが出来る場所です。




交差点前から南西側を見渡してみると、正面には「晴海客船ターミナル」の建物が小さく写っています。




晴海大橋の西岸側(晴海側)から撮影した「豊洲大橋」の道路橋梁の全景です。550メートルの長さを誇る巨大な橋梁ですね。




同じ場所から、豊洲大橋の西岸部を撮影しました。手前側の空き地には晴海ふ頭の倉庫群が建っていたのですが、この数年のうちに全て解体されました。




晴海埠頭の護岸の一部では、遊歩道の整備工事が進められています。




この日の東京都心部は雲一つない快晴の青空だったのですが、空気が少し霞んでいたように感じました。




豊洲大橋の道路橋梁をズームで撮影しました。橋梁上には工事用車両が展開していて、何か作業が行われていました。




真横から撮影した豊洲大橋の全景です。背後には、東京港に架橋されている「レインボーブリッジ」の複合アーチ橋が写っています。




豊洲大橋の東岸側(豊洲六丁目側)の一帯を撮影しました。豊洲新市場の整備工事現場や、東京ガスのスマートエネルギーセンターの建設工事現場などが広がっています。




とは言っても、豊洲六丁目地区の埋立地一帯はまだ空き地の割合の方が多いくらいですね。




豊洲大橋南詰の南西側に広がっている豊洲新市場の「6街区(水産仲卸売場棟)」の鉄骨群をズームで撮影しました。




南東側から撮影した豊洲大橋の全景です。




ゆりかもめの市場前駅舎内から撮影した豊洲大橋の全景です。




ズームで撮影しました。手前側の広大な空き地は、東京ガスによる複合再開発である「TOYOSU22」計画の敷地となっています。




豊洲大橋東岸部と、豊洲大橋南詰交差点の間のアプローチ道路部分を撮影しました。歩道部分の整備工事はこれから始まるみたいですね。




豊洲新市場や東京ガススマートエネルギーセンターの工事現場のすぐそばなので、工事用車両の出入りが非常に多いです。




豊洲大橋南詰交差点のすぐそばには、豊洲新市場の千客万来施設棟が建設されることになります。




豊洲大橋南詰交差点前から、豊洲大橋方向を撮影しました。




現在はまだ工事用フェンスで閉鎖されている状態です。




同じ場所から振り返って、南側へ向かってまっすぐ伸びている環状第2号線を撮影しました。




豊洲大橋南詰交差点の北西側一帯に広がっているTOYOSU22の再開発計画区域の全景を撮影しました。




豊洲大橋の地図です。

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晴海大橋と首都高速10号晴海線の進捗状況(2) 2015年8月6日

2015年08月18日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


晴海大橋と首都高速10号晴海線:工事進捗率65% 2015年8月6日
現在、首都高速道路の中で10号路線となる「晴海線」の整備が進められています。首都高速晴海線は、湾岸線の東雲JCTから晴海大橋上に設置される晴海仮出入り口までの約2.7キロの区間の高速道路です。

事業位置 中央区晴海二丁目~江東区有明二丁目
延長 約2.7km
   豊洲出入口~東雲JCT約1.5km(平成21年2月開通)
   晴海出入口~豊洲出入口約1.2km(整備中)
道路の区分 第2種第2級(道路構造令)
設計速度 60km/h(出入口 40km/h)
構造 高架構造
車線数 往復2車線(暫定整備)
完成予定時期 平成29年度(晴海出入口~豊洲出入口)

1993年(平成5年)7月:都市計画決定
2009年(平成21年)2月 : 豊洲出入口-東雲JCT開通(暫定2車線)
2015年(平成27年)度(予定): 晴海出入口-豊洲出入口(暫定2車線)

「こんな何もない埋立地に高速道路なんか延ばしてきて、一体だれが利用するんだ?」と思われるような路線ですが、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線(レインボーブリッジ)のバイパス的機能を持っているのです。また、近年の再開発によって人口が増加している晴海地区や豊洲地区などの物流を担う道路ネットワーク整備としての意味があります。

