暁の雲(平安語調平成日誌)

花をめで 鳥をうらやみ 霞をあはれびつつ
露をかなしぶこころ ここに記す
秋の月を見るに 暁の雲に会へるがごとし

花見に参りませう・・・

2011-04-11 | 樹木・植物・動物・有職故実

板橋 といふ所に

小豆沢(あずさわ)なる 沢 ありけり

いまは 沢はなく 暗渠(あんきょ)にして 道を成す

花 見に 行かむ としけれど

心なしの 大いなる車の しげくて われは そぞろ歩きも えなさず

ひとびと あまた 誘ひて道を行けば

心は 花の天蓋に わたし 
時に ざわめきたる地上のひとびとの様も 罪せず
♪・・・春やあらぬ 友や 昔の友ならぬ 我が身一つは もとの身にして・・・♪(本歌747古今)