NHKでは、着物や浴衣を直線裁ちで作る簡単服を、当時の「暮らしの手帖」を参考に作って紹介していましたよね。偶然に手に入れた昭和28年の19号には「自分で作れる帽子」として、西塚庫男さんがフェルト帽体で写真入りで作り方の説明をしているのでご紹介いたしましょう。西塚さんはサロンドシャポの設立者であります。
1. 材料となるフェルト帽体。「服飾品店、手芸品店、帽子屋で売っています」と記事には書いてあるけれど今ではどうでしょう?
2. やかんの湯気を帽体を被せるようにして10分から12分くらいあてて、まんべんなく蒸す。
3. やはり湯気に当てながら、片手でツバ、もう一方の頂もつかんで全体を十分に引き伸ばしてから頂(トップ)をギュウッと力一杯に絞る。
4. 頭のサイズに合うもの、例えば壺か、かめややかんを用意して、この帽体をかぶせて、紐をかけて形を作る。
5. 余裕を持ってフチをハサミできったら、フチを5ミリほど外側に折って、タテマツリをしてゆく。
6. 帽子のノビを防ぎ、また滑り止めの役目のために内側にサイズリボンをつけて出来上がり!
*説明はオリジナルよりも簡単にアレンジしてあります*
同じく19号の「続服飾の讀本」では”HAT-帽子をかぶる前にハサミを持ちたまえ”という見出しで、「帽子に付いている鳥の羽や、ベールや、花や、ぺんぺん草みたいな飾りや、そんなものを全部ちょん切りなさい。それだけのことであなたは美しくなるに決まっている。」と花森安治さんが書いている。でも飾りにボタンを付けるのはOKでしょう?
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