いやーん、今週がんばれば休めるっていうのにぃー、やっぱりばたばた。あうう。果たして「プロデューサーズ」を観に行けるんだろうか。「『オペラ座の怪人』『シカゴ』を超えた」っていうのは判りやすくキャッチーですよね。とはいえ、映画版じゃないだろう、トニー賞受賞数が多いんですよね、「プロデューサーズ」は。わたしはこの作品については全く知らないですが、舞台をご覧になった方で映画もご覧になった方は「まぁまぁかな」とおっしゃってました。そかー。
楽しそうだけどねい。ブロードウェイものらしく、キラキラ華やかで。歌とかどうなんだろう、聴いたことがあるものとかあるのかしらん。ユマちゃんきれいだし。
つううううか、観に行けるのかい自分!っていうほうが心配だ。
とはいえ、別にミュージカル映画が好きというわけでもないわたし。
え、うそこけ? いや、ほんと。
往年の「サウンド・オブ・ミュージック」「ウエストサイド物語」「マイ・フェア・レディー」等々全く面白いと思えず。ふつーの画面でいきなり歌うのがタモリさんじゃないけどダメ。舞台なら、舞台そのものが異なる世界だから何があっても許せるけど、映画だとダメーーーー。ジーザスは舞台版は観たけど映画版はあったの?って感じだし、「エビータ」はマドンナが致命的にだめでした。歌えるだけじゃダメなのよっ!バンちゃんは良かったけど、アラン・パーカー??何故?という感じもあって退屈した記憶しか無いなぁ。「コーラスライン」は舞台は何度も観ましたが、やっぱり映画はだめ。パワーアップしてる部分も多いのに、あまりに現実的な練習場でいきなりスポット当たって踊ります!みたいのがだめ。なんでなんだろう。ミュージカル映画はディズニーアニメでしか有り得ないかと思ったりもしてたのですが、いきなり「ムーラン・ルージュ!」という鬼っ子みたいな作品に出会い、どっぷり。でかくてでくの棒と思っていたニコールが、まあ美しくて弾けてて、歌は上手いわ、哀しいわでうっとり。ユアンも受けに徹してたけど、まあ歌上手いこと上手いこと。ほかにも芸達者が続々だし、バズ・ラーマンのべったべたに飾り付けたこれでもかな世界が不思議な空間を作り出していてツボ!でした。「豪華絢爛」が大好きなわたしとしては、妙にはまりましたね。「ロクサーヌ」のアレンジなんかもすごく良かったし。そぉいえば!当時は知る由も無かったが、ユアンの暮らすアパートの上に住んでる女装でお化粧べっとりの脚本家?がデイジーちゃんだったんだよね。慎吾ママみたいで。すごい化粧な上にオネエになりきってて、その後ファラミア隊長になって出てても判りませんでした。って判ったらこあい。
「ムーラン・ルージュ!」のちょい後に映画版「シカゴ」が登場、これも舞台を観ていたのですが、どーも話が好きじゃなくて。映画版はオスカー獲って大人気でしたが、わたしとしてはだめでした。出演者の芸にばらつきがあって、レニーちゃんがだめ。かわい子ぶってるくせにあんた一番悪党じゃんっていうのがあざとくて鼻についてしまった。やせすぎも怖かった。ゼタ姐は大奮闘、オスカー納得だが、何故か現実部分の演技でひどく影が薄くてバランス悪かったのが残念。ギア氏は歌って踊って楽しそうだが、いかんせん声が悪すぎるのと全く共感を呼ばないキャラでアウト。
現実と舞台っぽいつくりこみを分割する手法はいいとされてましたが、わたしはだめでした。あう。
