
NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」、第140回は訪問看護師の秋山正子さん。
自分の人生は、自宅で家族に看取られながら、静かに幕を引きたいと思うのは、自然なことかもしれません。
秋山さんは、姉を自宅で看取り、そのおだやかな幕引きに励ましを得て、終末医療を中心に介護するようになりました。現在、彼女の訪問看護ステーションは15名の看護師を抱えています。利用者の家族は、訪問看護について「いつでも状態がわかるから、気が楽なんです」といいます。
「昔はお節介な近所のおばさんたちが、気にかけてくれていたもんですよねぇ。そういうことを患者さんに伝えることで、、胸のうちに抱えているものを話し出してくれるんです」
病院では言いづらくても、隣のおばさんには言えることがあります。秋山さんはそのような患者さんの言葉や、家の様子など、多くの情報から病状を観察していきます。
特に終末医療については、最期を迎えるにあたって、本人だけでなく家族も、どうしていいかわからない状態になります。そこで、ゆっくりと家族側にもその心の準備を整えてあげる必要があると言います。
「自宅にいるってことは、普通のことで、当たり前のことなんですよね。もともといた場所に帰るわけだから・・・そこで、今日も生きてる。そういうひとときひととき、一日一日を大切に生きる。そのことの延長線上に最期があるということが大事かなと・・・」
「みごとに人生の幕引きをされていく人たちに出会うと、死に行く姿を私達に教えてくれているようで、ほんとうに頭がさがります。決して悲しいとかではなくて、みごとなんです。自分達に、最後の命の輝きを見せてくれるということは、すごく大きなプレゼントというか、ファイナルプレゼントというか・・・そういう場面が(ご家族に)残せたら、すごくいいなって思うんです」
※NHKプロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100316/index.html
自分の人生は、自宅で家族に看取られながら、静かに幕を引きたいと思うのは、自然なことかもしれません。
秋山さんは、姉を自宅で看取り、そのおだやかな幕引きに励ましを得て、終末医療を中心に介護するようになりました。現在、彼女の訪問看護ステーションは15名の看護師を抱えています。利用者の家族は、訪問看護について「いつでも状態がわかるから、気が楽なんです」といいます。
「昔はお節介な近所のおばさんたちが、気にかけてくれていたもんですよねぇ。そういうことを患者さんに伝えることで、、胸のうちに抱えているものを話し出してくれるんです」
病院では言いづらくても、隣のおばさんには言えることがあります。秋山さんはそのような患者さんの言葉や、家の様子など、多くの情報から病状を観察していきます。
特に終末医療については、最期を迎えるにあたって、本人だけでなく家族も、どうしていいかわからない状態になります。そこで、ゆっくりと家族側にもその心の準備を整えてあげる必要があると言います。
「自宅にいるってことは、普通のことで、当たり前のことなんですよね。もともといた場所に帰るわけだから・・・そこで、今日も生きてる。そういうひとときひととき、一日一日を大切に生きる。そのことの延長線上に最期があるということが大事かなと・・・」
「みごとに人生の幕引きをされていく人たちに出会うと、死に行く姿を私達に教えてくれているようで、ほんとうに頭がさがります。決して悲しいとかではなくて、みごとなんです。自分達に、最後の命の輝きを見せてくれるということは、すごく大きなプレゼントというか、ファイナルプレゼントというか・・・そういう場面が(ご家族に)残せたら、すごくいいなって思うんです」
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