オペラ座＠千葉ニュー

今日ぐらいきゃ時間が作れないので、早朝ファントムさん行ってまいりましたよ。

やたらでかいスクリーンでの上映で、さすがに空いてましたけど、音響すごし、画面良しで満足満足。ぐぐっとお腹に響く低音が嬉しかった。
フィルムも傷もほとんどなく、きれいだった。

今月はシネフィルで何度もオペラ座上映してくれてますが、通しで観たのはとしまえん以来ですし、その間にロンドン観劇が挟まっているので、いろいろ思いが頭の中を巡っていました。ラウルーーー（涙）とか。

ファントムの美しさは絶品だなぁなんて今更萌えました。

ジョエルありがとうですよ、やっぱり。Gerryを起用してくれて。でも、かっこいいからだけじゃとても勤まらない役だから。歌がうまいだけでもだめ。
映画だから見た目がダイレクトにお客さんに伝わるけれど、ジョエルがこだわったのは若いキャストであること、歌えることに加え、美しいファントムであることだったんですよね、そこの視点が素晴らしい。

美しくなくてももともと美しさは無い役の「はず」だから、それでよかったかもしれないけど、敢えて美しさを求めた、そして危険なまでのセクシーさ。
監督や作曲家の求めたファントム像を体現してみせたGerry、今更ながら素晴らしい。

舞台とは違ったタイプではあった映画ファントムですが、あまりのセクシーさと美しさにクラクラ来た人が多数だったため、多分舞台版もいろいろ微調整が加わったんじゃないかと思います。　LNDでも本当なら老境にかかっているであろうファントムはクリスとあまり差がなく作られている、大人のカップルとしてつり合うようになっていて違和感がなかったですし。
ファントムの愛は、情熱的（困っちゃうほど）に「雄」であり、父性もありで複雑ですが、うまく感情表現できない彼が愛おしい。　
でも、クリスは判ってくれていたんだもん、最後の最後で気持ちをくれたんだもん。うう。

改めてかっこいいです、Gerryファントム。言われなくてもわかってるね、はは。

LND解説がとどこってしまってますが、寝不足続きでちょっと疲れ気味なので寝ます、すみませんです。

明日レッスンだし。