坐禅をすれば善き人となる

坐禅ということは、真っ直ぐということや。

体を真っ直ぐにしたら、心も真っ直ぐになる。

自分が真っ直ぐになったならば、環境を真っ直ぐにしなくてはならない。

そういう勇気が坐禅や。



とおっしゃったのは。曹洞宗大本山永平寺第78世貫主、宮崎奕保禅師。

道元禅師の『正法眼蔵』は、私たちが生きるうえでの事柄が、いちいちもっともな道理というか、真理だな～とふか～く納得できて。

日々の生活に、惰性で流されがちな時に読み返してみると、背筋がスッと伸びる感じ。

そんな道元禅師の教えを、そのままに実践し伝えた宮崎禅師の、この言葉はとっても心に響くもので。

自分の心を真っ直ぐにする。

環境を真っ直ぐにする。

自分軸がブレているように感じる時は、ひたすらに、真っ直ぐにすることに徹していると。

不思議と全てが調って、そんなときに感じる気持ちの強さが勇気ナンだろうな…。

などと。

脱いだ履き物は揃えること、曲がったモノは真っ直ぐに正すこと。と意識してても、「ぱなし」な自分に括を入れる今日この頃。