散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

龍馬伝

2010年01月04日 | ☆たまに娯楽
NHK大河ドラマ「龍馬伝」が始まった。
龍馬役の福山雅治さんが、恰幅も面構えも、年相応になってきたので、カミさんは見るのが怖いといっていたし、私も「テンパー」の龍馬ってありなのかな、といいつつ、所定の時刻には、紅茶などを入れて準備万端、視聴させてもらった。
とにかく、これまでにない撮影の仕方なのは確かで、舞台劇じみた先の「天地人」に比べると、アングルといい、カット割りの早さといい、グイグイ引き込まれてしまう。
とにかく、役者という役者を、これでもかと汚させる。
岩崎弥太郎役の香川照之さんなどは、それを自ら楽しんでいるようなフシがある。
さすがに、龍馬の母役の草刈民代さんは汚す訳にはいかなかったとみえるが、それでも土砂降りの中で土下座にチャレンジしている。

また、メッセージも示唆に富んでいて、龍馬が「憎しみからは何も生まれない」と非暴力主義的行動規範を持っていることと、「誰でもクソは尻から出るに決まっているのに、目クソは何故目尻から出ないで、目頭から出るのか」という漠然とした思考法の中から、常識を変革する端緒を垣間見せる。

「篤姫」人気で、大河ドラマ効果が旅行業界に及ぼした影響は、想像以上の手応えがあったそうで、この龍馬伝では全国各地を飛び回った龍馬の足跡が、全国の旅行業者の一大関心事になっているといっていた。

ぜひ、一度ご覧になってください。

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