豊洲地区や晴海地区の中から首都高速を利用しようとすると、一番近いインターチェンジは都心環状線の銀座出入り口となります。そのため、晴海ふ頭から銀座方面へ伸びている勝鬨橋に車の流れが集中することになり、晴海通りの慢性的な交通渋滞の要因の一つとされてきました。今回の晴海線が開通すると、車の流れが晴海線を経由して湾岸線に誘導されることになり、晴海通りの渋滞緩和に役立つことになります。



2014年7月現在、湾岸線の東雲JCT~豊洲出入り口間が既に開通しています。豊洲ふ頭周辺では高層タワーマンションや商業施設が出来て人口が増えていて、豊洲新市場や2020年の東京オリンピックの競技会場が整備されることになります。

2015年度には、豊洲ふ頭と晴海ふ頭を結んでいる「晴海大橋」の中まで延伸されます。晴海ふ頭は東京オリンピックの選手村が整備されるなど、これから5年程の間に一気に開発が進むことになります。

晴海大橋の造りですが、橋の中央部分に首都高速晴海線の高架と出入り口が設置され、その両側に放射34号線の一般道路(晴海通りの延伸部)が通っています。

首都高速道路株式会社 晴海線
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/index.html



東側(新豊洲側)に設置されている、首都高速道路用の橋脚部分の前を通りすぎていきます。




しばらく東側(新豊洲側)へ向かって歩くと、首都高速10号晴海線用の道路高架橋部分が見えてきました。




晴海大橋の東側(新豊洲側)の一角において、既に2006年3月の開通時の時点で完成している首都高速道路用の橋台を撮影しました。




晴海大橋の東岸側部分前にやってきました。一般道路の間のスペースは、首都高速道路を建設するための工事用資材置き場として活用されています。




東岸側の一角には「P5橋脚」と言う名前の構造物が設置されていました。




「P5橋脚」を南東側から撮影しました。晴海側(西側)から数えて5番目の橋脚と言う意味なのでしょうか。




前方に「晴海大橋南詰交差点」が見えてきました。周辺は、東京電力の変電所や高層タワーマンション群などが広がっています。




交差点のそばにも建設中の構造物があったのですが、これが首都高速用の橋脚なのかはよく分かりません。「P6橋脚」と言う名前なのでしょうか。




「晴海大橋南詰交差点」の全景を撮影しました。首都高速10号晴海線の道路高架橋は、青色塗装のゆりかもめの軌道高架橋の更に上側にクロスするように建設されることになります。




同じ場所から振り返って、晴海大橋側を撮影しました。




晴海大橋南詰交差点前にやってきました。交差点の南西側一帯では、豊洲新市場の建設工事が佳境を迎えている状況です。




交差点の更に東側には、首都高速10号晴海線の「豊洲出入口」の暫定インターチェンジが設置されています。




この日は夏休みの時期だったので、工事現場脇の空き地では夏季限定のアトラクションなどの遊園地が設置されていました。




2015年度内に首都高速10号晴海線の道路高架橋が出来るらしいのですが、この様子だと間に合わなそうですね。




「晴海大橋」の地図です。二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の道路高架橋が設置されることになります。

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晴海大橋と首都高速10号晴海線の進捗状況(1) 2015年8月6日

2015年08月17日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


晴海大橋と首都高速10号晴海線:工事進捗率65% 2015年8月6日
現在、首都高速道路の中で10号路線となる「晴海線」の整備が進められています。首都高速晴海線は、湾岸線の東雲JCTから晴海大橋上に設置される晴海仮出入り口までの約2.7キロの区間の高速道路です。

事業位置 中央区晴海二丁目~江東区有明二丁目
延長 約2.7km
   豊洲出入口~東雲JCT約1.5km(平成21年2月開通)
   晴海出入口~豊洲出入口約1.2km(整備中)
道路の区分 第2種第2級(道路構造令)
設計速度 60km/h(出入口 40km/h)
構造 高架構造
車線数 往復2車線(暫定整備)
完成予定時期 平成29年度(晴海出入口~豊洲出入口)

