
なんでもかんでも、とにかく挿し木にしてみましょう。
とはいえ、大きな鉢に挿し木専用土を満たして、剪定枝をやたら差しているうち、
いざ、新芽が出て、根付き始めたのを確認し、植え替えようとしたところ、
挿し木同士根が絡み合って、植え替えにえらい苦労をしました。
そこで、いろいろと工夫をした結果、やはりペットボトルを使って、
挿し木がある程度大きくなるまで、やりっぱなせる方法を改良、応用してみました。
ます、ウィルキンソンの1リットル炭酸のペットボトルが手頃です。
2本用意して、下部になる部分(左)、上部になる部分(右)に切り分けます。
下部分は水受けになりますので、
ここまでは水が常時溜まっているところ(緑色)の位置に1つ穴を開けます。
雨や水やりでオーバーフローしたときに、一気に水が抜けるところ(赤色)の位置に、
ぐるりと穴を開けます。
根がめいっぱいになると、大量の水を供給しなければいけないので、
開口部(黄色)をつくります。
上部分は、用土を入れて、枝を差し、根がはるところなので、
根が水を求めて出てくるところ(青色・フタ)に無数に穴を開けます。
本体には、水がこもらないように穴を数か所(水色・紫色)開けておきます。
こんな感じで、下部分に、フタをした上部分を差し込み、用土を入れます。
500ミリリットルのペットボトルでも応用が可能ですが、
根付いたら、そのままにしておくと枯れることが多いので気をつけてください。
あとは、1本か2本あて、挿し木にします。
アジサイとクチナシの挿し木ができあがりました。
これまでの実績では、2年目になると花が咲き始めるようです。
1年目に木をシッカリさせようと剪定するのですが、その際、花芽を切ると花が咲きません。
さて、シロウト園芸のウンチクでしたが、
とりあえず、2年ものの挿し木から咲いたバラが見出し写真です。
なぜかピンク種ばかりで、イエロー種は失敗続きです。
ツツジ、バラ、アジサイ、クチナシはもちろんのこと、
ユキヤナギ、ツバキ、クリスマスホーリー、モッコウバラ、サルスベリ、ドウダンツツジ、
それから、ウメ、イチジク、月桂樹が、挿し木チャレンジに成功しています。
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