そして、何年も前から映画化するするという噂だけが先行し、「怪人はバンデラス」というのも聞いていたけど、いきなりな感じでポコッと完成していた(作ってるのを知らなかった)「オペラ座の怪人」。四季版しか知りませんが舞台を観てはまりにはまり、ロンドンキャスト盤CDは壊れるんじゃないかというほど16年間聴いて聴いて聴きまくったこの作品。メインキャストは全く知らない人たちで、しかもファントムがえらく若くてハンサムじゃだめじゃん、声もどうなんだよ(しっかり04年12月にはUS版CDとFilm Companion買っている)とか思いつつも作品自体ダントツに好きなので期待はいや増し。USサイトでの予告がかっこよくて、マスカレードでファントムが階段から下りてくるときのデン・デンっていう音も効果的だったし。ただ、予告でシャンデリアが再生する場面まで映していたので「こりゃネタバレじゃろがい!」とうろたえたりもしましたが。若くてかっちょええファントム、見慣れると(おいおい)いいかもねと思い出し、05年元旦の新聞全面広告で陥落。「あ、すごいいいかも」って。というのは日経本で使われている図版で、US版とか海外のオフィシャルの図ではなかったから、新鮮で、ファントムがとてもかっこよかった。「あれ、なんかおかしい、ハンサムなファントムありなのかいな」とか思ったりして。クリスの可愛さに惚れてました。ほんっとに似合ってると。
04年末は日劇でかかってる映画を観なかったので結局オペラ座予告は観られず。前売りも勢いこんで買ったけどクリスタルもらえず。とほほ。試写会もプレミアもぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんぶどっぱずし、日経本DVDのダイジェストのところは観ずにインタビューだけとか観て。
そして初日でもうどっぷり、今に至るわけです。はしょりすぎ?
初日が初めての鑑賞だったので、いきなり「シンク・オブ・ミー」でクリスの衣装がエリザベートになっちゃったよとか、ファントム手袋あったっけとか、黒味が多い衣装だなとか、なんじゃこりゃー!すごすぎる!な「ポイント・オブ・ノーリターン」とかで驚いたり感動したりため息ついたりで疲れました。立てなかったもん。でも、なによりすごかったのはやっぱりファントムだ。舞台とはまるで違う、もっと悲劇的だし、若い分未熟というか、駄々っ子みたいなところもあるし、歌い方も違うし。CDだけで聴いているより画面と合ったほうが断然いいですね。
舞台を忠実になぞり、俳優たちがあの難しい歌を次々に歌う素晴らしさ、墓場の決闘のリアルさや、シャンデリア落下やドン・ファン場面などに大きく手を加えて大胆だった。画面上のポカが目立つっちゃ目立つけどな。ま、いいよ、許してあげます(えらそう)。だって、こんなに好きなんだもーん。初めてだな、舞台も映画も良かったというミュージカルは。ま、人により舞台を知らない人、映画はいまっちだった人いらっしゃるでしょうけど、わたしとしてはどっちにも満足の行ったいまのところ唯一の作品です。舞台のビジュアルなくして映画なし。さすがに舞台版ファントムはもう今じゃちょっとだめになっちゃっている自分がいて現金だなあと思いますけど。それほどGerryは素敵だったと。舞台版は舞台版でいいんだけど、わたしがあまりに映画版に傾倒してしまったのがねぇ。とはいえ、ここまではまったのはGerryだったから(きっぱり)。ダメだったはずの美しいファントムにさらわれたのは自分だったのでした、ちゃんちゃん。
楽しそうだけどねい。ブロードウェイものらしく、キラキラ華やかで。歌とかどうなんだろう、聴いたことがあるものとかあるのかしらん。ユマちゃんきれいだし。
つううううか、観に行けるのかい自分!っていうほうが心配だ。
とはいえ、別にミュージカル映画が好きというわけでもないわたし。
え、うそこけ? いや、ほんと。
