秋雑感

先日来肌寒さを感じるようになった．昨夜は長袖のシャツの上に薄いフリースを羽織った．

9月のはじめは雨気味で稲刈りが大変だったようだが、今や黄金色に実った稲穂がどんどんコンバインに吸い取られ、刈り取られた田圃の姿の方が多くなった．今日また小さな稲木に稲を干しておられる風景を見た．天日乾しのお米は昔は普通だったのが今や貴重品になるのだろう．日が暮れても8段くらいの大きな稲木に刈り取った稲を干す作業を手伝った昔を思い出した．機械化のおかげか田圃に女性の姿は殆ど見られない．懐かしさは別として、それにしても、農業はどうして家内工業的な域を脱しないのであろう？機械は近代化されているけど、農業の業に経営という観点が入り込んでいないのではないかしら？

Shigeさんが京北にバイクにのってやって来た(^.^)この春京都市の重職から解放され、定年後は様々なボランティア活動で忙しいそうだ．今日は間伐材を使って美術館のベンチを作ろうと話で、親子連れでの山林体験をする企画のお手伝いで京北へこられた．山へも入るというが服装は作業スタイルであるが足下は、、そこで長靴と麦わら帽子を貸してあげたら立派な作業人姿に(^.^)

行政官としては一番に近い位までのぼりながら天下るわけでなく、退職後はその豊富な国際交流や文化行政の職歴と関連した分野でボランティアとして忙しい日々を過ごしているとコーヒーを飲みながら話を聞いた．その生き様に清々しさと羨ましさを感じた再会の日であった．昨秋に雨の降りしきる芦生の自然を楽しんで以来早や一年が経ったんだ～、またこの秋も北山へ一緒に行こうと約束して彼のバイクライダーの姿を見送った．

昨日は綾部の栗まつりへ栗を買いに行った．今日は東京の同窓生から大きな梨が届いたり、幸せ気分の一日であった．