行雲流水の如くに

混迷する日韓問題ーーお互い振り上げた拳を降ろす度量が試される

泥沼にはまり込んだ日韓の間に変化の兆しが見えてきた。

日韓仲裁に米国が自制案を出してきた。
米国は安倍政権に対し、安全保障上の問題がないとして輸出手続きを簡略化する「ホワイト国」リストから韓国を外す閣議決定をしないよう求めたという。
一方韓国に対しても、元徴用工訴訟で大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた判決について、原告が差し押さえた日本企業の資産の現金化を思いとどまるよう要請した。

日本が韓国に輸出した半導体材料が、北朝鮮やイランに流れているのではないかという情報を米国から得て、日本政府は強気になっている、という説も流れている。
要するに日本は確たる証拠も得ぬまま米国の言いなりで暴走を始めたので、逆に米国がブレキーをかけ始めたようだ。
安倍政権は、なにやら高齢者ドライバーの運転のようだ。

米国の狙いは仲裁役を買って出て,日韓双方から駐留経費の負担増を狙う腹のようだ。それぞれに現状の5倍増を要求しているという。
安倍晋三がトランプにいくら説明しても1度頭にこびりついた考えはなかなか消えないようだ。とにかく「日米の安保体制は不公平」の一点張りだ。
いつまでもポチ役に甘んじず日本独自の防衛体制をじっくり考えるべきだろう。

アメリカを含めた欧米から日本と韓国を見た場合、民族的にあまり大きな差異を感じていないだろう。
民族間の血縁関係を理解するためには、Y染色体やX染色体でもなく、遺伝情報のほとんどを管理する常染色体の解析が必須だという。
脳科学の研究者中田力教授によれば、
「日本人の染色体が、中国人、台湾人などのそれとは明らかな違いを示す一方で、韓国人の染色体とは、確率論的に有意の差がみられない」
外部から見れば、どちらが兄か弟か議論が分かれるが、兄弟喧嘩にしか見えないのだろう。

仲裁役が間に入った段階で、双方がお互いに折れ合うというのが喧嘩を円満にまとめるコツだ。
一度頭に上った血を冷やすべきだろう。
「令和元年」ー初春の令月にして、気よく風やわらぎ、梅は鏡前の粉をひらき、蘭ははいごの香を薫らす」
得々とこの令和の意味を説明したのは誰だったろうか?





ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事