往年の「サウンド・オブ・ミュージック」「ウエストサイド物語」「マイ・フェア・レディー」等々全く面白いと思えず。ふつーの画面でいきなり歌うのがタモリさんじゃないけどダメ。舞台なら、舞台そのものが異なる世界だから何があっても許せるけど、映画だとダメーーーー。ジーザスは舞台版は観たけど映画版はあったの?って感じだし、「エビータ」はマドンナが致命的にだめでした。歌えるだけじゃダメなのよっ!バンちゃんは良かったけど、アラン・パーカー??何故?という感じもあって退屈した記憶しか無いなぁ。「コーラスライン」は舞台は何度も観ましたが、やっぱり映画はだめ。パワーアップしてる部分も多いのに、あまりに現実的な練習場でいきなりスポット当たって踊ります!みたいのがだめ。なんでなんだろう。ミュージカル映画はディズニーアニメでしか有り得ないかと思ったりもしてたのですが、いきなり「ムーラン・ルージュ!」という鬼っ子みたいな作品に出会い、どっぷり。でかくてでくの棒と思っていたニコールが、まあ美しくて弾けてて、歌は上手いわ、哀しいわでうっとり。ユアンも受けに徹してたけど、まあ歌上手いこと上手いこと。ほかにも芸達者が続々だし、バズ・ラーマンのべったべたに飾り付けたこれでもかな世界が不思議な空間を作り出していてツボ!でした。「豪華絢爛」が大好きなわたしとしては、妙にはまりましたね。「ロクサーヌ」のアレンジなんかもすごく良かったし。そぉいえば!当時は知る由も無かったが、ユアンの暮らすアパートの上に住んでる女装でお化粧べっとりの脚本家?がデイジーちゃんだったんだよね。慎吾ママみたいで。すごい化粧な上にオネエになりきってて、その後ファラミア隊長になって出てても判りませんでした。って判ったらこあい。
「ムーラン・ルージュ!」のちょい後に映画版「シカゴ」が登場、これも舞台を観ていたのですが、どーも話が好きじゃなくて。映画版はオスカー獲って大人気でしたが、わたしとしてはだめでした。出演者の芸にばらつきがあって、レニーちゃんがだめ。かわい子ぶってるくせにあんた一番悪党じゃんっていうのがあざとくて鼻についてしまった。やせすぎも怖かった。ゼタ姐は大奮闘、オスカー納得だが、何故か現実部分の演技でひどく影が薄くてバランス悪かったのが残念。ギア氏は歌って踊って楽しそうだが、いかんせん声が悪すぎるのと全く共感を呼ばないキャラでアウト。
現実と舞台っぽいつくりこみを分割する手法はいいとされてましたが、わたしはだめでした。あう。
そして、何年も前から映画化するするという噂だけが先行し、「怪人はバンデラス」というのも聞いていたけど、いきなりな感じでポコッと完成していた(作ってるのを知らなかった)「オペラ座の怪人」。四季版しか知りませんが舞台を観てはまりにはまり、ロンドンキャスト盤CDは壊れるんじゃないかというほど16年間聴いて聴いて聴きまくったこの作品。メインキャストは全く知らない人たちで、しかもファントムがえらく若くてハンサムじゃだめじゃん、声もどうなんだよ(しっかり04年12月にはUS版CDとFilm Companion買っている)とか思いつつも作品自体ダントツに好きなので期待はいや増し。USサイトでの予告がかっこよくて、マスカレードでファントムが階段から下りてくるときのデン・デンっていう音も効果的だったし。ただ、予告でシャンデリアが再生する場面まで映していたので「こりゃネタバレじゃろがい!」とうろたえたりもしましたが。若くてかっちょええファントム、見慣れると(おいおい)いいかもねと思い出し、05年元旦の新聞全面広告で陥落。「あ、すごいいいかも」って。というのは日経本で使われている図版で、US版とか海外のオフィシャルの図ではなかったから、新鮮で、ファントムがとてもかっこよかった。「あれ、なんかおかしい、ハンサムなファントムありなのかいな」とか思ったりして。クリスの可愛さに惚れてました。ほんっとに似合ってると。
04年末は日劇でかかってる映画を観なかったので結局オペラ座予告は観られず。前売りも勢いこんで買ったけどクリスタルもらえず。とほほ。試写会もプレミアもぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんぶどっぱずし、日経本DVDのダイジェストのところは観ずにインタビューだけとか観て。
そして初日でもうどっぷり、今に至るわけです。はしょりすぎ?
