暁の雲(平安語調平成日誌)

花をめで 鳥をうらやみ 霞をあはれびつつ
露をかなしぶこころ ここに記す
秋の月を見るに 暁の雲に会へるがごとし

見上ぐれば・・・雲の花

2011-04-13 | 樹木・植物・動物・有職故実

卯月七日あまり 見上ぐれば
幹を そびやかしたるやうなる雲 出でたり

月に桂のたとえもあれば
たまさかの 空の花かと おぼゆ

雲にまがふて咲く花は・・・ いな   

♪ 雲の ほかには 花ばかり 花ばかり・・・かと 見継ぐままに
 
こは まことは 花にまがふて咲く雲なりけり

雲の花 やがて 幹を広げつつ 東の空に 飛び行けり

♪・・・あふぎ見る 夢をはかなみ まどろめば いや はかなにも なりまさるかな・・・♪ (本歌644古今)