櫻井さんは私とほぼ同年代だから戦争の悲惨さは実体験として持っているだろう。
しかし安倍政権と親密な関係を持ったせいなのか、戦争を煽る発言が目に余る。
今回も次のような発言をしてネットで大炎上だ。
「あなたは祖国のために戦えますか」多くの若者がNOを答えるのが日本です。安全保障を教えてこなかったからです。
ネットで若者らが反論するが、そのほうに分がある。
櫻井よしこ、お前が率先していけ。人の命を軽んじるな!!
かっては次のような発言もしていた。
戦争を大前提にして準備しなければ取り返しのつかない事態に陥る。
日本の魚を食べて中国に勝とう
このような発言をする人が保守論壇の大御所と言われているようだが、何とも底の浅い大御所だ。
櫻井よしこや麻生太郎の発言を聞いていると、
「満州は日本の生命線」と称して無謀にも突っ込んでいった戦前の不条理と同じだ。
軍事ジャーナリストの田岡俊次氏によれば、
「安全保障の要諦は出来るだけ敵を作らない、減らすことである」
「敵対しそうな国は懐柔に努め、中立的な国はなるべく好意的中立に、味方はしっかり引き付けるのが基本だ」