初日が初めての鑑賞だったので、いきなり「シンク・オブ・ミー」でクリスの衣装がエリザベートになっちゃったよとか、ファントム手袋あったっけとか、黒味が多い衣装だなとか、なんじゃこりゃー!すごすぎる!な「ポイント・オブ・ノーリターン」とかで驚いたり感動したりため息ついたりで疲れました。立てなかったもん。でも、なによりすごかったのはやっぱりファントムだ。舞台とはまるで違う、もっと悲劇的だし、若い分未熟というか、駄々っ子みたいなところもあるし、歌い方も違うし。CDだけで聴いているより画面と合ったほうが断然いいですね。
舞台を忠実になぞり、俳優たちがあの難しい歌を次々に歌う素晴らしさ、墓場の決闘のリアルさや、シャンデリア落下やドン・ファン場面などに大きく手を加えて大胆だった。画面上のポカが目立つっちゃ目立つけどな。ま、いいよ、許してあげます(えらそう)。だって、こんなに好きなんだもーん。初めてだな、舞台も映画も良かったというミュージカルは。ま、人により舞台を知らない人、映画はいまっちだった人いらっしゃるでしょうけど、わたしとしてはどっちにも満足の行ったいまのところ唯一の作品です。舞台のビジュアルなくして映画なし。さすがに舞台版ファントムはもう今じゃちょっとだめになっちゃっている自分がいて現金だなあと思いますけど。それほどGerryは素敵だったと。舞台版は舞台版でいいんだけど、わたしがあまりに映画版に傾倒してしまったのがねぇ。とはいえ、ここまではまったのはGerryだったから(きっぱり)。ダメだったはずの美しいファントムにさらわれたのは自分だったのでした、ちゃんちゃん。
Gerryファントム!何度観ても観ても観ても惚れ直してしまうこの病気体質はどうなっちゃんだろうと自分でも不思議です。raraさんおっしゃる、壊れたっていうのはわたしも同じです。秒殺されたとも言えます。
をを、「ムーラン・ルージュ!」素敵ですよねー、大好きー。ニコちゃんがブランコで降りてくる場面なんて、あまりの美しさにハレーションが起きてましたもんね。あのキラキラぶりがたまらない!ニコ&ユアンのデュエットなんてうっとりです。かたやオペラ座はこれでもかの豪華セットと衣装で美々しく飾ってくれてまた嬉しい。本来醜いはず(と言い切るのも気の毒なんだけど)のファントムがあんなに美しいっていう大違反までやらかしてくれました、ジョエル。
ムーランとファントム以外はだめですね、ミュージカル映画は。「プロデューサーズ」を観られたらよかよかリストに加わるかな?「レント」は行かないだろうなと思います。
豪華絢爛っていうわたしの抱くイメージは、西ヨーロッパで、18世紀ロココじゃなくバロック、19世紀末の危うい暗さもあり、より現代に近い狭間の時代の文化花開いた時代です。
赤い緞帳の舞台とかもうゾクゾクしちゃうほど好きです。
また遊びにいらしてくださいませ、お待ちしています♪ではでは。
今までひそかにこちらサマのサイトにお邪魔してました。
・・・・・が、このブログを読ませて頂いて、こりゃ
もう書くっきゃないと!笑
私も実は、Gerryファントムに惚れ、溺れ、壊れた一人
なのですが、かといってミュージカル映画に興味はでたものの、・・・?なものや、これは・・と思うものが多かったのです。
でも!!「ムーラン・ルージュ」はほんとにはまりました!!これも同じやん!!と思い書き込ませて頂きました。私も「豪華絢爛」というものに弱いのかもしれません。同じ感性の人もいらっしゃるのだな と思い、嬉しい今日このごろです。 長々と初めてのくせに失礼致しました。。