行雲流水の如くに

日本は実は農薬使用大国なのだ。

日本の農産物や食品は安全だという神話がまかり通っている。

農薬の使用量で単純に決められないが、1ヘクタール当たりの使用量の多いのは中国。

そして第2位が日本なのだ。

アメリカは多いように思えるが日本の四分の一だ。

ヨーロッパはもっと少ない。

 

日本はアジア特有の高温多湿のモンスーン気候で、病虫害や雑草が多いというのを割り引いて考える必要がある。

しかしそれにしても効率優先、それと見た目にこだわる潔癖さがネックになっていないか

最近スーパーなどで「訳あり商品」と称して売られている規格外のものがあるが、いい試みだ。

無農薬は無理にしても「減農薬」に真剣に取り組むべきだろう。

 

農水省で検討しているようだが、食料輸入がストップした時の対処方法として、「数年間はイモで凌げる」というシナリオを提示したという。

こういうのを「噴飯もの」というのだろう。

(ばかばかしくて食べかけのご飯を急に吹きだすこと)

農作業もイモやカボチャばかりを食べた経験もないからこんな絵空事をかける。

 

毎年の防衛費を5兆円増やして「敵基地攻撃能力」を高めても国民の命や暮らしは守れない。

農業が崩壊しないようにもっと知恵とおカネを使うべきだろう。


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コメント一覧

megii123
楕円と円さん、こんにちは。
おそらく変換のミスかと思い、訂正のような文意だと思いました。
「見た目」より「中身」で勝負する時代になったと思います。
そのほうが地球にやさしいですね。
dsnchar1
行雲さん>「上げなければ上げなければ」は「消費者が声を上げなければ」でした。失礼しました。
近くの生協では〝ぶこつ野菜〟コーナーが出来て、利用しています。不揃いパック、規格外です。
昔、ドイツで野菜の「量り売り」を見ましたが、馬鈴薯などはピッタリの野菜だと思います。
megii123
楕円と円さん、お早うございます。
消費者がうるさいのかスーパーなどの販売側が要求しているのか定かではありませんが、御指摘の「規格が厳しすぎる」はその通りだと思います。

過剰包装も気になります。
レジ袋廃止などのキャンペーンをやる前に、この問題を片付けるべきだと思いますね。
dsnchar1
行雲流水さん>農家に収獲で出掛けると、野菜の規格が厳しすぎると感じます。
流通効率化のために、ダンボール箱に収まるように考えられているだけでこのための労力、ダンボールの消費は考慮されていませんね。
上げなければ上げなければダメですから、スーパーの試みは重要ですね。
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