暑かったり寒かったり、雨続きだったりまた晴れたりして、気候が安定しない日が続いていると思ったら、うちの辺り(関東甲信)はついに梅雨入りしたらしい。
私は最近ますます気力も体力も低下して、すっかり「銀河鉄道の夜」のジョヴァンニのお母さん状態だ。(ジョヴァンニ産んでないし、買ってきてくれるならワインの方がいいけど)
気が付けば、このブログも書こう書こうと思っているうちに、ずいぶん時が経ってしまった。きっとこの気候のせいね。いや年のせいかな、それとも酒かな(思い当たることがありすぎる)
でもたまにはやる気を出して、更新しなければ。よっこ遺書~(うちのパソコンさんがこういう変換をするのは私への嫌がらせか?)
そんなこんなで、もう1か月近く過ぎてしまったのだが、池袋のハラールの中華料理店「アリヤ 清真美食」に妹と行ってきたので、その時の話をしようと思う。初めは有名な中華フードコートに行こうと思っていたのだが、検索しているうちにハラール中華の店があることに気づき、そっちにしたのだ。私たちは方向音痴シスターズなので、グーグルマップさんに弄ばれつつ、なんとかたどり着いた。
見るだけでテンションが上がる外観
がんばって歩いた甲斐があったというものだ。
清真美食への青い誘惑。
ワクワク、ドキドキ・・・
看板にあるアラビア語の語句「تمسك دين الاسلام」は「 التمسك بدين الإسلام」とした方がより正確だと思う。「イスラム教へのこだわり」という意味だ。イスラムの教えに忠実なハラール料理(清真菜)を提供するということだろう。
看板と同じく、店内も青が基調でキラキラした雰囲気
全体的に、錦糸町のハラール中華料理店「東京穆斯林(ムスリム)飯店」に酷似している。経営者が同じなのか、たんなる他店の空似(?)かどうかは知らないが。
入口の辺りは空いていたが、奥の方はけっこうお客が入って賑やかだった。聞こえてくる会話から判断するに、客の大半が中国人のようだったが(店員は当然中国人)、お酒を飲んでいる人が多かったので、非ムスリムにも人気の店だと思われた。みんな幸せそうに盛大に飲み食いしている。
そう、この店は料理はハラールだが、アルコール類も置いているのだ。私の一番好きな類の店だ。ハラール料理は酒に合うんだよな…
攻めるタイプの料理をおススメしてくる
すぐ近くのテーブルの男性2人組が牛の骨髄焼きを食べていて気になったが、それ以上にマーラーボイルザリガニが気になるぞ。
突き出し(お通し)
この右の料理が美味しかった。干した豆腐の細切り(豆腐干絲)の和え物かな?
羊肉の串焼き(奥)と魚のすり身の串焼き(手前)
どちらもスパイシーでビールが進む。ここの生ビールはプレミアムモルツだったが、写真を撮り損ねた。私としたことが…魚のすり身の串焼き(魚丸串)は柔らかいので、私のように歯が弱くても大丈夫。よぼよぼ
水餃子
こういう中華料理屋の水餃子の皮は手作りで、程よい厚さでモチモチっとしている。これに慣れると、その辺のチェーン店の焼き餃子の機械生産の薄い皮が味気なく思えてしまう。水餃子と焼き餃子の違いもあるわけだが。
葱油餅っぽいやつ
かつて上海の道端の屋台でこういうものを食べたことがある。焼きたてほかほかで素朴な味で、激安だった。
食事の途中でやってきたフルーツ
会計の時にレシートを見たら、突き出しとフルーツは無料だった。この店の人気の秘訣は味だけではなく、その辺にもあるのかもしれない。日本人ムスリマの友人もこの店がお気に入りだと言っていた。
メニューには美味しそうな料理がずらりと並んでいたが、私たちはあまりたくさん食べられないので、これで終了。またいずれ再訪して、別の物を注文してみたい。
池袋って、色んな店があって楽しいな。(大雑把な感想)
(参考)
アリヤ 美食の食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13218774/dtlphotolst/7/smp2/
この店の実食レポ
https://80c.jp/restaurant/20201114-1.html
池袋の中華フードコートについての記事
https://bunshun.jp/articles/-/49226
https://chuka.tokyo/fotengxiaochicheng/
東京穆斯林飯店の食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13175913/
(おまけの飲食物写真)
「ターキッシュ・アップル」という名のドイツ製のハーブティー
ヨーカドーで見つけて買ってみたが、まあまあターキッシュだった。
業務スーパーで見つけたUAE製のデーツチョコ製品「アラビアンデーツトリュフ」
固いらしい。(これにそう書いてあった)
別のスーパーで発見した猫足根昆布
ねこあし・ねこんぶ・・・北海道にこんなかわいい名前の昆布があったとは。
(さらにおまけの芋虫写真)
うちのアパートの窓の外にどこからともなく現れ、いつの間にか消えて行った。もう彼(彼女?)に会うことはないだろう。
人生は出会いと別れでいっぱいだ・・・
(終わり)