北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

観光ボランティアの勉強会・「ウッディ京北」・「宇津峡公園」

2007-01-30 01:10:24 | 随想・近況
昨年6月に始まった勉強会.今日が最終回.テーマは「ウッディ京北、宇津峡公園」.あれれ宇津の話じゃないの?宇津には「貞任峠」がある.これを切り口にすれば京北地区が如何に日本の歴史にコミットしていたかがわかるはずなのに、、前九年・後三年の役、納豆の話、宇津城、世木ダムと筏の話、鮎、、、、数えだしたらきりがない.

しかし今日の先生、梶谷 薫先生のお話を聞き、京北を案内する人間として持つべき大切なことを忘れていませんか?と教えていただいたと思い心にずしんときた.

今夜2時間近くの話をするため事前に20ページ程の資料を準備いただいた.あちこちの資料をコピーするのでなく自らレジュメを作成されたとのこと.頭が下がる.

そこには歴史的な検証をふまえ、ここ京北の拠って立つところ、すなわち、「木」、についての想いがいっぱい詰まっていた.京北は「木」で生きてきた.現状は惨憺たる木材産業であるが、その現状はそれを冷静に見詰め、未来の為のキーワードは、やはり「木」である、との視点からのお話であったと理解した.

京北を訪れて頂く人に如何に京北を案内するか.過去の歴史は素晴らしいものがあり、それを解説するだけでもかなり満足してもらえると思う.それだけの重みがあると思う.しかし案内人としては十分だろうか?という気持ちは小生の心の底にあった.ここ京北に足を運んで頂けた人達にどういう思いを残せるか.ここにはこんな歴史があったのだ、そしてそこに横たわるものは何か、そこから学ぶべき現在の我々にとって心に駐めるべき未来へのキーワードは何か、などを話し合って交流できたらいいなあ、そういうふれ合いの場を提供できるガイドになれたら、と思っている.

京北産の木材の強度は一般材の約1.5倍の強度があるそうな.何でやろ?


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