散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

上を向いて歩こう!~磯子区杉田編

2019年11月27日 | ☆横浜じゃん

足場の鉄パイプが降ってくるからという訳ではありません。
先月、磯子区杉田にある「杉田劇場」で、
『NTTのケーブルは歴史の生き証人』というテーマのまち歩きが行われました。

JRと京急の新杉田駅周辺をまわってみると、
いろんなNTTのプレートが電柱に貼られていました。

【東芝】JR新杉田駅の海側にある東芝の工場に電話(支)線を敷いたんでしょうね。


【埋立】磯子の海はほとんど埋め立てられているので、臨海部一帯を示すのでしょうか?
現在の新杉田臨海公園のところに、福浦・幸浦・並木の埋立工事事務所があったので、
仮にそこだとすると、1、2、3、と電柱をたどれば行きつくんだと思います。


【消防】どこの消防署に敷いたんでしょう?


【峰】健康保険制度が確立されて、容易に病院・医者にかかれる時代になる前、
磯子区と金沢区の境目にある円海山・峰のお灸は関東近郊から多くの人がやってきました。
きっとこれをたどれば護念寺に行けます。
それにしても、寺の名ではなく、峰の方が有名だったんでしょうね。


【君津】まさか、千葉県の君津まで繋がっているとは思えませんが、
これもぜひたどって真相を突き止めたいものです。


【桐ケ谷】ちょっと見、桐ケ谷さんの家に続いているように見えますが・・・


この坂道の通り名が「桐ケ谷道」といい、この一帯の地名が「桐ケ谷」だから?
と思ったのですが、解説によれば、熊野神社に「紀州山桐谷寺」というお寺があったのだそうです。


【内山】内山さんなのか地名なのか、どっちなんでしょう?


【石川島】JR根岸線の海側に「IHI」石川島播磨重工の工場・ドックがあります。
しかし、この電柱は京急線の山側にあって、奥の方に続いています。
どうも当時「石川島重工」の社員寮が並んでいたのだそうです。


【向生】解説によれば、その昔、向生病院があったのだそうです。
その前身は「日飛病院」といって、日本飛行機の従業員のための病院で森町白幡にあったのだとか。


電信柱に、灰皿が括りつけられていました。
きっと家の中での喫煙禁止がめちゃ厳しくなったんでしょうか?


【杉田444】東電の管理番号ラッキー4がめでたいという訳ではなく、
その巻き付けてある電柱が木製であること。
タールが塗られて実に懐かしい電柱が残っていました。
この電柱から先、電線を張り替えるとか、設備を増強する機会がなくて、
電柱を交換する必要がなかった証拠です。


今のコンクリート電柱はほぼ6分の1ほどが地中に埋まっているようです。
それでも、これだけ傾くのは、増設された電線に引っ張られてのことなのでしょうか?

みなさんも、たまには上を向いて歩いてみましょう。

ところで、12月のテーマは「横濱地図博覧会 in 磯子」です。
興味のある方は、お申し込み(ここをクリック!)の上、杉田劇場までお出かけください。
なかなかユニークで面白いですよ。メタ坊も待ってます。


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