切に願うのでした

3年前の地震で、飼い主さんを喪った子や。大切な子を亡くされた方。お家の事情で一緒に暮らすことを、泣く泣く諦めた方、沢山の悲しいサヨナラが今も解決しないことが切なくあります。

今、災害が自分達の身に降りかかることを想像して、出来るだけの準備をしているけれど…。本当の一大事に、果たしてどれだけのことが出来るのかしら？と不安になることもしばしば。

だからこそ、日頃からの迷子札やクレートトレーニング、ワンコのエリアに落ちてくるものは置かないとか、夜寝るときは、自分の手の届くところにクレートを置いて寝てみたり。なんてことをしながら。

家守中に地震がきたら、すぐにハウスに逃げるんだよ。絶対にお迎えにくるからね。と、嬉々を抱いて耳元でお話したりしています。

災害時にペットかよって方もいて当然…けども、わたしたちにとっては大切な家族ですからね。人間より優先度が確実に低いからこそ、出来ることをしておくことでリスクを回避できたらよいなって思います。

わたし、車には少しのキャンピング用品と、嬉々のためにいざって時のお水を積んでいるのですが。自宅にも、多目にお水とフード、トイレシートは常備しておこうと、改めて思ったのでした。



こんなに可愛らしい手を離すことは出来ないですからね…。被災されたワンオーナーさんのお気持ちを、お察しすますなんて…。わたしはそんな大層なこと言えないのでね、少しでも教訓にさせて頂いて、泣いてるワンコが少しでも早く、ぎゅって抱きしめてもらえる時がきたら良いですね。

追記

今日、職場でね。黙祷の放送が掛かったの。確かに、接客してたり電話対応してたり物理的に無理な人もいるわけだけどさ。明らかに、ただただおしゃべりしてるだけの人もいて。

わたしね、黙祷するしないは自由だと思うし、しない人だってきっと想ってる人は沢山いると思うのね。只さ、1分、東北の被災地に想いを馳せるってことが、とっても大切なことなんじゃないのかしら？

東京は昨日、東京大空襲の日でやっぱり黙祷の時間があったのね。わたしは生まれてないけども、歴史ではなく…過去に悲しい出来事があったってことを心に留め置いて、今をどう生きるかってことを考えることは必要よね。

生きていること、今、大切な子が側にいて健やかな寝息をたてていることは奇跡なのだと、そんなことを感じた日でした。

復興、復興って言葉だけが独り歩きしていて、実際にどれだけの方々が実感できているのか、具体的なことが今一つ伝わってこないから、自分に出来ることを小さく小さく続けていけたら良いですね！