1993年(平成5年)7月:都市計画決定
2009年(平成21年)2月 : 豊洲出入口-東雲JCT開通(暫定2車線)
2015年(平成27年)度(予定): 晴海出入口-豊洲出入口(暫定2車線)

「こんな何もない埋立地に高速道路なんか延ばしてきて、一体だれが利用するんだ?」と思われるような路線ですが、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線(レインボーブリッジ)のバイパス的機能を持っているのです。また、近年の再開発によって人口が増加している晴海地区や豊洲地区などの物流を担う道路ネットワーク整備としての意味があります。

豊洲地区や晴海地区の中から首都高速を利用しようとすると、一番近いインターチェンジは都心環状線の銀座出入り口となります。そのため、晴海ふ頭から銀座方面へ伸びている勝鬨橋に車の流れが集中することになり、晴海通りの慢性的な交通渋滞の要因の一つとされてきました。今回の晴海線が開通すると、車の流れが晴海線を経由して湾岸線に誘導されることになり、晴海通りの渋滞緩和に役立つことになります。



2014年7月現在、湾岸線の東雲JCT~豊洲出入り口間が既に開通しています。豊洲ふ頭周辺では高層タワーマンションや商業施設が出来て人口が増えていて、豊洲新市場や2020年の東京オリンピックの競技会場が整備されることになります。

2015年度には、豊洲ふ頭と晴海ふ頭を結んでいる「晴海大橋」の中まで延伸されます。晴海ふ頭は東京オリンピックの選手村が整備されるなど、これから5年程の間に一気に開発が進むことになります。

晴海大橋の造りですが、橋の中央部分に首都高速晴海線の高架と出入り口が設置され、その両側に放射34号線の一般道路(晴海通りの延伸部)が通っています。

首都高速道路株式会社 晴海線
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/index.html



「晴海アイランドトリトンスクエア」前を通っている晴海通り植えに架橋されている歩道橋から撮影した、晴海大橋と首都高速10号晴海線の整備工事現場の全景です。




晴海大橋の手前側にある「晴海三丁目交差点」において、晴海通りは左側に直角に曲がって豊洲方向へ向かっています。




晴海運河に面して広がっている「晴海臨海公園」の緑地帯内から撮影した「晴海大橋」の全景です。橋長は580メートルを誇る巨大な道路橋梁ですね。




晴海通りの「晴海三丁目交差点」前から、晴海大橋の南側歩道を散策して対岸の豊洲六丁目方向へ向かいます。有明地区と都心部をダイレクトに結ぶルートになっているので、車の交通量は多かったです。




晴海三丁目交差点前には、首都高速10号晴海線の「晴海出入口インターチェンジ」が建設されることになります。




晴海大橋の二手に分かれている一般道路の間のスペースには、現在首都高速10号晴海線の道路高架橋を建設する工事が進められています。




道路橋梁内の2か所には、首都高速道路用の真新しい橋脚部分の建設工事が進められていました。




晴海三丁目交差点側(西側)の建設工事現場周辺を真横から撮影しました。




2か所ある橋脚建設個所のうち、西側(晴海側)の橋脚部分をズームで撮影しました。




画像がぼやけ気味になってしまいましたが、東側(豊洲側)の橋脚へ向かって緩やかな上り坂となっていますね。




西側橋脚部分を真横から撮影しました。




南東側から撮影しました。




東側(豊洲側)の橋脚前にやってきました。…橋脚と言うよりは、首都高速道路の道路高架橋をジャッキアップして持ち上げるための仮台のようにも見えますね。




橋脚部分をズームで撮影してみると、ワイヤーと結合した滑車が見えていたりします。それにしても、鉄筋はこんなにしなやかに曲がったり出来るものなのでしょうか。




「晴海大橋」の地図です。二つの車線の間には大きなスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の道路高架橋が設置されることになります。

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