"Did I not instruct that Box Five was to be kept empty?"
なファントム様でございます、どの場面のファントムもどうしようもなく好きなのですが、ここも「特に」好き。遠景の全身図が微妙に遠く、このあとの顔の表情もシャンデリアの陰で見えそうで見えない。この時はセリフのみなので、声が!声がもぉーーーーくらくらぶー(おいおい)、ああいけない、低くて、深みのある声でたまらないのです。
Gerryは、ファントム役を演じるに当たって、「まず声を探すところから始めた、そして動きを身につけたんだ」と取材に答えていました、普段の彼の声より低く、深く、そして響く声。歌のトレーニングと共にヴォイストレーニングを受けていたので、訓練する過程でファントムの声を作っていったんでしょうね。どこからどこまで素晴らしい取組みだと思います。歌うにあたっては、腹筋の使い方や息の継ぎ方までも特訓して、いかに歌うかを身に着けていったと言うし。
自分には今まで無かった役に挑戦し、全身全霊を傾けて演じ、演じたという以上に自分の内面とファントムを一体化させるまでに高めたGerryは本当に素晴らしいと思います。何度も言うわー。ファントムの直前の映画がサッカーものだっていうのも面白いですよね。観る度に違う役、違う雰囲気を出しながら、水面下ではいろいろ努力してどんどん成長しているGerry、可愛いコメディなんかもいいのかも?うひょー。
ああだけど、ほんっとぉおおおおにファントムは素敵だ。もうこれ以外に言葉が見つからない。
ボキャ貧すぎるけど、ごめんね。ファントム観る度にドキドキするわ、体に悪いよ。
>低くて、深みのある声でたまらないのです。
そうそう。支配人に手紙(命令書?)書いてる時に「5番のボックス席を空けておくように」って言ってる時の声も、低くて素敵ですよね。歌ってる時はわりと高めの音も出すファントムですが、話す時はわりと低音なんですねー。
そーーーなんですよ、低くてよく響く素晴らしく深みのある声。ああー、えらそーに命令されてみたいわ。
しかし、たかがボックス席空けてもらう要求無視したら「想像を絶する災いが降りかかるだろう」って怖すぎますな、うはは。
仮面剥がされてどえりゃー怒鳴ったあとべそべそになり、仮面つけたらまたえらっそーになるあの変化の早さにはびっくりですが(笑)。
そこでの声もとぉっても素敵ですよね。
あー。たまらない、あの声。
いままで紳士だったのに、仮面はがれてあの怒りぶり、慟哭ぶりにはこちらの身もすくみます。最後の三重唱のところも悪鬼のような表情(メイクじゃないほうの顔が凶悪になってる)になっていて恐ろしい。
「The Music Of The Night」での美しさのかけらもなくなっている変化ぶりが恐いんだけど、恐い顔する場面ではしてもらわないとファントムのファナティックさというか、壊れぶりが伝わらないので。
歌うときはかなり高い声も出してるのにね、でも高い声もとても素敵なんです。
「Wandering Child」での"Have you forgotten your angel...?"から先のクリスティーヌとのデュエットがたまらなく素敵。ああー。
んでもまた正反対に「びふぉ~らぁ~すぅ」になるノーリターンのときのシャーウト!な声もぞくぞくしちゃうし。んはー。罪な男だファントム。