散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「博多っ子」ラーメン+替玉

2011年01月19日 | ☆グルめぐる横浜
北海道につづき、博多に行って来ました。
当然、飛行機でも新幹線でも行った訳ではなく、馬車道通りの一筋奥“六道の辻通り”にある「博多っ子」という長浜屋台ラーメンの店だ。

博多には何度か行ったことがあり、中州の川沿いにある屋台で飲むと、必ず〆は“ラーメン!”、“バリかた”だった。
この店の名にピンとくるメタ坊と同年配の方もいるはずで、漫画アクション連載の長谷川法世「博多っ子純情」(1976-1983)から命名されたんではなかろうか?
「おいおい、知っとうや?」「しぇからしか~~!」は、当時、漫画から影響を受けて、よく使った博多弁だ。

博多ラーメン 600円(見出し写真)
それに、トッピングする、味付玉子、もやし、わかめ、キャベツ、のり、きくらげは、それぞれ100円。
ほかに、たっぷりネギ150円、角煮300円、明太子(1本)350円がある。
長浜ラーメンを頼むと、角煮、味付玉子、キャベツが入って、1000円だ。

ランチセットという名で、
A ラーメンセット(博多ラーメン+餃子+ライス) 800円
B 明太子ごはんセット(博多ラーメン+明太子ごはん) 850円
C 角煮ごはんセット(博多ラーメン+角煮ごはん) 900円
S しらす御飯セット(博多ラーメン+しらすごはん、写真下) 850円
ライス大盛り・お替り自由という、お得なランチメニューもある。


もちろん、替玉(やわ、かた、バリかた、はりがね)100円を忘れてはいけない。

この店は、かなり以前からあって、人気も相変わらずある。
きっと、店の看板どおり、博多・長浜屋台ラーメンの味を“浜っ子”に伝えているんだろう。
辛子高菜と紅ショウガを、適度に入れると、中州の夜景を思い起こさせる。

(店内)


(外観)




勝烈庵本店前に“六道の辻通り”の石碑が、平成11年に立てられた。
なぜ、ここが六道の辻で、通り名とし、石碑まで立てたのか解説がないので、素性が知れない。
六道とは、仏教にいう、迷いあるものが輪廻する六つの世界のことで、
天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道、をいう。
一番有名な「六道の辻」は、京都東山にある六道珍皇寺の前の交差点だ。
六道珍皇寺には、閻魔像と小野篁像があり、冥界への出入り口があって、朝廷に勤める篁が、閻魔の補佐をしていたという伝説がある。
近くには、平清盛が専横を振るった六波羅探題があり、罪人を裁いた。
それまでの最高刑は遠流だったものを、斬罪に引き上げたのは清盛だといわれている。
よく、六差路の一つが葬送地鳥辺野に通じていることから、呼び慣わされたという説もある。
書きあげればきりがないので、ここまでにしておこう。
つまり、六道の辻は、裁きの場であり、一つの道は地獄に通じているということを意味している。
六差路だからといって、軽々に“六道”と名付けるとは考えられない。

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