私ほどの年代でも小学生の頃にはセルロイドをいう言葉が日常にあったように思う。筆箱とかお裁縫箱やお人形さんなど。今の人にはピンポン玉と言ったらわかりやすいでしょうか。プラスチックとは違う柔らかい手触り、光沢。いいでしょう?
19世紀にはいろいろな新らしい物が発明されたけれど、セルロイドは歴史上初の人工樹脂。時代の最先端のもので、1856年にセルロイドという商品名になったらしい。やがて映画のフィルム、ビリヤードの玉、ボタン、お人形、象牙に似せた額縁やアクセサリーなどに使われるようになっていったのね。。発色が綺麗なので、アクセサリーやポタンに最適だったのでしょうね。左はアールデコの時代のハットピン、右はビクトリア時代のブローチ。
ピンポン玉のように薄くして加工することができるので、繊細なデザインのボタンも作れる。ところがセルロイドは良いことばかりでなく、燃えやすいとか耐久性が悪いとか、さらにはもっと安価なプラスチックが出てきたなんていうことで戦後間もなく製造されなくなってしまったようだ。ピンポン玉は最近まで使われていたけれどプラスチックに取って代わったようで、今セルロイドで作られている物はギターのピックだけということになっている。
*OMAKE*
*1930年代日本製セルロイドののらくろ人形とフレブルのタラ*
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