外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

猫街イスタンブル

2014-11-15 02:44:46 | 


昨日は、新市街のイスティクラール通りを少し入ったところにある猫スポットを発見した。
イスタンブル自体が十分猫街なのだが、そこには二十匹近い猫がぞろぞろ集まっていたのだ。

でも、まずお昼ご飯の写真から順番に行きましょうかね。


お昼過ぎに新市街のタクシム広場に出かけ、イスティクラール通りを下りながら、
目に付いた店で「濡れハンバーガー」(肉汁でバンズが濡れている)を食べた。
寝倒して朝食を抜いたせいもあり、とても美味しかった。ひとくち食べてから撮った写真ですいません。



まだ食べたりなかったので、「魚市場」の小路へ入り、ムール貝のフライ入りサンドを食べた。



パンをめくったらこんなん。ガーリックヨーグルトソースのせいで、見かけはこんなだけど、味はいい。
でもパン半個分のサンドイッチは多すぎた。小さいのにしとけばよかったと、後でずっとくよくよした。



食後ぶらぶら散策していると、バイクの中から猫の鳴き声が聞こえた。



わかりにくい写真で申し訳ないけど、子猫が潜んでいたんですよ。



わたしが覗き込んでいると、前髪をファンキーに赤く染めたおばあちゃんがやって来て、子猫の前にエサ(生肉の切れ端)を置き、
「この猫をここから出して、安全な場所に移動させなきゃ!
 この辺は車通りが激しくて危ないから!
 でもなかなか出てこない!どうしよう!」
と騒ぎ、通りがかりの人々を巻き込みながら、子猫救出作戦を試行錯誤していた。
や~、イスタンブル・・・


と、街角で、私を待っている子がいた。



こんな可愛いヒトもその脇に。この前しみちゃんっぽい猫を見かけた一角だ。



持参したドライフードをあげていたら、そばの売店の店番の女性に、「そこじゃなくて、奥に入って中庭でエサをあげて」と言われた。
言われた通りに脇道を少し入ると、こんな空間にたどり着いた。



賑やかなイスティクラール通りから数歩入っただけのところに、こんな秘密の庭があったとは



その一角に猫が集まっていた。みんなまるまるとしている。
中庭に面したアパートから顔を出した男性によると、全部で40匹くらいいるらしい。



でもここには1、2ヶ月後に新しいビルが建つ予定だそうだ。猫たちはどこへいけばいいの
その男性の住むアパートも壊されるので、どこかに引っ越さないといけないらしい。なにもかもエルドーアンが悪いんだ(八つ当たりです)・・・



猫たちに手持ちのフードを全部あげてから、また大通りに出て、若者だらけのパブでビールを飲んだ。



ふと見ると、パブの座席の片隅で、趣のある顔の猫が熟睡している。イスタンブル、最高なんじゃなかろうか。



晩御飯はドネルケバブ(写真撮らなかった)。今日もまた食べ過ぎたわ・・・


このワインは10TL(約500円)で、この前飲んだワインより安い。
安さが災いしたか、色がやけに薄くて、飲んだあとに妙な渋みが舌に残る・・・でも嫌いじゃない味(私の味覚に問題があるのかも)

コメント
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