O県地方法務局に相談したら・・・(南アフリカ相続、すみません、愚痴です・・・)

2012-08-20 16:38:48 | 不動産登記法

皆様、お久しぶりです、気づけば1ヶ月近くブログを更新しなかった森本です

「コツを教えます♪」などと言っておきながら、何と言う放置・・・

楽しみにしていらっしゃった方(もしもいらっしゃったならば)、本当に申し訳ありません

ですが、前回の続きの前に、ちょっと愚痴(?)らせて下さい~。

(だって、新保先生も愚痴っているんだもの~、森本も愚痴りたい!!)

実は、当事務所、数ヶ月前から、「南アフリカ人が被相続人」という案件を受託しております。

み、南アフリカ~??やったことないよー、ということで、こういうときは、とにもかくにも、まず準拠法を調べます。

それで、準拠法の条文自体は見つからなかったのですが、南アフリカの相続法を解説したテキスト(英文)をネット上で見つけまして、

「うん、今回のケースの相続人は特定できた」

という感じになったのです。

ところが、やはり、法務局に相談すると、「準拠法がなければ・・・」とぐにゅぐにゅおっしゃる。

(そりゃそうか・・・でも、かなり探したのですが、なかなか条文そのものが見つからなかったのです・・・)

南アフリカ政府が開設している相続について説明している公式HP(英文)をお送りして、

「ほら、ここに相続人は誰々、って書いてありますよね、それに政府の公式HPですよね」

と申し上げても、本当に南アフリカの公式HPか分からない、英語だから分からない、これは本省案件だ、とぐちぐち・・・

本省に上げられたら、どれだけ時間がかかるか分からない、と思い、

もう一度、八方手を尽くし、どうにか南アフリカの、遺言なしの相続を規定する"Intestate Succession Act 81 of 1987"及びその関連条文を入手(!!!!)したのが7月21日、

これをふうふう翻訳して、法務局にFaxしたのが7月24日、

それから2週間経過しても何の音沙汰もなく(分かったとも分からないとも、これでは足りないとも何ともなし)

とうとう"法務省"に、「どういうことでしょうか」とお電話したのが8月6日、

(もと市役所職員だけあって、公務員がどこから言われるのが一番嫌か、心得ている

法務局から折り返しお電話を頂き、再度検討して、連絡をする、と言われたのが8月8日、

その後、一切ご連絡がありません!

どういうことでしょうか???

準拠法があるのに、それでもまだ手に負えない、ってどういうことでしょうか???

本省に上げてもらいたくないから(やましいことはない、単に時間がないから、と言う問題)

頑張って準拠法も手に入れたし、もし送った書類が足りないから用意するよう手配するから、事前に言って欲しい、とお願いしたにも係らず

(検討後、やっぱり必要だ、と言われたら、倍時間がかかるから、先に言って欲しい、とお願いしました)

何週間もなしのつぶてって・・・・他人の時間(森本事務所の時間ではありません、相続人の方々の時間)をナンだと思っていらっしゃるのでしょうか???

森本が理解できる準拠法が理解できないってことでしょうか??

O県のO法務局さん、どう考えていらっしゃるんでしょうか、お返事全くないって、ひどくありませんか?

・・・・皆様、最後までおつきあい頂いて、ありがとうございました。。。。