横浜そごう6階のそごう美術館で今月13日まで「アンティーク・レース展」を開催中。イタリアでレースが誕生した16世紀から最盛期の18世紀までの170点を見ることができる。で、勇んで出かけたのだけど、メガネを持っていくのを忘れてしまったのでぼんやりとしか見れなかったのがクヤシイ。でも解説文は大きく出ていたのでしっかり見てきましたよ。
絵画を見ながら復習してみるとよくわかる。やっぱりルネッサンスも16世紀後期になるまではほとんどレースは見られないみたい。この絵は1586年のギリシャ生まれのエル・グレコ。男性は襟元を隠すのがエチケットだったらしい。
ヴァン・ダイクの1635年の作品。美術史的にはバロック時代なんて呼ばれている。豪華絢爛の時代。王侯貴族は1センチ平方のレースを作るのに一時間かかると言われるレースを子供の衣装にも使うのだ。
時代はロココ時代に変わってマリーアントワネットがファッションリーダーだった頃。男性もレースのタイで胸元を飾り、女性は全身レースの豪華版。ところがフランス革命を前後してレースは下火になってしまうのね。ベルギーに移り住むレースの職人さんが多かったらしい。それはまずいと、レースを使うことを奨励したのがナポレオンだったとは!
その後ビクトリア時代になってまたレースは小規模ながらも人気を取り戻したようだ。この絵はマネの1881年の作品。
今回のそごう美術館では服飾のレースだけでなく枕カバーや、馬車の窓のカーテンなど、王侯貴族の生活を垣間見ることができた。アンティークファンにはおすすめ!!
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