さてさて、Registered agent って何ぞや、というお話でしたよね~。
森本も実は、そんなに分っていないけど・・・
でも頑張って説明してみますね。
Registered agent は、日本では、「訴状受取代理人」なんて訳されているところもあります。
アメリカのほとんどの州では、登記された会社などに(business entity)にReigistered Agent を置くことを課しています。
Registered Agentを置く目的は、
physical address(事実上の住所、POBでは駄目)を提供し、
平日の営業時間に法律行為や訴訟行為を行うことができる状態を提供すること、とされています。
法律行為や訴訟行為を行うことができる状態、というのは、先の訳語どおり、訴状や政府、税務署からの通知なんかを受け取ることができるようにしてあげることで、
それを受け取らなかったことにより会社が不意に不利な状態に陥らないようにしてあげること、と一般的には理解されているようです。
また、これらの書類をきちんと保存し、会社がその失念によって過料や罰金どを払うことにならないようするのも大事な仕事です。
Registered Agent は、その会社の人間でも良いし、会社とは関係のない人(third-party)になってもらっても構いません。
多くの会社は、法律事務所などに頼んで、Registered Agentになってもらうようです。
先に述べたリスクなどを回避するために、プロに頼むということですね。
そうすることによって、会社は本業のビジネスに専念することができます。
以上のようなことが、Registered Agent の主なお仕事です。
では、Registered Agent って、宣誓供述書を作成しちゃったりできるんでしょうか~?
ということで、また次回。