嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

最近、気付いたコト。

2007-08-28 | megummy's
新たなバイトを始めて2週間目。

わたし、ず~っと他者と関わるお仕事を続けてきたから。
そんなお仕事をするためには、素のままの自分じゃいけないトカって
思ってたのね。あるいは、客観的な第三者としての冷静な眼で観なきゃ
いけないとかさぁ…。

それっていうのも、福祉にありがちの、「こ~しなきゃいけない」
「こ~でなきゃあらぬ」って純粋培養だったのかなぁと思うわけ。

「冷めた頭と熱い心」なんてよっく言うけれど。
私も人間だし、本来は「冷めた頭」なんて持つこと自体が不可能じゃん。
でも、「そ~あるべき」って教えられてきたから、そ~じゃない自分に
足りなさを感じてたり。でも、その足りなさって、自分が努力しなきゃ
いけない部分なんだと思ってて。

私、随分と適当な人間だと自覚しているからこそ、自分に関わること
以外はきっちりやって丁度良いくらいなんだと思ってたのね。

そんな「思ってた」事が、今になって振り返ってみると。
自分を、すっごく生き辛くさせてたんだなぁ~と思えるわけですよ。

なんていうのかなぁ…。
いつの間にか、自分の行為には「責任」ってものが付きまとうように
なってさ。20代後半くらいから、常識やら責任やらって自分に足りない
ものを求められるようになったからこそ、このままじゃいかん!って
思ったりしたわけだけれど。

気付いてみたら、それは、ただの「良い人を演じてる」だけであって。
その良い人ってのが、自分の評価だと思い込んでたりね。
だからこそ、評価が下がるから無責任なことしちゃいけない自分を意識
してたり。これって、すごく無理してるわけなんだけど、当然、自分は
気付かないわけ。

で、いつの間にか評価が下がることを気にして、人の眼ばっかり気にして
みたりで。「出来ない」って言えないから「やるしかない」の繰り返しは、
そりゃ~辛いわなぁ…。でも、そのやるしかないはポジティブなものだと
思い込ませてたわけね…。

表面的なもののみへの拘りって、周りが全然見えなくなるんだなぁ~と、
最近、多分、数年ぶりに思いました。
っていうのも、自分の頑張りが逆に人を息苦しくさせてみたりね。
変な評価に踊らされてる、その評価ってのは勝手に自分が作りだした
線引きだったりさぁ。だから尚更、自己評価が下がっていくわけ(笑)

なんだか、面白くない人生だなぁ~って思いつつ。
昔は、もっと自由だったのになぁ~とかね。

でも、その自由さ加減をコントロールしてるのも自分なんだよね。

自分で自分を縛っていたものが、プチプチと切れていく感じが心地良い
この頃。って、まだまだなんだけど、そんな変化をちゃんと感じたいと
思う次第です。

何にも変わりはしないって、変わることを恐れてる自分もいたわけね。
それって、創りあげてきたと思い込んでたモノを守ろうとしてただけで、
そんなモノだって常に変化してくんだよね。

ナンだか、自分だけが取り残されていく感やら、こんなに頑張ってるのに
認められないって不満やら、そんなのって変化していくことを認めなかった
自分自身の心のスタンスに、そもそもの問題があったんだなぁ~って
そんな風に気持ちが変化しています。