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語ろう! 宝塚とかジョジョとかガッチャマンとか。

まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

ミュージカル「シカゴ」@青山劇場

2008-11-15 23:58:32 | Music
どうしょっかなーと思っていた「シカゴ」だったんですが、先月テレビで稽古風景などを放映していて、よしゃいくで!と決めまして。
米倉涼子さん、和央ようかさん、河村隆一さんというテレビ、舞台、歌のきらめくスターさんを主演に据えたミュージカル。
映画版は世の中の評価に反して全然乗れなかったわたし。冒頭の「オール・ザット・ジャズ」だけがよかった。
1985年の帝劇での日本キャスト公演という幻みたいな舞台を観ていて内容も歌も知っていたけど、映画版はどういうわけかだめだった。歌と話がぶつ切りになってるのに乗り切れなかったのね。ゼタ姐さんだけがかっこいいと思えたが。

で、今回の日本キャスト、どうなんだろうかなーと思ってたけど、それぞれがそれぞれに高いハードルを超えるべく戦うようすがかっこよく、半分くらい恐いもの観たさみたいなところもあったんだけど、結果大成功でした。

米倉さんは歌は苦しそうなんだけどがんばってた、日頃クールな悪女が似合う方ですが、今回はコミカルでお茶目、迫力のダンスと豊かな表情と人間離れしたスタイルで魅了。すげーセクスィ。
和央さんは、さすがの貫禄。宝塚退団後初舞台だそうです、宝塚で培ったダンス力と歌唱力に加えてこれまた手足長小顔星人で、その長い手足でド迫力のダンス、すんばらすいです。
米倉さんも、和央さんも顔がちっさすぎてオペラグラスの焦点が合わないんだっつー!長い長い美しい脚にぎゅぎゅっと締まったボディ、長い腕にぴかぴかの背中、長い首にちっちぇーーーーーーーーーーーーーおうつくすぃ顔!アリエンティー!
ふたり並んだらもー、たまらん眼福でございますよあーた!

そして河村さん。いつもの、ふわーっと鼻にかかった高音王子、と思いきや。
がっつりのミュージカル歌唱です!もぅんんんのすごい上手い。いや、歌手だから歌は上手くて当然でしょと思うでしょ、日頃の自分の得意技を封印して歌うって相当大変なはず。それが!ロキシーを人形みたいにするガガンガガン♪の場面なんて、漫画っぽい声に作ったり自分の声に戻したりを自在に行き来して、最後歌い上げる部分はノンビブ一気超ロング、すげーすげー、思わずもう拍手喝采です。
ビリーはセリフやたら多いし、歌も難しいけど、しゃらーっと出来ちゃってる風なのがすばらしいです。それに演技もお上手、いやぁすごいわ河村さん。
しかもミュージカル初出演ですと。すぎすごです。

大澄賢也さんを中心にしたアンサンブルも力強くセクシー、いろんな役をこなさなくてはならないので大変ですが、よく鍛えられていてかっこよかった。

ジャズバンドっぽく編成された生バンドがどん!と舞台の中心に据えられていて、俳優はバンドの真ん中にある階段や出入口から出入り、またはバンドの左右から出入りと面白い設定。はしごが上手下手に出てきたりするし、斬新でした。

和央さん効果でしょうか、満員。カーテンコールも総立ち、でもこれは舞台に対する賞賛でしょう。
実験的で挑戦的で面白い舞台でした。

何度カーテンコールあったかな、出演者のみなさんとても嬉しそうでした。
最後にひとり深々とお辞儀をしている米倉さんが印象的でした。

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