七年目の浮気ではなく、七年ぶりの食べ歩きをしていて、楽しみにしていた「千明」が無くなってしまったことに驚いた。
そうなると、無性に懐かしく食べたくなるのは、メタ坊の性だろうか?
それでも、そのコンセプトを守っている店がある。
だからといって、千明のように、注文をして2階の座敷で待ち、「○○できたよ~」という声で、お互い目配せしつつ、狭い階段を下りて、トレイに配膳されたものを持って再び2階の席へ上がって食べるということはしない。
歯切れのいい姉御肌の女将さんが、注文をとり、間髪入れずに大将が腕を振るう。
できあがれば、それこそ熱々をテーブルまで運んでくれるのだ。
掘りごたつ式の小あがりとカウンター席で20人ほどで満員の小さな店なのに、常連さんばかりのせいか、回転が速い。
それでも、女将さんは「ごめんね、いっぱいだよ」と素っ気ない。
常連なら、何もいわずに待つからに違いない。
昼の献立は、
天ぷら定食(さしみ付)1000円
さしみ定食(サラダ付)1000円
穴子どん(さしみ付)950円
天どん(さしみ付)900円
鯖みそ煮定食(サラダ付)850円
肉じゃが定食(サラダ付)750円
そして、日替りメニューは、その日仕入れたものを値段とともに黒板に書いてある。
テーブルには、切り干し大根の煮たのや、紫蘇の実漬けや、大根の浅漬けなどが無造作に置かれている。
うっかり、これをパクパク食べてしまうと、肝心の定食を完食できなくなるので要注意。
とにかくボリュームも、味も満足できること請け合いだ。
そうそう、できたては本当に熱々だから、口をヤケドしないように・・・。
(入口)
(店内)
goo地図
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さて、後日もたびたび、食べに行った。
店入口の看板メニューも、テーブルに置かれたメニューも、解釈の仕方を覚えておいた方がいい。
ます、天ぷらは、見出し写真の海老天を中心にしたものと、その日仕入れた魚を中心にした天ぷらがある。
下写真は、メゴチの天ぷらで、8尾のほかにかき揚げが下に隠れている。
煮魚は、メニューに「サバ味噌」とあるけれど、やはり仕入れで変わることがたびたび。
下写真は、金目の煮付けだ。デカイ。
さしみ定食となると、鮪ばかりと思っていると、いろんなバリエーションがあるので、毎日、そればかり頼んでいる常連もいる。
下写真をご覧あれ!
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