このところゴールデンウイークを利用して海外に出かける大臣が多すぎる。
19名中14名だ。
はっきりした公務(世界的な会議など)の場合は当然必要だが、どう考えてもおかしいという大臣もいる。
その筆頭が江藤農水大臣か。
「コメ 16週連続値上がり」と朝日新聞は第一面の扱いだ。
そのさなかにインドネシアへ牛乳や乳製品の輸出拡大のため訪問。
そんな暇があったら国内に残って、コメの流通経路の問題点を洗い出して対策を考えるべきだ。
農水省ははっきり言ってJAとべったりで、国民生活のほうを見ていない。
それを糺せるのは政治家の仕事。しかし政治家がこれではどうしようもない。
さらには「コメ不足」をいいことにアメリカからの輸入米を増やしたらどうか、などということを言い始めた政治家もいる。
「コメ不足」の真の原因は、自民党農政による「減反政策」だ。
米をなるべく作らないようにして価格を維持していたわけだが、完全に破綻した。
北海道はコメの大産地だしホクレンが強いのでスーパーの棚にはコメが十分並んでいる。
(ホクレンは北海道を拠点にする農協の連合会)
しかしテレビなどによると本州の一部中小のスパーにはコメが十分行きわたっていないらしい。
今年度は作付け面積を増やしているが本当にこの秋は大丈夫なのか?
NHK番組のチコちゃんじゃないが「タラタラやってんじゃないよ!」と言いたくなる。